赤龍のつぶやき（音楽・TVドラマ館）

1993(平成５)年
TBS系列 金曜午後10時から放送。
出演 : 真田広之、桜井幸子、峰岸徹、渡辺典子、
赤井英和、京本政樹、持田真樹、三浦浩一、
金田明夫、山下容莉枝、若林志穂、広田玲央名、
小坂一也、坂本あきら、川口雅代、小宮健吾、
鈴木史朗（TBSアナウンサー）、ト字たかお、
黒田アーサー、朝岡実嶺、松尾スズキなど。
脚本は野島伸司。
主題歌は森田童子の「僕たちの失敗」。

野島伸司がはじめてフジ以外で手がけた連続ドラマ。
表面的にはドラマ中のレイプ、同性愛、近親相関などが
センセーショナルに取り上げられ話題となったが、
内容的には緻密な作品構成と、
「はかなさ」ただよう独特の時代気分が
伝わってくる作品で90年代を代表するドラマの一つ。
野島は、ヤングシナリオ大賞受賞作の
『時には母のない子のように』以来の
ライフワークともいえる「70年代の残映さがし」的要素と、
後年のフジ『この世の果て』(1994)につながる
「恋愛の本質論」的要素が見事に符合し、
そこに緻密なコンストラクションの脚本が融和し、
さらに時代を超越した伊藤一尋独特の
透き通った世界が見事にマッチした。
桜井幸子の役柄は当初、観月ありさが
予定されていたが過激な役柄に辞退されたという。

大ヒットドラマでもちろん見ていましたか
それほど思い入れもなく、
あまりはまらなかったドラマです。

1993(平成４)年
日テレ系列 水曜午後10時から放送。
出演 : 吉田栄作、南果歩、鈴木杏樹、
渡辺いっけい、財津一郎、
岸部シロー、南美江、加藤治子、
三浦洋一、伊牟田麻矢、
中山秀征（友情出演）など。

子連れ未亡人と、
結婚間近の男が、
不動産業者の手違いで
同じ部屋で暮らす羽目に。
「夫婦」を装って同じ
マンションに同居を始めた二人が、
待ち受ける様々な問題に立ち向かい、
コミュニケーションが生まれ、
お互いを知らねばならなくなる。
そんな中で、二人はいつしか
心魅かれ合うようになり
３LDKの境界線は意味をなくして行く。


あまり記憶に残っていたいませんが
結構面白かったような気が。
杏樹ちゃんが出ていたので
見ていた作品です。

1993(平成４)年
フジテレビ系列 月９にて放送。
出演 : 江口洋介、酒井法子、福山雅治、
いしだ壱成、内田有紀、川津佑介、
原ひさ子、辰巳琢郎、清水紘治、
山本圭、村上里佳子（RIKACO）、
千葉麗子、大路恵美、山本耕史、
風吹ジュン、中谷美紀、安達祐実、
萩尾みどり、小木茂光、鈴木ほのか、
武野功雄など。
脚本 : 野島伸司、プロデュース : 大多亮。
主題歌は財津和夫の「サボテンの花」。

両親を７年前に亡くして以来
バラバラに暮らしてきた兄弟姉妹が、
長兄の呼びかけで一緒に暮らそうとする。
はじめは呼びかけに冷淡だった弟や妹たちだが、
兄の熱い呼びかけに感動し、
次第にひとつ屋根の下に集まってくる。
ドラマはバラバラだった家族が再び寄りそい、
クリーニング屋を営みながら
様々な苦難と葛藤を乗り越え
懸命に生きていく姿を描く。
離れていた時間を埋め、
それぞれの悩みに時に涙し、
時に笑い健気に生きる６人兄弟。
純愛、禁断の愛、友情を主題にしてきた
野島伸司が兄弟愛をテーマにすえた
大ヒットドラマ。

江口も福山も好きだったので
もちろん見ていました。
大ヒットしたわりには
自信はさほどはまらず。
のりピーがあまり好きでは
無かった事もあるのかもしれません。

1993(平成５)年
フジテレビ系列 水曜午後９時から放送。

出演 : 奥山佳恵、深津絵里、常盤貴子、
大鶴義丹、西島秀俊、柄本明、益岡徹、
寺脇康文、黒田福美、夏木マリ、
五十嵐いづみ、中島ひろ子、四谷シモン、
マリア・シュナイダー、本間しげる、
加藤いづみ（声の出演）、山本千香子、
ポップコーン正二、黒田アーサー、
原田芳雄（特別出演）、綾田俊樹、
大西ゆかり、佐戸井けん太、清水紘治、
梅津栄、宇梶剛士など。
主題歌はサザンオールスターズの
「エロティカセブン」。

三人の娘が都会の魔の世界に
陥ってやがて脱出するまでを描く。
三人のそれぞれの苦難がバラバラに
展開していて全体にまとまりに欠ける
ものとなったのが惜しまれる。
常盤貴子が過激な役柄に挑戦して一躍
知名度がアップした。特に第３回での
体当たり演技が話題になった。
当初、この役には松雪泰子が
予定されていたが過激な役柄に
同じ事務所だった常盤貴子に
交代することになったという。

三人の女優それぞれがお気に入りで
主題歌もサザンで見ないわけには
いかなかった作品。
時代背景など
当時の裏社会をうまく表現された
傑作だと思います。
ブレイク直前、常盤貴子の
バストトップも衝撃的だった。