2019年01月12日
出題予測問題<人体の構造と機能及び疾病の成り立ち>栄養障害
それでは、昨日の問題の解説をします。
(2)バセドウ病では、血清LDL-コレステロール値が上昇する。
(3)特発性副甲状腺機能低下症では、テタニーを起こす。
(4)原発性アルドステロン症は、アルドステロンの分泌低下により起こる。
(5)褐色細胞腫では、代謝が抑制される。
【解説】正答(3)
(1)誤り。尿崩症は、脳下垂体後葉からのバソプレシンの分泌低下あるいは
腎臓でのバソプレシンに対する反応性低下により起こる。
(2)誤り。バセドウ病は、甲状腺刺激ホルモン受容体に対する自己抗体により
甲状腺ホルモンの分泌が亢進する自己免疫疾患で、血清LDL-コレステロール値は低下する。
(3)正しい。特発性副甲状腺機能低下症は、副甲状腺ホルモンの分泌不全もしくは作用不全により
起こるため、血中カルシウム濃度が低下し、低カルシウム血症、高リン血症をきたす。
(4)誤り。原発性アルドステロン症は、副腎皮質からアルドステロンが過剰に分泌されて起こる。
高血圧、低カリウム血症、低レニン血症、代謝性アルカローシスなどをきたす。
(5)誤り。褐色細胞腫は、副腎髄質または傍第動脈交感神経節の腫瘍から、
カテコールアミンの産生か増加して起こるため、代謝が亢進する。
高血圧、高血糖、頭痛、発汗、動悸、悪心、めまいなどがみられる。
今日は、「栄養障害」について出題します。
毎年一問程度は出題されています。
(5)のように不足するものを問われることもあります。
欠乏症と過剰症についても抑えておいてください。
(2)PEWは、低栄養状態を引き起こす病態である。
(3)リフィーディング症候群では、高カリウム血症がみられる。
(4)悪液質は、筋肉量の減少の有無に関わらず、脂肪組織の減少を特徴とする。
(5)ビタミンB₂が欠乏すると、ペラグラを発症する。
明日解説します。
Q1.内分泌疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)尿崩症は、バソプレシンの分泌過剰により起こる。(2)バセドウ病では、血清LDL-コレステロール値が上昇する。
(3)特発性副甲状腺機能低下症では、テタニーを起こす。
(4)原発性アルドステロン症は、アルドステロンの分泌低下により起こる。
(5)褐色細胞腫では、代謝が抑制される。
【解説】正答(3)
(1)誤り。尿崩症は、脳下垂体後葉からのバソプレシンの分泌低下あるいは
腎臓でのバソプレシンに対する反応性低下により起こる。
(2)誤り。バセドウ病は、甲状腺刺激ホルモン受容体に対する自己抗体により
甲状腺ホルモンの分泌が亢進する自己免疫疾患で、血清LDL-コレステロール値は低下する。
(3)正しい。特発性副甲状腺機能低下症は、副甲状腺ホルモンの分泌不全もしくは作用不全により
起こるため、血中カルシウム濃度が低下し、低カルシウム血症、高リン血症をきたす。
(4)誤り。原発性アルドステロン症は、副腎皮質からアルドステロンが過剰に分泌されて起こる。
高血圧、低カリウム血症、低レニン血症、代謝性アルカローシスなどをきたす。
(5)誤り。褐色細胞腫は、副腎髄質または傍第動脈交感神経節の腫瘍から、
カテコールアミンの産生か増加して起こるため、代謝が亢進する。
高血圧、高血糖、頭痛、発汗、動悸、悪心、めまいなどがみられる。
今日は、「栄養障害」について出題します。
毎年一問程度は出題されています。
(5)のように不足するものを問われることもあります。
欠乏症と過剰症についても抑えておいてください。
Q1.栄養障害に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)クワシオルコルでは、体重減少が顕著である。(2)PEWは、低栄養状態を引き起こす病態である。
(3)リフィーディング症候群では、高カリウム血症がみられる。
(4)悪液質は、筋肉量の減少の有無に関わらず、脂肪組織の減少を特徴とする。
(5)ビタミンB₂が欠乏すると、ペラグラを発症する。
明日解説します。
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