赤龍のつぶやき（音楽・TVドラマ館）

2007(平成19)年 フジテレビ系列
月曜午後９時(月９)から放送。
出演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、真矢みき、
渡辺いっけい、品川祐、林剛史、葵など。
ゲスト:唐沢寿明、広末涼子、香取慎吾、堀北真希、
深田恭子、釈由美子、久米宏、小林すすむ、
石井正則、蛭子能収、甲本雅裕、水野美紀、
利重剛、手塚理美、新井浩文、塚地武雅、
本上まなみ、升毅、不破万作、坂本真、
ムロツヨシ、蒼井そら、弓削智久、大島蓉子、
戸次重幸、でんでん、田口主将など。
原作は東野圭吾。
主題歌はKOH＋の「KISSして」。

「新人刑事の内海薫（柴咲コウ）は、
心霊現象としか思えない不可解な事件に
遭遇、警視庁に栄転した前任者・草薙俊平
（北村一輝）から、帝都大学准教授の
湯川学（福山雅治）を紹介される。
湯川は将来を嘱望されている
天才的物理学者だが、研究以外には
いっさい関心をもたない「変人」だった。
内海は無神経な湯川の言動に神経を
逆なでされつつも、ともに事件の真相を
探ってゆくことになる。湯川と内海の
キャラクターが印象的で、事件の発生から
謎が深まり、真実を解明するまでの
毎回のパターンにも独特の雰囲気があり、
高視聴率を獲得した。しかし事件の描写は、
やはり超常現象とみまごう事件を
題材にした『TRICK』シリーズなどと
比べると、底が浅く不徹底だった。
犯人が「超常現象」にみせかけることを
明瞭に意図していなかった回もいくつか
目についた。なかには、目撃者の思いこみ
だけで実際には科学的な現象が起きて
いなかったというエピソードまでもあった。
犯行のトリックにもかなり幼稚なものが
多く、魅力的な外観に中身が伴わなかった
感は否めない。

ファーストシリーズの福山、柴咲そして北村と
みんな大好きで、原作もお気に入りだったので
見ないわけにはいかない作品。
このコンビが最高によかったし
脇役陣とゲストも完璧だった。
柴咲コウがいいのよねぇ♪




https://youtu.be/nNy5a3HVtS4

2007(平成19)年
NHK系列 土曜午後９時 土曜ドラマで放送。

出演:大森南朋、栗山千明、柴田恭兵、
中尾彬、松田龍平、嶋田久作、志賀廣太郎、
宇崎竜童、冨士眞奈美、菅原文太、
田中泯、大杉漣、佐戸井けん太、渡辺哲、
中原丈雄、神山繁、永島暎子、三谷昇、
岡本信人、光石研、松重豊、浅利陽介など。
原作は真山仁。

「外資系ファンドによる日本企業買収劇。
バブル崩壊後、長い闇に包まれていた日本。
そこへニューヨークから風穴を開けに
やってきた男がいた。人は彼のことを
「ハゲタカ」と呼ぶ。巨額の金が動く
男の戦いと人間ドラマが今、始まろうと
している。バブル崩壊後の90年代後半、
瀕死の日本に一羽のハゲタカが舞い降りた。
外資系ファンドの代表として５年ぶりに
帰国した鷲津政彦（大森南朋）だ。
彼は投資家などから集めた豊富な資金で、
経営の悪化した企業を情け容赦なく
買収していく。一方、そのハゲタカに
立ち向かう男がいた。元・三葉銀行の
エリート行員で、今はプロの企業再生家
である柴野健夫（柴田恭兵）だ。
かつては三葉銀行で先輩・後輩の
関係だった２人の男が火花を散らす。
続編が劇場版としても公開された。


柴田恭兵が出るので、久しぶりにNHKドラマを見た。
大森南朋、松田龍平と栗山千明を
ちゃんと見たのはこの時で、その後の活躍は
現在も続いている。
亡くなってしまったバイプレイヤー
志賀廣太郎がいい味を出している。
大御所の菅原文太や田中泯
バイプレイヤー大杉漣、光石研、松重豊など、
たくさんの名優が出演しているのも
興味深い。



https://youtu.be/2tzXH-5Id-c

2001(平成13)年
フジテレビ系 月曜午後９時(月９)から放送。
出演:木村拓哉、松たか子、大塚寧々、阿部寛、
角野卓造、児玉清、小日向文世、八嶋智人、
勝村政信、桜井幸子、りょう、三浦友和、
清水章吾、酒井敏也、野仲功、正名僕蔵、
田中要次、富沢たかし、小手伸也、矢沢亮介、
阪井あかね、森口瑤子、宮迫博之、寺田農、
羽田美智子、高橋一生、神山繁、宇梶剛士、
梶原善、光石研、升毅、金田明夫、
石丸謙二郎、飯島直子、田山涼成、
宇多田ヒカル（友情出演）、高橋克実、
相島一之、阿南健治、梅沢富美男、白井晃、
篠井英介、小木茂光、戸田恵子、中丸新将、
浅野和之、中越典子、まいど豊、高島彩、
磯山さやか、ト字たかお、佐藤隆太、
浜幸一朗、小林勝也、遠山俊也など。

