2017年04月30日
【仙台の中学生イジメ】また中学生が自殺 | 市教委はキチンと対策を考えてください。どこの中学か調べてみました。
また、全国ニュースで仙台のイジメを苦にした自殺についてのニュースがやっていました。仙台市内の中学では今回で3校目です。ちょっと多いです。
報道によると、昨年度からいじめを訴えていたとのことです。これまで何をやっていたのでしょうか?
・1.はじめに
・2.仙台市内における過去の中学生の自殺
・3.今回、中学2年生が自殺した中学校
・4.仙台という場所
・5.仙台市教育委員会の記者発表の内容
・6.真相解明のために警察の協力を得ることができないものか
仙台市内では過去にもイジメを苦に自殺している中学生がいました。いずれも、仙台市泉区という市内北部の住宅地に立地する中学です。
2104年9月に泉区館中学校、2016年9月に同区南中山中学校で起きました。
↓泉区の館中学校の場所
↓泉区の南中山中学校の場所
今回、イジメが原因による自殺が起きた中学校は、仙台市青葉区の「折立中学校」です。報道では中学校名は非公表でしたが、校舎の窓が独特の形をしていため、すぐに特定できました。仙台は広いようで狭い街です。
1中学校区も広いので、すぐに特定できます。市教委や報道が隠しても無駄です。
折立中学校は仙台市の西部に位置する中学校です。近くには、過去にイジメによる自殺で問題となった「館中学校」、「南中山中学校」があります。
中学生は近所の高層マンション(折立に高層マンションがあったかどうかは不明)から飛び降りたようです。高いところからの飛び降りて自殺って、なかなかできないものです。かなり勇気が入ります。それだけ苦しんでいたのでしょうか。
私が頭に来ていることは、昨年度にイジメに関するアンケートを行っており、学校側はイジメの事実を把握していたのにも関わらず、対策を行っていなかったということです。対策を行っていても、結果的にイジメによる自殺が起きたので、対策を怠っていたと言わざる得ません。
しかも仙台市内で今回で3人目です。私は仙台出身ですが、仙台市の姿勢をみて情けなくなりました。もっとも自殺を行う行為まで追い込んだ生徒が一番悪く、責任はその生徒達と親御さんに責任があります。先生方にお願いがあります。忙しいのは解りますが、もう少しイジメられる側にも配慮頂けますようお願いいたします。これ以上の犠牲を出してほしくないです。
イジメを行った生徒やご家族はこれからの生活が大変だと思います。恐らく一生付きまいます。また、それを放置していた校長、先生方、黙認していた同級生の方も同様です。「俺は関係ない!」を思っている同級生の方が多いかと思います。その考えはかなり甘いです。これから高校、大学、就職のときも「あそこの学校出身ね」というレッテルが付きまといます。そのことは覚悟しておいた方が良いと思います。報道では教諭2人が体罰も行っていたようです。寝ていて「ゲンコツ」は百歩譲ってありかと思いますが、粘着テープで口を塞ぐのはなしです。体罰の域を超えています。犯罪行為です。
↓青葉区の折立中学校の場所
仙台市は、人口108万人の政令指定都市ですが、住むことができる場所が狭い市です。また、いわゆる支店都市ですので、様々な地域から移住、転勤により移り住んだ方が多く、物事の考え方もバラバラです。
さらに、いわゆる「田舎」から職を求めて、仙台に移り住んできた方(私の親はこの類です)も多く、文化もバラバラです。仙台はその傾向が非常に強い街です。ただの寄せ集めです。
ちょっと離れた古い住宅地では、貸家も多いので、そこに住む人達、子供達の間に、グループが出来てしまいます。さらに、そこに住んでいる方々は大して優秀でもないのですが、何かに付けて、格付けや順位を付けたがります。人を評価したがる方々も多いです。今に始まったことではなく、私が子供の時、昔から続いています。私は仙台という街は嫌いではありませんが、こういう考えを持っている方が多すぎるため、永住したくない街の一つです。今赴任している気仙沼の方が住んでいる方は遥かにまともです。
ちなみに私が子供のときは、子供が住んでいる家、身のこなし、家柄、身体からの臭い、容姿、頭の善し悪し、身体の優劣(中学校への貢献度)で、教職員も格付けする傾向がありました。
以下、関連記事です。
・いじめ止めろ | 【南中山中学校】学校のLINE履歴削除指示
・【要注意 恐怖】転勤族の方は必見 | 人を小馬鹿にする宮城・仙台の飲み屋
・仙台攻略 | 転勤族向け 仙台市の概要についてまとめてみました
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仙台市のホームページに、平成29年4月29日付けで、「市立中学校生徒の自死事案の発生について」という標題で、今回の自殺についての概要、発見前の経過、対応経過及び今後の対応について、掲載されていました。河北新報等で報道されている内容とかなり異なります。以下に全文を掲載します。
記者発表資料
平成29年4月29日
(担当)教育局教育相談課
(直通)214−5228市立中学校生徒の自死事案の発生について
1 事案の概要について
平成29年4月26日(水)、本市の市立中学校の2年生男子生徒が、自宅近くのマンションから飛び降り、倒れているところを地域住民により発見され、病院に救急搬送されたが、当日の午後に亡くなった。
