2019年01月27日
全豪 大坂なおみ 駆け上がった世界ナンバー1 バジンコーチの夢叶う
イヤーーー、こんなに白熱してテニスの試合を観たのは久しくなかったですよ!
手に汗握る大接戦。チェコのクヴィトバ選手を7−6,5−7,6−4で下して日本人初優勝です!!!
今年2019年の全豪オープンは大坂なおみが優勝、そして世界のトップに!
こんな快挙を成し遂げた日本人、いやアジアでもいなかったですよ。
しかもクヴィトバ選手も素晴らしい試合をして、それでも尚且つなおみちゃんのプレーが光っていましたよ
でも冷や冷やした場面もありましたっつ。
1セット選手した大阪選手は2セット目にもブレイクして5−4でマッチポイントが3つもあったのに、それを逃してしまう。
この後きっと誰もが「あぁ、このまま大坂選手のメンタルが崩れなければよいのだが・・・」と思ったはず。
この時、私は一瞬クヴィトバの前の対戦相手のプリシュコバの事を思い出していました。
プリシュコバはセリーナ・ウィリアムズを下して大坂なおみとの準決勝の戦いに挑んだのですが、なおみ選手に敗れてしまうも、セリーナを打倒した試合のその3セット目がすごかったのです。
セリーナが3セット目5−2でリードしてて断然優位な試合展開だったのに5−4まで追い上げられてしまった。それでも40−15とマッチポイントをセリーナが握るもプリシュコバの闘志と運でタイに持っていかれてしまう。そしてついにあり得ないと思わずにおれないセリーナの敗北が…。
こんなどんでん返しがテニスには実にあるのですよ。
だから最後までどうなるか絶対わからない。
いままでの大坂なおみなら、ともすればこのままなし崩しにプレーにも影響が出ていたかと思うのですが、ところがそんな大衆の杞憂を吹っ飛ばすかのように自己を取り戻し、淡々とプレーに集中していきました。
その結果ついに掴んだ勝利の一瞬。
あれっつ?でも、なんか・・・、物足りない感じ・・・。
もっと両手を挙げるとか、床に倒れ込むとかしてもいいんじゃないの?
って思ってしまうほど地味な勝利の一瞬ではないですか?
でもね、いいんですよ。これで。とてもシャイな彼女らしいじゃないですか。
一度は手にし損ねた優勝をこうして掴むまではきっと現実的でなかったのかもしれないし・・・。
でもホンットにすごい!としか言いようがない。この素晴らしいプレー、そしてこのメンタル。
今の彼女は正確さとパワーと、そして強靭なメンタルを併せ持つ素晴らしいプレイヤーになっている。
これもバジンコーチの指導の賜物かも知れませんね。
本人も「私時々3歳児みたいなところあるから」と言ってるように、試合が思うように運べないとダダをこねることもあるようだけど、少しずつ彼女の中で「大人」の精神が芽生えていっているように思える。
バジンコーチの夢が早くも叶ったのも、なおみちゃんがコーチの期待に答えられる才能と素質を持っているから。
バジンコーチについてはこちらのブログをご覧ください。
自宅を強盗に襲われて、ナイフを利き腕の左手で受け、大怪我をして大復帰したクヴィトバ選手は実力も精神も強靭な対戦相手だけに、この勝利は本当になおみちゃんにとっても大きな自信に繋がると思います。
最近の女子テニス界ではセリーナ・ウィリアムスが産休に入って以来、ナンバー1が定着しなかったけれど、これからはきっと大坂なおみが次々と世界制覇して行く時代になっていくと思います。
新しい歴史を刻んでいくんだね。
なおみちゃん、そしてバジンコーチ本当におめでとう!!!
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