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2015年12月14日

携帯電話の通信費を安くする選択 その4

こんばんは、桃太郎です。前回よりだいぶ間が空いてしましたが、
「2台持ち」「Dual SIM機」「格安simオンリー」とご紹介してまいりました。
それぞれメリット・デメリットがあり、どの方法が良いかは皆様の使い方次第だと思います。
ただ、キャリアのサービスが良好だったり、メールアドレス変更の連絡が面倒だったり
色々な理由で「月に8,000円くらいなら良いか」という方もいらっしゃると思いますが
今回は料金を下げつつ、今の運用をできるだけ変えない方法を提案していきます。

概略
 「2台持ち」か「Dual SIM機」をベースに、通話し放題+ISP(メール保持のため)のキャリア契約と格安simのデータ通信用契約を合わせて使います。

現状の利用状態を確認する
 まずは携帯電話のなにをどれだけ使っているか確認します。

・ひと月当たりの通話料/通話時間/通信量を確認
 各社の料金確認画面から、ひと月にどれだけ通話/通信しているか確認することができます。
 また、「大体家族と3時間くらい通話する」とか「お店の問い合わせを3回くらいする」、
 「ほとんどメールしかしない」と言ったイメージでもOKです。
  家族間通話:同じキャリアなら無料
  通話1分:40円
  メール1通:10KB
  Yahoo!トップページ:250KB
  Youtube動画:10MB

・各種コンテンツを使用しているか確認
 ここでいうコンテンツは、
  dTVのようなキャリア固有のコンテンツ
  食べログのような有料コンテンツ
  FacebookやLINEといったSNSコンテンツ
  パズドラやぷよぷよのようなゲームコンテンツ
 すべてを指すものとさせてください。
 使っているサービスが多いほど、通信量は増えます。

必要なものをリスト化する
 次に、何が必要か、本当に必要なものをリストアップしましょう。
 ・家族間通話無料
 ・友達との長電話
 ・キャリアメール
 ・LINE
 ・パズドラ
 等、必要なものを挙げます。

今使っているキャリアと機種、契約を確認する
 一般的に、携帯電話は
 ・ドコモ
 ・au
 ・ソフトバンク
 でしょう(ワイモバイル、旧ウィルコム、旧イーモバイル、旧ボーダフォン等も素敵ですが、今回は割愛します)。
 どのキャリアのどんなプランに契約しているか確認してみてください。
  例1:ドコモのGaraxy S6、カケホーダイとSPモード、データSパックに契約
   →通話:かけ放題、キャリアメール:あり、通信:高速通信2GBまで、合計6,500円
  例2:auのisai、LTEプランとLTE.NET、LTEフラットに契約
   →通話:従量制、キャリアメール:あり、通信:高速通信7GBまで、合計6,934円〜
  例3:ソフトバンクのiPhone6、スマ放題ライト、S!ベーシックパック、データ定額パック標準(5)
   →通話:かけ放題、キャリアメール:あり、通信:高速通信5GBまで、合計7,000円
  例4:ドコモのガラケー、タイプシンプルバリューとiモード
   →通話:従量制、キャリアメール:あり、ネット:2段階制、合計1,043円〜
 その他、機種の保証や色々なオプションもあるかもしれませんが、
 実際にそれを生かす場面に出会ったことがありませんので
 今回はあえて記載しません。

こだわりの対応策
 携帯電話を利用していて、「ここだけは譲れない」ことがある方もいらっしゃると思います。
 今回ご提案する内容で回避可能か含めて、私が思いつく限り並べてみました。
 ・iPhoneじゃないといやだ
  →お気持ちわかります。この場合は、2台持ちをお勧めします。
 ・2台持ちなんてしたくない
  →OSと機種にこだわらない方はDual SIM機をお勧めします。
 ・防水がいい
  →新古・中古機種(白ロム)を手に入れれば、簡単にクリアできます。
 ・安くなるなら大体のことはOK!
  →この方は迷わず格安simの音声契約をしましょう。