2 発見前の経過
本生徒が1時限目の授業を受けた後、2時限目の始業時にいなくなっていたことに授業者が気付いた。学校では、本生徒の外靴があったことから校内を中心に捜索したところ、地域住民から学校へ、本生徒自宅付近のアパートの駐車場に本生徒の生徒手帳等所持品が落ちていたとの連絡を受けた。教員が当該地に向かったところ、近くのマンションにおいて、救急車に当該生徒が収容されているのを確認した。
3 対応経過及び今後の対応について
本事案発生後、教育局職員と学校長らが、ご遺族と面談したが、家族としても亡くなった理由が思い当たらないとの話だった。
当該中学校において、当該生徒の学校生活について調査を行っているところであり、今後もご遺族と相談しながら進めていく予定である。
出典:仙台市ホームページ
といった発表を行ったにもかからず、5月2日の記者会見で大越裕光市教育長は「いじめという認識があった」と見解を大きく変更しました。上記の「教育局職員と学校長らが、ご遺族と面談したが、家族としても亡くなった理由が思い当たらないとの話」はウソだったのでしょうか。隠蔽工作に失敗したので、軌道修正を図ったのでしょうか。いずれにしても無能な教育長です。
上記の中学2年の男子生徒の自殺や、2人の教諭から体罰を受けていたことが明らかになったことを受けて、義家文部科学副大臣が仙台市の奥山市長・市教育委員会の大越教育長と面会し、事実関係を徹底して解明するよう指導しました。
地方自治体の長が、国の副大臣に呼ばれて面会し、指導されるということは、かなりレアなことです。しかも今回で2回目です。
奥山仙台市長の言い分は以下のとおりです。発言等の内容はNHKニュースより引用しています。
教師による体罰も明らかになり、大変大きな衝撃を受けている。再発防止や経緯の徹底解明に力を尽くしたい。
それに対する義家文部科学副大臣の意見(指導?)は以下のとおりです。
本来、いじめから子どもを守るはずの教員からも体罰を受けていたことが、生徒たちのからかいやいじめを助長させていたと言っても過言ではない
教育委員会は当初いじめを否定し、体罰も把握しておらず、隠蔽という指摘を免れることはできない。市長のリーダーシップの下、調査を徹底するとともに、再発防止の取り組みを速やかに行ってもらいたい
面会後の義家副大臣の記者団に対する発言は以下のとおりです。
ほかの生徒の前で、教諭が生徒の口に粘着テープを貼り、10分以上放置したことは、体罰というよりも人権侵害という言葉のほうがふさわしい。教育委員会中心の調査では、教師の著しい人権侵害さえ明らかにすることはできなかった。市長の下でなれ合いを排して、外の目も入れながら真相解明をしていくべきだ
外の目を入れながら、真相解明を行うためには、私は警察の協力が必要だと考えています。文科省のサイトに「いじめが抵触する可能性がある刑罰法規の例について」が記載されていました。以下に示します。
○強制わいせつ(刑法第176条)
<条文>
第百七十六条 十三歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、六月以上十年以下の懲役に処する。十三歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。
○傷害(刑法第204条)
<条文>
第二百四条 人の身体を傷害した者は、十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
○暴行(刑法第208条)
<条文>
第二百八条 暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、二年以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
○強要(刑法第223条)
<条文>
第二百二十三条 生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、三年以下の懲役に処する。
2 親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者も、前項と同様とする。
3 前二項の罪の未遂は、罰する。
○窃盗(刑法第235条)
<条文>
第二百三十五条 他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
○恐喝(刑法第249条)
<条文>
第二百四十九条 人を恐喝して財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。
2 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。
○器物損壊等(刑法第261条)
<条文>
第二百六十一条 前三条に規定するもののほか、他人の物を損壊し、又は傷害した者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料に処する。
また、今回は副大臣が「教育委員会は当初いじめを否定し、体罰も把握しておらず、隠蔽という指摘を免れることはできない」と発言していることから、以下のような刑罰も適用されるのではないでしょうか。
