2019年01月28日
出題予測問題<応用栄養学>思春期女子
昨日の問題の解説です。
(2)五体由来のIgGは、生後6か月頃消失する。
(3)大泉門は、生後3か月頃に閉鎖する。
(4)不感蒸泄量は、成人に比べ少ない。
(5)アミラーゼの活性は在胎40週頃には成熟している。
【解説】正答(2)
(1)誤り。新生児では、ふるえによる熱産生はなく、
主に褐色脂肪組織の分解による熱産生が行われている。
(2)正しい。なお、生後3か月頃は、母体由来のIgGが減少し、乳児が産生するIgGも少ないため、
最も少ない時期となる。
(3)誤り。大泉門は、生後1年半頃までに閉鎖する。
(4)誤り。不感蒸泄は、成人に比べ多い。
普通生活の不感蒸泄は、乳児50mL/s/日、幼児40mL/s/日、成人15mL/s/日である。
(5)誤り。アミラーゼの活性は生後2〜3か月から増加し始め、2〜3歳で成人と同じレベルになる。
(2)離乳開始から1か月を過ぎた頃、離乳食は1日2回にする。
(3)生後7〜8か月頃からは、下でつぶせる固さのものを与える。
(4)フォローアップミルクは、生後9か月から3歳頃まで使用してもよい。
(5)生後12〜18か月頃では、卵の1回当たりの目安量は全卵1個である。
【解説】正答(5)
(1)正しい。離乳の開始は、首がしっかり据わる、支えがあれば座れる、食物に興味を示す、
スプーンを口にいれても下で押し出すことが少なくなるなどが認められる頃が適当である。
(2)正しい。離乳開始後ほぼ1か月は、離乳食を1日1回とし、離乳を開始してから1か月を過ぎた頃、
離乳食は1日2回にする。
(3)正しい。舌でつぶせる固さとは、指でつまむと楽につぶせる豆腐くらいの固さが目安となる。
(4)正しい。フォローアップミルクは、たんぱく質や鉄、カルシウムなど離乳食で不足する栄養素を
補う目的として成分を調整し製造した粉乳で、母乳や育児用ミルクの代替品ではない。
牛乳代替品として生後9か月から3歳頃まで使用してもよい。
(5)誤り。生後12〜18か月頃では、卵の1回当たりの目安量は全卵1/2〜2/3個である。
(2)新生児の生理的黄疸は、生後2〜3日で自然に消失していく。
(3)心拍数は、年齢とともに増加していく。
(4)母乳栄養児の腸では、ビフィズス菌が優位である。
(5)乳歯は、生後3〜4か月頃に生え始める。
【解説】正答(4)
(1)誤り。新生児は出生後、一時的に体重が出生時より5〜10%減少するが、7〜10日で回復する。
(2)誤り。新生児の生理的黄疸は、生後2〜3日で出現し、7〜10日で自然に消失していく。
(3)誤り。心拍数は、年齢とともに減少する。
新生児の心拍数は120〜140回/分、乳幼児は100〜120回/分、成人は60〜80回/分である。
(4)正しい。なお、人口栄養児では大腸菌や腸球菌が優位である。
(5)誤り。乳歯は、生後6〜8か月頃に生え始め、2歳6か月〜3歳6か月頃に生え揃う。
(2)生後7〜8か月頃から、ごく薄味であれば味付けをしてもよい。
(3)生後9〜11か月頃では、歯茎で噛める硬さを調理形態の目安とする。
(4)生後12〜18か月頃では、全粥90〜軟飯80gを穀類の目安とする。
(5)離乳の完了とは、母乳や育児用ミルクを使用しないことを意味する。
【解説】正答(2)
(1)誤り。上唇にこすりつける方法や口の中に流し入れる方法は、
乳児が自分で口の中に離乳食を取り込む練習にならない。
生後5〜6か月では、スプーンを水平に下唇におき、上唇がおりてきて、
離乳食を取り込もうとしたらスプーンをゆっくり引き抜く方法で与える。
(2)正しい。生後7〜8か月では、いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく。
(3)誤り。生後9〜11か月頃では、歯茎でつぶせる固さを調理形態の目安とする。
歯茎で噛める固さを調理形態の目安とするのは、生後12〜18か月頃である。
(4)誤り。生後12〜18か月では、軟飯90g〜ご飯80gを穀類の目安とする。
全粥90g〜軟飯80gを穀類の目安量とするのは、生後9〜11か月頃である。
(5)誤り。離乳の完了とは、形のある食物をかみつぶすことができるようになり、
エネルギーや栄養素の大部分が乳汁以外の食物から摂れるようになった状態をいう。
目安時期は、生後12〜18か月頃である。
今日は、「思春期女子」の問題です。
思春期女子に関する出題としては「神経性食欲不振症」に関するものが多いので、学習しておいてください。
(2)エストロゲンの分泌量は、初潮が起こる頃から徐々に増加し始める。
(3)カルシウム蓄積量は、思春期を通じて変わらない。
(4)無月経は、一時的なもので持続することはない。
(5)神経性やせ症(神経性食欲不振症)では、活動性は亢進する。
明日解説します。
Q1.乳児期の生理的特徴に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)新生児では、ふるえによる熱産生が行われている。(2)五体由来のIgGは、生後6か月頃消失する。
(3)大泉門は、生後3か月頃に閉鎖する。
(4)不感蒸泄量は、成人に比べ少ない。
(5)アミラーゼの活性は在胎40週頃には成熟している。
【解説】正答(2)
(1)誤り。新生児では、ふるえによる熱産生はなく、
主に褐色脂肪組織の分解による熱産生が行われている。
