ぽけっとじゃ〜まに〜　

2018年のフレンチオープン開催から今日で7日目。
第3戦目を突破したアレキサンダー・ツヴェレフはドイツが生んだテニス界のスター選手。

サーシャの愛称で親しまれる21歳のロシア系ドイツ人は、兄も世界ランク25位の経験を持ち、両親共にテニス選手だったテニス一家に育ちました。

198 cm という長身を活かした破壊力のあるサーブ、両手打ちのバックハンドが切れる注目のニューカマーです。

そんなサーシャことツヴェレフ選手の魅力あるエピソードを、今日は紹介したいと思います。

2回戦目Lajovic選手に勝利したサーシャは、サインを貰おうと押し合いへし合いのファン達に何度も「押さないで、もうちょっと下がって」と呼びかけます。


ん？？なんで…？？
殺到するファンを何度も牽制するのですが、ファンは我先にサインを貰おうと揉み合ってます。
すると業を煮やしたサーシャは、「しょうがないな〜、もう〜！！」とばかり自ら群衆の真っ只中に身体を埋めて…。あれ…？？？何するの？？



そうだったんですね〜！
ファンに押しつぶされそうになった小さな少女を抱き上げて助け出したんです

大丈夫？と優しく声をかけて、係りの人と少女と共にバックルームへ。

こんな細かい所にも気を配れるサーシャってまるで漫画のヒーローのよう！

さらにもうひとつのエピソードが。

ATPツアーの試合で、ボールガールがこけた時も、優しく起こしてあげてホッペにキスしたとか！

ヒェー、こんな優しい美男子って今時いるのねーって思ってしまう！

兄のミッシャは今でこそ世界的に活躍していますが、一時は怪我や、スランプでプロ選手を諦めようと悩んだことも。
そんな時常に兄を陰で励まし続けたのがサーシャ。家族思いでもあるんですね。
過去ログ「ドイツにテニス界の新生現る」と詳しく書いたので、良かったらそちらをご覧ください。
https://fanblogs.jp/sec/blog/article/edit/input?id=5874240

サーシャは17歳から注目され始め、年々その実力が確固たるものになりつつあります。
しかも今は世界ランキングNo.3ですよ！
もう1位は間近ではないですか。
なんてったって1位ナダール、2位はフェデラーと既に30歳越してるジェネレーション。
もちろん私のレジェンド、ロジャー・フェデラーにはずーっと現役でいてもらいたいデスよ！
でもね、もうそろそろ選手交代の時期が近付きつつあるのを感じるのです。

そういう意味では、サーシャは世界一の階段を登っていると言っても過言ではありません。

ロジャーもサーシャの事は高く買っているようです。

今年グランドスラムで、どれだけの成績が残せるかとっても期待しています