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2017年05月13日

臨床栄養学

臨床栄養学は非常に得点がとりやすく、
また出題問題数も多いため勉強のやりがいもある科目です。
管理栄養士の資格を取得した後に病院での勤務を希望している方は、
全科目の中で一番実践的な内容の科目になると思います。
私も臨床栄養学が一番好きだったので、病院勤務に決めました。

・糖尿病
言うまでもなく絶対出ます。
糖尿病の治療の基本は食事療法、薬物療法、運動療法の三大柱ですが、
その中でも食事療法はベースとなるもので、現場でも管理栄養士による栄養指導が求められます。
糖尿病患者への管理栄養士の役割は非常に大きく、管理栄養士の腕を試されるところ。
糖尿病の栄養指導は管理栄養士にとって基本中の基本、エキスパートであることが求められます。

・腎臓病
腎臓病はまず病期を覚えましょう。
そして病期に合わせた食事療法を覚えましょう。
腎臓の機能が悪くなると一般的にエネルギー必要量が増え、タンパク質制限が厳しくなります。
水分、カリウム、リン制限も追加となります。
制限すべき量がしっかり定められていますから、その数字をしっかり覚えましょう。
数字は適宜改定されますから、必ず最新の数字をインプットしてください。

・肝臓病
これはとても複雑です。
ここでは説明しきれないので、また別途項目を設けますが、
非代償期と代償期の食事療法の違いを理解しておくこと。
キーワードは肝性脳症です。

・高血圧
高血圧の診断基準を覚えておくこと。
食事療法の基本は減塩なので、難しいことはありません。

・膵炎
急性と慢性では病態が大きく異なるので、しっかり復習しておきましょう。
急性膵炎の場合予後不良で死亡率も高い疾患です。
食事療法の基本は脂質制限と禁酒。
膵性糖尿病の病態もしっかり理解しておきましょう。

・術後
術後、消化の状態をみながら(嘔吐、下痢などの消化器症状)、
禁食(静脈栄養〜)から徐々に分粥、全粥、常食へと食形態をアップしていきます。
消化にやさしい刺激の少ない食事が基本です。

他にも色々な病態がありますが、今日は基本的な疾患のみお話ししてみました。
また詳細をお話ししていきますね。

臨床栄養学をしっかり学びたいのであれば、この一冊。
「足立香代子の実践栄養管理パーフェクトマスター」
あの有名な足立香代子先生の有名な一冊。
病院管理栄養士はこの本持っている人多いですね。
勿論私も持っています。
足立先生のセミナーに月一回、一年間通った経験があるのですが、
その際もこの本をメインに一年かけて勉強しました。
病院管理栄養士であれば知っておきたい基本がぎっしりと詰まった一冊なので、
持っておいて損はありません!

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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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