桃太郎のおすすめ
 ・2台持ち歩いて、着信を逃したくない
  スマートフォンにIP電話を導入して、着信転送しましょう。
  通常携帯電話を使って通話するとき、キャリアが音声用に作った回線網を利用しますが、
  IP電話は通信(インターネット回線)網を利用して音声を届けます。
  また、普段使っている090/080/070から始まる電話番号のほかに、050から始まる番号を取得することができます。
  電話番号が変わったら意味がないと思われるかもしれませんが、通話し放題のメイン回線から050番号あてに「着信転送」することで
  スマートフォン1台を持っていれば、電話を取り逃すことはありません。
  「着信転送」は各社提供しており、かけ放題の対象になりますので、追加料金も発生しません。
  かけ直す際は、通話専用の電話機/SIM切り替えしてからかけ直せばOKです。
  しかも、月額無料のIP電話業者がいくつかありますので、維持費も発生しません。
  FUSIN IP-Phone SMART
   月額0円、30秒/8.4円、クレジットカード必須
http://ip-phone-smart.jp/
  ブラステル
   月額0円、30秒/5.5円、コンビニ払い等も可能だが、基本的にはプリペイド式のため、通話する場合は事前にチャージが必要
http://www.brastel.co.jp/Pages/jpn/home/
 ・どのキャリアでもいいから、キャリアメールが必要だ
  3キャリアともに「IMAP」に対応していますので、2台持ち/Dual SIM機を用いる場合は問題ありません。
  (ここで記載すると記事が長くなりすぎてしまいますので割愛します。 "キャリア名 IMAP 設定"等で調べてみてください。)
  ここでは、それ以外の方法をご紹介します。
  例1.ドコモを最安プラン(シンプルバリュー743円+SPモード(iモード可)300円)で契約して、IMAP化する
   ドコモを最安プランで維持し、メールアドレスを取得する方法です。現在ドコモを使っている方なら同じアドレスを使い続けることも可能です。
   必要なもの:ドコモの3G対応スマートフォン、ドコモのフィーチャーフォン、simフリー機(新たにフィーチャーフォンを契約する場合は不要)
   注意点:メールアドレスを入れ替える場合、1日だけドコモのメールアドレスが使えません。また、従量制の状態で3Gを利用することがあるので、初月は思ったより通信料かかります。
   簡単な流れ:
    @ショップでフィーチャーフォンを新規契約するかsimフリー機を持ち込んで新規契約する
     契約する際は、タイプシンプルバリューとSPモード(iモード可)を選択しましょう。
    A現契約のメールアドレスを変更
     残したいメールアドレスAを、適当なメールアドレスBに変更します。
    B1日経ったら(24時間)、メールアドレスBをメールアドレスCに変更します。
    C新規契約したフィーチャーフォンで、初期アドレスからメールアドレスAに変更。
    DメールアドレスAになった契約simをドコモの3G対応スマートフォンに刺す
    E3G通信でdアカウント(旧docomo ID)にログイン
    Fdアカウントの利用設定を「利用する」に変更する
https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_cloud/docomo_mail/multi_device/
    Gお使いのスマートフォンにメール設定をする
https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_cloud/docomo_mail/other/

  例2.UQ mobileを使う
   格安simでは珍しいのですが、UQ mobileが提供する"uqmobile.jp"というメールアドレスは、実はキャリアメールとして認識されます。
   今auのスマートフォンをお使いでしたら、真っ先にUQ mobileを選択しましょう。
   (私はmineoしか使ったことがありませんが、UQ mobileの通信品質は抜群と評判です)


まとめ
 ・自分にとって大切なこだわりを知る
 ・IP電話に着信転送して、1台を持ち歩く
 ・キャリアメールはドコモメールを使う or 今auの方なら、UQ mobileがお勧め
 となりました。今回は紹介したいことが増えすぎて、とんでもなく長い記事になり、全体的に省略した項目が増えてしまいました。
 次回以降、できるだけ詳細に記載した内容でご紹介できたらと考えております。
 「もっとここが知りたい!」等ございましたら、ぜひコメントください。楽しみにお待ちしております。

posted by 桃太郎 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 節約

2015年11月26日

ガラホとタブレットセットで1,500円!これは買いですね!

こんばんは、桃太郎です。
ワイモバイルさんがまたやってくれました!
あまりにもお得すぎて衝撃でしたので、早速ご紹介します!