○犯人蔵匿罪(刑法第103条)
罰金以上の刑に当たる罪を犯した者又は拘禁中に逃走した者を蔵匿し、又は隠避させた者は、2年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処せられる。
○証拠隠滅罪(刑法第104条)
他人の刑事事件に関する証拠を隠滅し、偽造し、若しくは変造し、又は偽造若しくは変造の証拠を使用した者は、2年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処せられる。
なお、犯人蔵匿罪又は証拠隠滅(市及び文科省は隠蔽という言葉を用いていますが・・・)に先生方やその他関係者が関わった場合は、「教育職員免許法」の「第三章 免許状の失効及び取上げ」にも該当する可能性もあります。
副大臣が仰る「外の目も入れながら真相解明」を行うためには、刑事事件として立件させて、警察の捜査のもとで「真相解明を図る」必要があると私は考えています。
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貴殿のご意見に関して、私の考えを以下に示します。
「自殺した生徒に発達障害があり周りとの協調性にひどく欠けていたことが何故明るみにでないのだろう。」
そのような情報はありませんが、事実なのでしょうか?それとも火消しのための嘘情報でしょうか。
「体罰ではなく異常行動の制止の延長で手をあげてしまった。話の通じる生徒ではなかったためだ。きっと親も話が通じるわけもなく、こどもに発達障害があることを認めないからこのような結果になったのだろう。発達障害者からの迷惑行為を一生懸命抑えようとした先生は悪人だろうか。迷惑行為を受けたくないと思い関わらないようにした生徒は悪人だろうか。」
仮に、自殺した生徒が「発達障害」の場合、その方に対して、いじめを行う行為は正当化されるものではありません。また、「ズボンを下げる」、「人間以下(以下なので人間であるという考えもありますが・・・)と言ったり」する行為は、貴殿がいう「迷惑行為を受けたくないと思い関わらないようにした」行為なのでしょうか。
障害の有り無しにかかわらず、いじめを行う行為は犯罪行為です。また、教諭が行った粘着テープを口をふさぎ、10分以上放置していたことは、国の副大臣も「体罰というよりも人権侵害にふさわしい」という考えです。私も国が示した見解と同様の考えです。
上記のことから、私は教諭及びいじめを行った生徒は「悪人」であると考えています。
これってイジメの助長かなぁ
高層マンション 茂庭台のアトラスタワーじゃないでしょうか?
学校や教育委員会の責任もさることながら
家庭で自分と他の人間を同じように尊重する躾をしなくてはなりません。
終わってしまった短い命を悼みます。
回答:問題が起きた中学ですが、本文に記載するとおり、建物の窓に特徴があり、ベランダもありません。比較的古い校舎で色は白です。この校舎の写真は新聞・テレビで確認しました。かなり早い段階で公表されていたものです。部活動等を行っていると、練習試合等で過去行った中学は覚えています。報道で出ていた校舎の写真をみて、「あの中学か」と判りました。ブログの記事を出す前に、Googleのストリートビュー等で確認しています。問題が起きた中学名については、事実です。先の自殺が起きた館中や南中山中学校は河北新報という地元紙に学校名が記載されていました。
「4.」は私の私見、私が中学のときの状況(事実)を記載しています。今でも余り変わっていないなという印象を受けました。ちなみに、私が通っていた中学は、2人目の方が自殺したM中のお隣のC中です。その他の項目は、報道や市の記者発表の内容を要約したものです。
問:学校特定等はしない方が良いのでは?
回答:仙台市では過去にも2人の方が最近自殺でお亡くなりになっています。いずれの中学も報道では公表されず、その後の対策がうやむやになっていました。イジメは立派な犯罪です。傷害事件です。早い段階で特定することにより、むやみにイジメを行うとこのような結果になるということをイジメを行った生徒、学校、市教委に解ってもらう必要があると思い、今回ブログで学校名を特定しました。
また、特定に至った理由の一つに、学校と市教委がこの事案について、隠蔽を行う恐れがあるのではないか?と思ったからです。本文でも記載するよう報道と市の記者発表の内容にズレがあります。5月2日の河北新報の記事によると、5月1日の保護者会で「いじめがあったと認識している」を初めて認めたようです。このような経緯をみると、学校、市教委は事実を隠蔽しようとしていたのではないでしょうか。隠蔽の意図がなくても隠蔽したような印象を受けました。
上記の理由により、「学校特定は行うべきである」と私は考えています。
また、学校特定等はしない方が良いのでは?
もう30年くらい前ですが。
よそ者の徹底的排除、
親の収入や学校の成績によるヒエラルキー、
昔から変わってないのでしょう。
地元の子ならもっと教育委員会も
必死に対応するのかもしれませんが
よそ者へのいじめには学校の先生も
当然同級生もみんなスルーでしょう。
自殺されたお子さんが気の毒でなりません。