高校中退、大検を経て司法試験にパスし
青森地検を経て東京地検にやって来た
若手検事と、女性の担当事務官が社会の
不正に真っ正面から体当たりしていく姿を
軸にふたりの恋の進展を描く。
ダークスーツが当たり前の法曹界で、
ラフなジーンズにダウンパーカ姿。
「腹筋マシン」「高枝切りバサミ」などの
通販グッズオタクという型破りの主人公が、
独特の視点、洞察力で事件の真相を
解き明かしていく。

キムタク 月９ 大ヒット
スペシャル、劇場版、シリーズ化
再び劇場版と大人気。
ファーストシリーズは阿部寛や児玉清が
出ていたこともありやはり一番面白かった。




https://youtu.be/eiq5KrMETkI

2005(平成17)年
TBS系列 単発SPドラマとして放送。
その後金曜 午後10時から金曜ドラマで
連続ドラマとして放送。

出演:長瀬智也、岡田准一、伊東美咲、西田敏行、
塚本高史、蒼井優、笑福亭鶴瓶、阿部サダヲ、
銀粉蝶、猫背椿、春風亭昇太、尾美としのり、
荒川良々、半海一晃、桐谷健太、宅間孝行、
星野源、深水元基、浅利陽介、松本じゅん、
江本花琳、椎名明音、河本準一（次長課長）など。
ゲスト:広岡由里子、松本まりか、高田文夫、
大森南朋、森下愛子、古田新太、清水ミチコ、
薬師丸ひろ子、小日向文世、北村一輝、
高岡蒼佑、橋本じゅん、菅原大吉、
洞口信也（CKB)、廣石恵一（CKB）、
金剛地武志、YOU THE ROCK★、
小林麻耶（TBSアナウンサー）、緋田康人、
ヒロシ、小手伸也など。
脚本は宮藤官九郎。

「少年時代のある事件から笑いを失って
しまったヤクザの山崎虎児（長瀬智也）は
落語家・林屋亭どん兵衛（谷中正吉・西田敏行）の
借金の取立てを機に笑いに目覚め、弟子入りを志願。
虎児はどん兵衛の息子で、裏原宿で
デザイナーズショップを開いている
谷中竜二（岡田准一）に出会う。
そして二人は、何人もの男を手玉に取る
謎の女・メグミ（伊東美咲）の行方を
追ううちに面倒臭いトラブルに
巻き込まれていく（ここまでが２時間
スペシャルのストーリー）。

一向に話を覚えられない虎児は、結局、
どん兵衛の借金を取り立て終わるまでは
堅気になれないと組長（笑福亭鶴瓶）
に言われ、現在、昼は噺家、夜はヤクザの
生活を送っている。そして、竜二の店
「ドラゴンソーダ」の商品は相変わらず
全く売れず、いよいよ経営が
立ち行かなくなってきた。一方、虎児の
舎弟の銀次郎（塚本高史）は、東京に
戻ってきてはとバスのガイドをしている
メグミ（伊東美咲）に夢中。そして、
ドラゴンソーダのアルバイト・リサ
（蒼井優）が給料を払えない竜二に
逆ギレし、店を飛び出してしまう。


古典落語を翻案してドラマの骨格を
作るという発想。現代劇と時代劇を
縦横無尽に行き来する手法。虎児と竜二の
青年２人の成長物語を軸としながら
描かれる、家族、友情、師匠と弟子の
人間ドラマの温かさ。卓抜なキャスティング
と出演者の演技。どれをとっても見事
というほかはありません。近年連続ドラマの
低迷が言われるなかで、その巧みな作劇の
緊張感を、11回の放送を通じて破綻する
ことなく持続させたことがとくに
評価された。また、ファン層が固定されて
入り込みにくかった古典落語の世界を、
幅広い年齢層が楽しめる一級の
エンタテインメントに仕上げ、新しい
落語ブームを生み出した社会的反響も
評価された。


長瀬智也が大好きになり
岡田准一も好きになり
宮藤官九郎の素晴らしさを決定づけた
最高のテレビドラマです。
豪華共演陣も名演者揃いで
見所満載の傑作！



https://youtu.be/uUTbbjFAyqw