2019年01月13日
出題予測問題<人体の構造と機能及び疾病の成り立ち>ホルモン
昨日の問題の解説をします。
(2)PEWは、低栄養状態を引き起こす病態である。
(3)リフィーディング症候群では、高カリウム血症がみられる。
(4)悪液質は、筋肉量の減少の有無に関わらず、脂肪組織の減少を特徴とする。
(5)ビタミンB₂が欠乏すると、ペラグラを発症する。
【解説】正答(2)
(1)誤り。クワシオルコルは、たんぱく質の欠乏が主体であり、体重減少は比較的軽度である。
体重減少が顕著にみられるのは、エネルギーの欠乏が主体であるマラスムスにおいてである。
(2)正しい。PEWとは、CKDに伴って、たんぱく質とエネルギー源すなわち脂肪や
グリコーゲンの貯蓄が減少し、低栄養状態を引き起こす病態である。
(3)誤り。リフィーディング症候群では、低リン血症、低マグネシウム血症、低カリウム血症がみられる。
※リフィーディング症候群とは、何かしっかり理解しておいてください。
低栄養に陥った患者に対して急速に高度な栄養補給を行った際に起こる重篤な代謝合併症のことで、
急速な栄養補給により、細胞内ATP産生回路が活性化し、血中の糖、リン、マグネシウム、
カリウムなどが細胞内に移行するため、これらの血中濃度は低下する。
(4)誤り。悪液質は、悪性腫瘍の末期などの基礎疾患に関連して生ずる複合的な代謝異常の症候群で、
脂肪組織の減少の有無に関わらず、筋肉量の減少を特徴とする。
(5)誤り。ビタミンB₁が欠乏すると、口角炎や口内炎などを発症する。
ペラグラは、ナイアシンの欠乏症である。
今日は、「ホルモン」の問題です。
ホルモンも毎年出題されています。
体のどの部分から出ているのか、どんな作用があるのかはしっかり理解しておいてください。
(2)カルシトニンー骨吸収促進
(3)心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)−レニンの放出促進
(4)オキシトシンー乳汁の産生
(5)副甲状腺ホルモン(PTH)−リンの排泄促進
明日解説します。
Q1.栄養障害に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)クワシオルコルでは、体重減少が顕著である。(2)PEWは、低栄養状態を引き起こす病態である。
(3)リフィーディング症候群では、高カリウム血症がみられる。
(4)悪液質は、筋肉量の減少の有無に関わらず、脂肪組織の減少を特徴とする。
(5)ビタミンB₂が欠乏すると、ペラグラを発症する。
【解説】正答(2)
(1)誤り。クワシオルコルは、たんぱく質の欠乏が主体であり、体重減少は比較的軽度である。
体重減少が顕著にみられるのは、エネルギーの欠乏が主体であるマラスムスにおいてである。
(2)正しい。PEWとは、CKDに伴って、たんぱく質とエネルギー源すなわち脂肪や
グリコーゲンの貯蓄が減少し、低栄養状態を引き起こす病態である。
(3)誤り。リフィーディング症候群では、低リン血症、低マグネシウム血症、低カリウム血症がみられる。
※リフィーディング症候群とは、何かしっかり理解しておいてください。
低栄養に陥った患者に対して急速に高度な栄養補給を行った際に起こる重篤な代謝合併症のことで、
急速な栄養補給により、細胞内ATP産生回路が活性化し、血中の糖、リン、マグネシウム、
カリウムなどが細胞内に移行するため、これらの血中濃度は低下する。
(4)誤り。悪液質は、悪性腫瘍の末期などの基礎疾患に関連して生ずる複合的な代謝異常の症候群で、
脂肪組織の減少の有無に関わらず、筋肉量の減少を特徴とする。
(5)誤り。ビタミンB₁が欠乏すると、口角炎や口内炎などを発症する。
ペラグラは、ナイアシンの欠乏症である。
今日は、「ホルモン」の問題です。
ホルモンも毎年出題されています。
体のどの部分から出ているのか、どんな作用があるのかはしっかり理解しておいてください。
Q1.ホルモンとその作用の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)コルチゾールー血糖降下(2)カルシトニンー骨吸収促進
(3)心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)−レニンの放出促進
(4)オキシトシンー乳汁の産生
(5)副甲状腺ホルモン(PTH)−リンの排泄促進
明日解説します。
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