ちょっとオールトの雲まで出張です

　本日（5月14日）の午前５時２８分ごろに北朝鮮が日本海に向けて、１発のミサイルを発射しました。しつこい国です。今回のミサイルはちょっと変わった発射を行ったようです。このことについて、記事でまとめたいと思います。









　報道によれば、今回のミサイル発射は、「ロフテッド軌道」と呼ばれる通常よりも高い高度で打ち上げる方法だったとのことです。
　以下に、図で表現してみました。
　ミサイルの高度は2000kmで飛距離は射場から約800kmまで飛んだようです。より高い高度に飛ばすことは結構、技術が必要とのことです。その理由は、高く飛ばすことより、落下時に空気抵抗の耐えうる合金を作る技術を持っているということです。ただの鉄くずでは、途中で燃え尽きてしまうとのことです。しかも、この高度から落下すると、通常の軌道（ミニマムエナジー軌道）よりも速度が速く、迎撃することが難しくなるとか。
　ちなみに、今回のミサイルでミニマムエナジー軌道にて発射した場合、射程は4000�qを超える可能性もあるようです。
　いずれにせよ、日本にとってはかなりの脅威です。



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