(2)正しい。なお、生後3か月頃は、母体由来のIgGが減少し、乳児が産生するIgGも少ないため、
最も少ない時期となる。
(3)誤り。大泉門は、生後1年半頃までに閉鎖する。
(4)誤り。不感蒸泄は、成人に比べ多い。
普通生活の不感蒸泄は、乳児50mL/s/日、幼児40mL/s/日、成人15mL/s/日である。
(5)誤り。アミラーゼの活性は生後2〜3か月から増加し始め、2〜3歳で成人と同じレベルになる。
Q2.離乳の進め方に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1)離乳の開始は、哺乳反射の減弱や消失が認められることが適当である。(2)離乳開始から1か月を過ぎた頃、離乳食は1日2回にする。
(3)生後7〜8か月頃からは、下でつぶせる固さのものを与える。
(4)フォローアップミルクは、生後9か月から3歳頃まで使用してもよい。
(5)生後12〜18か月頃では、卵の1回当たりの目安量は全卵1個である。
【解説】正答(5)
(1)正しい。離乳の開始は、首がしっかり据わる、支えがあれば座れる、食物に興味を示す、
スプーンを口にいれても下で押し出すことが少なくなるなどが認められる頃が適当である。
(2)正しい。離乳開始後ほぼ1か月は、離乳食を1日1回とし、離乳を開始してから1か月を過ぎた頃、
離乳食は1日2回にする。
(3)正しい。舌でつぶせる固さとは、指でつまむと楽につぶせる豆腐くらいの固さが目安となる。
(4)正しい。フォローアップミルクは、たんぱく質や鉄、カルシウムなど離乳食で不足する栄養素を
補う目的として成分を調整し製造した粉乳で、母乳や育児用ミルクの代替品ではない。
牛乳代替品として生後9か月から3歳頃まで使用してもよい。
(5)誤り。生後12〜18か月頃では、卵の1回当たりの目安量は全卵1/2〜2/3個である。
Q3.乳幼児の生理的特徴に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)新生児は出生後、一時的に体重は出生時より15〜20%減少する。(2)新生児の生理的黄疸は、生後2〜3日で自然に消失していく。
(3)心拍数は、年齢とともに増加していく。
(4)母乳栄養児の腸では、ビフィズス菌が優位である。
(5)乳歯は、生後3〜4か月頃に生え始める。
【解説】正答(4)
(1)誤り。新生児は出生後、一時的に体重が出生時より5〜10%減少するが、7〜10日で回復する。
(2)誤り。新生児の生理的黄疸は、生後2〜3日で出現し、7〜10日で自然に消失していく。
(3)誤り。心拍数は、年齢とともに減少する。
新生児の心拍数は120〜140回/分、乳幼児は100〜120回/分、成人は60〜80回/分である。
(4)正しい。なお、人口栄養児では大腸菌や腸球菌が優位である。
(5)誤り。乳歯は、生後6〜8か月頃に生え始め、2歳6か月〜3歳6か月頃に生え揃う。
Q4.妊離乳の進め方に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)生後5〜6か月頃では、スプーンを上唇にこすりつけ離乳食を与える。(2)生後7〜8か月頃から、ごく薄味であれば味付けをしてもよい。
(3)生後9〜11か月頃では、歯茎で噛める硬さを調理形態の目安とする。
(4)生後12〜18か月頃では、全粥90〜軟飯80gを穀類の目安とする。
(5)離乳の完了とは、母乳や育児用ミルクを使用しないことを意味する。
【解説】正答(2)
(1)誤り。上唇にこすりつける方法や口の中に流し入れる方法は、
乳児が自分で口の中に離乳食を取り込む練習にならない。
生後5〜6か月では、スプーンを水平に下唇におき、上唇がおりてきて、
離乳食を取り込もうとしたらスプーンをゆっくり引き抜く方法で与える。
(2)正しい。生後7〜8か月では、いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく。
(3)誤り。生後9〜11か月頃では、歯茎でつぶせる固さを調理形態の目安とする。
歯茎で噛める固さを調理形態の目安とするのは、生後12〜18か月頃である。
(4)誤り。生後12〜18か月では、軟飯90g〜ご飯80gを穀類の目安とする。
全粥90g〜軟飯80gを穀類の目安量とするのは、生後9〜11か月頃である。
(5)誤り。離乳の完了とは、形のある食物をかみつぶすことができるようになり、
エネルギーや栄養素の大部分が乳汁以外の食物から摂れるようになった状態をいう。
目安時期は、生後12〜18か月頃である。
今日は、「思春期女子」の問題です。
思春期女子に関する出題としては「神経性食欲不振症」に関するものが多いので、学習しておいてください。
Q1.思春期女子に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)貧血では、再生不良性貧血が多くみられる。(2)エストロゲンの分泌量は、初潮が起こる頃から徐々に増加し始める。
(3)カルシウム蓄積量は、思春期を通じて変わらない。
(4)無月経は、一時的なもので持続することはない。
(5)神経性やせ症(神経性食欲不振症)では、活動性は亢進する。
明日解説します。
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