AQUOSケータイ(504SH)が端末一括0円
 12月4日から発売される新機種AQUOSケータイを契約区分(乗り換え、新規、機種変更)に関わらず、一括0円で販売します!
 これは素晴らしいですね。Androidを搭載したケータイ(ガラホ)で、3G回線を利用しているみたいなので、PHSと比較すると電波の掴みも良いでしょう。
 契約できるプランは「ケータイプランSS」と「スマホプランS」で、通話のみなら934円(税抜)から利用可能です。 
 新プランの「ケータイプランSS」はいわゆるホワイトプランと同じ契約となっており、ソフトバンクグループへの通話は1〜21時まで通話無料です。

タブレットもセットで安く購入
 それだけではありません。以前も何度か紹介しているMediaPad M1 8.0も「データプランS」に特典割引(1,598円)が3年間適用となり、一括0円かつ3年間540円で利用できます。 
 8インチの液晶と全面スピーカーで、動画閲覧に向いているタブレットとなっています。

注意点
 ・ケータイプランSSは2年間継続利用の契約となり、途中に解約すると9,500円かかります。
 ・データプランSは3年間継続利用の契約となり、途中に解約すると9,500円かかります。
 ・AQUOSケータイは、ケータイプランSSではメール・ネットができません。
 ・タブレットの高速通信は1GBです。

まとめ
 あまりに安すぎて、びっくりしてしまいました。
 2台持ちが前提となってしまいますが、電話・メール・ネットをそれぞれカバーしつつ月額1500円程度なら、とってもお得ですね。
 現在予約受付中ですので、ワイモバイルさんの気が変わらないうちに買っちゃいましょう。
https://online-store.ymobile.jp/regi/index.php?oid=504SH&plan=410K11&_ga=1.4609075.1074565550.1440155269

2015/12/6 追記
このキャンペーン(というかケータイプランSS)の素晴らしい点をもう一つ見つけたので、追記します!
※もうご存知でしたらすみません。
ケータイプランSSには、プラス1,000円で「スーパー誰とでも定額」が付けられます!つまり、1,934円で通話し放題の携帯電話が手に入ります!これは凄すぎて、気づいたとき飛び跳ねそうになりました笑
昨今政府まで通信費が高い(的外れ感が否めませんが)と言ってますが、ワイモバイルさんは率先してその空気を壊していますね!ぜひこんな素晴らしいプランをどんどん出してください!


2015年11月22日

携帯電話の通信費を安くする選択 その3

こんばんは、桃太郎です。「2台持ち」「Dual SIM機」をご紹介しましたが、どちらもキャリア回線を維持しながら月額を安くする方法でした。今回は、「とにかく安くしたい!」という方向けの内容となっております。


音声通話可能な格安simオンリーで使う
 今の携帯電話番号さえ生かせればいい!キャリアメールも使わない!という方向けの方法です。

メリット
・自分に合った高速通信の容量が選べる
・一台持ち歩くだけで良い
・色々な機種が選択できる

デメリット
・通話料が高い
・SMSの送信は1通3円かかる
・時間帯と地域によって、混雑時に通信が遅くなる

初期費用
・本体
 契約する格安sim会社の提供元回線に合うスマートフォンであれば、なんでもかまいません。一般的にはdocomoの格安simが多いので、docomoで取り扱いのある機種を新古・中古で買ったり、昔使っていた機種を使っても問題ありません。
・手数料等
 1回目にもご紹介した通り、契約事務手数料が3,240円かかります。また、大手3キャリアは2年間の契約期間を定めているので、それ以外の月に格安simへ移行する場合、違約金が10,260円、MNP手数料が2,160円かかります。

月額
 通話:月額700円(30秒/20円)
 通信:3GB高速通信900円
 合計:1,600円+通話料

まとめ
 キャリアメールと通話し放題をやめると、こんなに安くなるんですね。もちろん、通信網は大手キャリアのものなので、日本全国どこでも利用可能です。普段から通話、メール、ネットもそこまでしない方にはとても良い選択肢になりますね。


posted by 桃太郎 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感

携帯電話の通信費を安くする選択 その2

こんにちは、桃太郎です。前回は「2台持ち」をご紹介しましたが、いかがでしたか?普段から鞄を持ち歩く方はあまり苦にならないのですが、手ぶら派の方には持ち物が増えて嫌ですよね。というわけで、2回目は1台でも安くする方法をご紹介します。

Dual SIM機を使う
 SIMカードが2枚刺さるDual SIM機に、音声用の回線と通信用の回線を2つ契約する方法です。

メリット
・通話し放題
・通信も自分に合った高速通信の容量が選べる
・キャリアメールを維持できる(工夫次第で)
・一台持ち歩くだけで良い

デメリット
・機種の選択肢が少ない
・SIMの切り替えが必要(1回当たり20秒程度)
・2つの契約を同時に待ち受け出来ない(対策はあります)
・SMSの送信は1通3円かかる
・必要な機材が複数ある
・キャリアはドコモかソフトバンクのみ(ドコモがお勧めです)

