2017年04月18日
【北朝鮮】ミサイルの種類と日本に着弾した際の影響 在日米軍基地と主要都市の影響範囲の図を作ってみました。
北朝鮮が4月15日午前6時20分に咸鏡南道新浦からミサイルを発射しましたが、失敗しました。今回は、仮に、ミサイルが日本に落ちたときにどのくらいの影響があるかを、地図に記載してみました。
今回は、国内の在日米軍基地(三沢、横田、厚木、横須賀、岩国、佐世保、沖縄)と地方の主要都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)に着弾した場合の影響範囲(被害の範囲)を例にしてみました。
・1.はじめに
・2.北朝鮮のミサイルの種類
・3.日本に着弾した際の影響
・4.最後に
まず、北朝鮮のミサイルの種類をおさらいしてみます。元ネタはBBCニュースの記事です。
北朝鮮のミサイル開発は結構昔から行っています。1960〜70年代の近距離ロケット砲から、80〜90年代には短・中距離弾道ミサイルの開発を行っています。
うち、日本等、近隣諸国に影響があるのが、下図に記載したミサイルたちです。驚いたことは結構精度が高いことです。
まずはノドンです。このミサイルは1980年代から開発をしており、射程距離は約1,300km(改良型は1,500km)であり、精度は約2,000m(一説では190〜250mとも)あります。弾頭には、「核弾道」の他、「化学弾頭」、「生物弾頭」も搭載可能です。輸出の実績もあり、パキスタンやイラン、リビア(今は廃棄)に配備されています。
次に、テポドン1です。これは3段式液体燃料ロケットです。日本列島を飛び越えて、太平洋に落ちて話題となったミサイルです。射程距離は約2,000km、精度は約3,000mです。弾頭には、ノドン同様に「核弾道」の他、「化学弾頭」、「生物弾頭」も搭載可能です。
続いてムスダンです。このミサイルの特徴は道路移動型中距離弾道ミサイルで即応性が高いことです。射程距離も長く約4,000km(グアムの米軍基地まで届く)、精度は約1,300mです。昨年立て続けに日本に向けて撃ったミサイルはコレです。
最後にテポドン2です。これは北朝鮮初の大陸弾道ミサイルです。BBCの記事によれば射程距離は約8,000kmです。アメリカ大陸まで余裕で届くミサイルです。
前項のミサイルが仮に日本に着弾した際の影響について、調べてみました。調べてみましたが、正直良い材料がありませんでした。北朝鮮のミサイルに搭載できる弾頭は、どのミサイルでも1トンぐらいです。北朝鮮では原子爆弾の小型化は成功しているので、弾頭に原子爆弾を搭載することは可能です。水素爆弾については、北朝鮮は成功したと発表していますが、真偽は不明です。
で、アメリカが懸念していることが、小型化した水素爆弾を用いた核実験です。これに成功したら、上記のミサイルの弾頭に搭載できます。下図は、国内の在日米軍基地や地方の主要地方都市に核ミサイル(水爆)が落ちたときの被害状況を示したものです。被害の度合いや距離の出所は、幸福の科学系の「THE FACT」のYouTubeの動画を参考にしました。
まずは、東京からです。東京駅を中心に円を描いてみました。壊滅的な被害の範囲は、東京駅から6km圏内です。新宿・渋谷まで含みます。爆発による影響は爆心地から34km圏内まで広がるようです。東京の場合は、八王子、千葉、大宮あたりまですっぽり入ってしまいます。
次に、横田基地を中心にした場合です。横田基地は東京都の西部にあります。ここに落ちた場合は、立川あたりまで壊滅的な被害、爆発の影響は新宿まで到達します。
神奈川には、在日米軍の基地が沢山あります。主な基地は「厚木基地」と「横須賀基地」です。これら2つ基地に同時に落ちた場合は、神奈川県は壊滅的な被害を被ります。どちらか一方でも、周辺は人口密集地が点在しているので、甚大な被害が想定されます。
北海道で最も大きな都市である札幌に落ちたときの被害の状況です。爆心地は北海道庁と仮定しました。図のとおり、札幌市全域が甚大な被害を被ります。
三沢基地に落ちた場合は、南部の八戸市まで被害が及ぶことになります。
東北地方の最大の都市である仙台に落ちたときの被害の状況です。爆心地は宮城県庁としました。仙台市の市街地は壊滅的な被害、爆発の影響は山形県、石巻、白石まで及ぶことになります。
最後に東海地方最大の都市である名古屋市に落下したときの図です。落下地点は名古屋城としました。この場合、名古屋市及び周辺の都市は壊滅的な被害を被ります。爆発の影響は、岐阜や岡崎まで及びます。名古屋の周辺は平べったい地形ですので、ここに落ちると東京と同様、大きな被害が及ぶことになります。
※図中の岡崎の文字が間違っていました。暇なときに修正します。
以下は、西日本の在日米軍基地や主要都市に着弾した場合の図です。私は西日本の地理に明るくないので、図のみ掲載します。大阪、広島・岩国、福岡、佐世保、沖縄の順に図で示します。
上記の図は、水爆を想定したものですので、原爆であれば、被害の範囲はもっと狭くなります。ただし、人口集中地区に落ちた場合は、原爆・水爆にかかわらず、甚大な被害が想定されます。
ミサイルが日本に飛んでこないことを祈るばかりです。
スポンサーリンク
芝刈り機ならハイガー
地域情報 ブログランキングへ
東北地方 ブログランキングへ
宮城県 ブログランキングへ
宮城県仙台市 ブログランキングへ
日記・雑談 ブログランキングへ
働くヒト ブログランキングへ
サラリーマン ブログランキングへ
平凡サラリーマン ブログランキングへ
転勤族 ブログランキングへ
にほんブログ村
ブログ王ランキングに参加中!
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6177517
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック