ちょっとオールトの雲まで出張です

　今朝は、北朝鮮から発射されたミサイルの警報音で叩き起こされました。
　私が記憶している範囲では、初めての体験でした。今回はこの警報が鳴ったときの自分の行動をまとめてみました。






　警報を聞いた時間は私はまだ夢の中。非常に心地よい夢を見ていました。突然、３つの携帯（会社から支給されている携帯、私の個人携帯、妻の携帯）が一斉に鳴り出しました。時間は６時２分です。
　最初は、地震か津波警報かと思いました。携帯の画面をみたところ、以下のような情報が表示されていました。

緊急速報
政府からの発表
2017/08/29 06:02
　「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難してください。」
（総務省 消防庁）

　携帯の緊急速報とほぼ同時に、気仙沼市の防災無線（スピーカー）より、携帯と同様の情報が音声で流れてきました。

　一瞬、自分の目を疑いました。「北朝鮮からミサイル！？地震や津波ではない。ここに落ちるのか？」と思い、寝床から飛び起きて、テレビを付けました。
　民放は信用できないので、NHKの画面を表示。そのときのテレビの画面を携帯で撮影した画像を以下に示します。6時3分ですので、1分で寝床からリビングに移動してテレビを付けて、画面を携帯で撮影したようです。



　皆さんも同じかと思いますが、「頑丈な建物や地下に避難して下さい。」と言われても、対象地域は非常に広く、宮城に落ちるとは思えませんでした。しかも、起きて間もない状態。パンツ一丁です。周囲には頑丈な建物はないし、地下もなしです。できることはテレビの画面をみることぐらいです。

第一報から10〜20分ぐらい経過してから、以下に示すとおり、「ミサイル通過。ミサイル通過。先程、この地域の上空をミサイルが通過した模様です。不審な物を発見した場合には。決して近寄らず、ただちに警察や消防などに連絡して下さい。」との画面に変わりました。




　また、報道では、北海道地方から太平洋へ通過した模様との情報が流れたので、ここには着弾しないと判断し、寝床に向かいました。



　その後は、テレビをみる余裕がなかったので、仕事の合間にミサイル情報を確認していました。携帯の画面をプリントスクリーンした画像を以下に添付します。画面に表示されている時間は11時13分。ミサイルは頻繁に発射されているのに、今回は随分結構引っ張るな〜と思った次第です。






　以上が、今回のJアラートの警報を確認してから昼前までの自分の行動ですが、以下の事項が自身の反省点だなと思っていました。

・Jアラートの警報を確認しても、避難行動に移ることができない。
・警報の範囲が広いため、「自分のところは大丈夫だろう」と楽観視してしまった。
・地震、津波と異なり、ミサイルが落ちたときの被害が想像できない。
・ミサイルが日本を通過したという情報を聞いて、寝床に直行してしまった。二度寝は快適なので、２発目が発射された場合は、恐らく気づかない。

　まとめると、国民保護に関する情報を耳にしても、個人単位では何もできないと痛感しました。北朝鮮の曹長さん。もうミサイルを発射しないでください。非常に迷惑です。特に早朝は勘弁してください。





　
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