初期費用
・本体
 そもそも、国内でフル活用できるDual SIM機自体が少ないです。
 私のお勧めは「Zenfone2 Laser」という機種です。いわゆるミドルクラスのスマートフォンです。
 ヨドバシ.comでは、30,020円(税込)でした。
 http://www.yodobashi.com/ASUS-%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%82%B9-ZE500KL-BK16-ZenFone-2-Laser-Android-5-0-Lollipop-SIM%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3-16GB-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF/pd/100000001002811748/
・手数料等
 1回目にもご紹介した通り、契約事務手数料が3,240円かかります。

月額
 通話:通話し放題2,700円(キャリアメールを使う方は+300円)
 通信:3GB高速通信900円(セルスタンバイが気になる方はSMSオプション加入で+150円)
 合計:3,600円〜4,050円

まとめ
 1回目に紹介した「2台持ち」よりも月額は上がってしまいますが、持ち物が1台に集約されるのは楽で良いですね。ただ、機種の選択肢が非常に狭いため、「Dual SIM スマートフォン」と検索いただいて、好みのものがあったときにお試しください。
posted by 桃太郎 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感

携帯電話の通信費を安くする選択 その1

こんばんは、桃太郎です。最近全国雨模様ですね。皆様お身体冷やさないよう温かい服装で出かけましょう。
さて、今回から数回かけて携帯電話の通信費を安くする方法をご紹介していこうと思います。

2台持ちする
 ざっくり言うと通話用と通信用の2台を持ち歩く方法です。組み合わせは複数考えられますが、一番ポピュラーなのはキャリアで契約した通話し放題の携帯電話とMVNOで契約した格安simを入れたスマートフォンを持ち歩くパターンでしょう。

メリット
・通話し放題
・通信も自分に合った高速通信の容量が選べる
・キャリアメールを維持できる(工夫次第で)
・通話する端末と通信する端末が分かれているため、1台だけ持ち歩くより電池持ちが良い
・電話しながらメールやネットができる

デメリット
・2台分充電が必要になる
・2台持ち歩く必要がある
・使ってみると扱いにくかったりする
・SMSの送信は1通3円かかる
・通話用の携帯電話でメールすると、その分だけ料金がかかる

初期費用
・本体
 通話用の携帯電話(フィーチャーフォンが良いと思います):5,000円〜10,000円
 通信用のスマートフォン(ミドルクラス):30,000〜40,000円
・手数料等
 通話用のキャリア回線は、皆様が現在お使いのもので良いと思います。フィーチャーフォンなら各社2,200円で通話し放題のプランに変更可能ですので、simカードの交換が必要な方はショップへ、simカードのサイズが合う方はサポートに電話してプラン変更しましょう。
 格安simはどのMVNOを選んでも3,240円の手数料がかかりますが、AmazonでOCNやmineoのパッケージが安く購入できますので、初めての方はパッケージ購入をお勧めします。
http://www.amazon.co.jp/607/dp/B00H6Z0LG0/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1447849972&sr=8-3&keywords=ocn
http://www.amazon.co.jp/mineo%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%A2%E5%AF%BE%E5%BF%9CSIM-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%80%81%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%80%81%E6%A8%99%E6%BA%96-%E6%9C%80%E4%BD%8E%E5%88%A9%E7%94%A8%E6%9C%9F%E9%96%93%E3%81%AA%E3%81%97-511015/dp/B00UT26M0Q/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1447850013&sr=8-1&keywords=mineo

月額
 通話:通話し放題2,200円(キャリアメールを使う方は+300円)
 通信:3GB高速通信900円(セルスタンバイが気になる方はSMSオプション加入で+150円)
 合計:3,100円〜3,550円

まとめ
 3キャリアで通話し放題と2GBの高速通信を利用すると、6,500円かかりますが、端末と契約を2つに分けるだけで、同程度のサービスが約半額で得られます(年間36,000円浮きますね)。人によっては持ち歩きが面倒だったり、使い勝手が悪くなることもあるかもしれませんが、2台持ち歩くことを気にしなければお得な使い方ですね。
posted by 桃太郎 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感