2017年09月24日
2017年 連邦議会選挙 メルケルが続投
今日2017年9月24日は連邦議会選挙のあった日です。
私は日本国籍なので、選挙権はありませんが、この日は、ドイツの未来がかかっているだけに、連邦首相の「メルケル続投なるか?」という注目の選挙でもありました。
「ドイツの母」として親しまれてきたメルケルでしたが、最近の難民、移民問題で少々人気が落ちてきた感がありました。
実際、9月23日(土)選挙の前日にミュンヘンの市庁舎前広場で開催されたメルケル氏の選挙演説は、多数の反対派デモやブ−ニングが飛び交う中での苦しい演説となりました。(ビルド紙から)
プラカードには「メルケルはドイツを嫌悪」とあり、トマトが投げられ、「帰れ!!」との罵倒が浴びせられ、「ドイツのお母さん」は少々疲れ気味の風袋でした。
一方対抗馬のマーティン・シュルツは故郷のアーヘンで最終演説。
こちらは応援者が多い地元だけあって、確かな手ごたえがあった模様。
演説が終わった後、奥さんとチュッっとやひとコマも。
こういったシーンはいくらドイツといえども、やはり珍しいらしく、話題になりました。
さて、結果は如何に?
結論から言うと、メルケルの所属するCDUが前代未聞の敗北を来たし、33%と前回のー8,7%を記録。
しかしまずは一番得票を獲得した政党となりますが、メルケルが首相を続投するには、連立政権が必須となります。
対抗馬のマーティン・シュルツ所属のSPDも思ったより票が伸びず、20,8 %という結果に。
野党に留まることとなりました。
ドイツの連邦議会選挙は平たく言うと、小選挙区比例代表制になっていて、一票の投票用紙に2つの項目を記入します。
ひとつは党に、そしてもうひとつは小選挙区の候補者に。この時小選挙区でトップの得票を得られると、無条件に当選者となります。詳しくはこちら。
また政党は過半数を占めないと政権を握ることができないので、連立政権の樹立が必要となります。
やれやれ、これでメルケルの続投は確実となったのね。
少々ドイツ政治の変化を求めていた私は、ちょっとガッカリなのでした。
私は日本国籍なので、選挙権はありませんが、この日は、ドイツの未来がかかっているだけに、連邦首相の「メルケル続投なるか?」という注目の選挙でもありました。
「ドイツの母」として親しまれてきたメルケルでしたが、最近の難民、移民問題で少々人気が落ちてきた感がありました。
実際、9月23日(土)選挙の前日にミュンヘンの市庁舎前広場で開催されたメルケル氏の選挙演説は、多数の反対派デモやブ−ニングが飛び交う中での苦しい演説となりました。(ビルド紙から)
プラカードには「メルケルはドイツを嫌悪」とあり、トマトが投げられ、「帰れ!!」との罵倒が浴びせられ、「ドイツのお母さん」は少々疲れ気味の風袋でした。
一方対抗馬のマーティン・シュルツは故郷のアーヘンで最終演説。
こちらは応援者が多い地元だけあって、確かな手ごたえがあった模様。
演説が終わった後、奥さんとチュッっとやひとコマも。
こういったシーンはいくらドイツといえども、やはり珍しいらしく、話題になりました。
さて、結果は如何に?
結論から言うと、メルケルの所属するCDUが前代未聞の敗北を来たし、33%と前回のー8,7%を記録。
しかしまずは一番得票を獲得した政党となりますが、メルケルが首相を続投するには、連立政権が必須となります。
対抗馬のマーティン・シュルツ所属のSPDも思ったより票が伸びず、20,8 %という結果に。
野党に留まることとなりました。
ドイツの連邦議会選挙は平たく言うと、小選挙区比例代表制になっていて、一票の投票用紙に2つの項目を記入します。
ひとつは党に、そしてもうひとつは小選挙区の候補者に。この時小選挙区でトップの得票を得られると、無条件に当選者となります。詳しくはこちら。
また政党は過半数を占めないと政権を握ることができないので、連立政権の樹立が必要となります。
今日の結果から、CDUの連立政権に取り組まれる可能性の政党がGrün, FDPと思われ、その政党のカラーがそれぞれCDU(黒)、Grün(緑)、FDP(黄色)ということでジャマイカの国旗にちなみ、ジャマイカ政権とメディアから呼ばれていています。 |
やれやれ、これでメルケルの続投は確実となったのね。
少々ドイツ政治の変化を求めていた私は、ちょっとガッカリなのでした。
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