2013年02月23日
Flor Real Panatela
Ruedaで取り扱い中のFlor Real最小サイズ。
特徴的な赤い缶に9本入りという珍しいタイプ。
しかも左開きの缶は初めてじゃないだろうか。
缶内部はかなりきっちり詰まっており、最初の1本を取り出すのに苦労した。
DavidoffのExquisitosの様に一本だけ葉巻の下にリボンを通して引っ張り出し易くしてもらえると助かる処。
サイズはVegas de SantiagoのChiquititosと大差無いが、小さいながらしっかりしたデザインのリングが巻かれていてヘッドにキャップが付いている。
そしてこのサイズにして完全なロングフィラーである。
さて味はどうだろうか?
着火直後からフローラルで、花の蜜の様な甘みがある。
スパイスは控えめで柔らかい味。
細いだけあって燃焼速度は早く、小さいながらフローラルな香りがしっかりしている処が素晴らしい。
中盤で味がかなり濃厚に変化し、ユリの様な香りも濃密になる。
コクが増しており、柔らかい甘みが感じられる。
香りから想像する様な酸味にあまり偏らないのが印象的だ。
そして残り4.5cm程でタンニンさを含む濃厚な味にチェンジ。
なんとも形容しがたい柔らかい旨味がある。
それが徐々にさつまいもの様な甘みとなり、花の蜜とさつまいもっぽい味が濃厚に続く。
そして残り2cmで酸味が強まり、やはり花の香である。
甘みはカラメル系に変質し、ラストスパートの良さを感じるがいかんせんここまで来ると持ちづらい。
そのまま残り1cmまで吸って終了。
その後3本程試してあまり印象がブレず、Chiquititos程重さが無い為異様に吸いやすい。
印象としては非常に素晴らしいミニチュア・プレミアムシガー。
サイズがサイズだけにちゃんとしたリングが付いている事も素晴らしく、このサイズの手巻きにしては太さに均整があり、それでいてキャップも込でとてもしっかり巻かれている。
ミニチュアサイズのプレミアムシガーとしては本当に完成度が高くて驚く。
なにより、Davidoff Exquisitosより味がしっかりしていて物足りなさも無い。
ごくごく短時間で喫煙可能なプレミアムシガーとしては最上級の出来じゃないだろうか。
Flor RealはPurito(140mmx11.51mm)のコスパが極めて高いが、Panatelaにはちょっと他にはない良さがある様だ。
──以上
個人的に非常に当たりな1本でした。
ハバノスのクラブサイズに毛が生えた程度の大きさで、よくもまぁここまでしっかりとしたプレミアム感を出したなぁ、とそんな塩梅です。
持ち運びに便利な缶はVegas de SantiagoのChiquititosも収納出来ますが、比較してみると太さの均整に結構な差があります。
Chiquititosも嘗てはロングフィラーだったそうですが、今はショートで作られています。
やはりこのサイズでロングフィラーとなると、職人側にも相当なスキルが求められるのでしょう。
ごっついサイズがメインになりがちなVdSにそこまで求めるのは酷なのかもしれません。
現在Isthms社の葉巻はRuedaのみが日本で取り扱っており、最近はRuedaからの取り寄せではまきやさんでも対応してくれております。
今回のこれもはまきやさん経由で購入してみました。
やはり送料がメール便160円は安いですね。楽天銀行での決済なら振込手数料もありません。
しかも、今回レビューしたFlor Real Panatelaはバラ買いも可能です。まぁ、個人的には缶での購入をおすすめしますが。
Flor RealはCRCSからの個人輸入も可能ですが、バラ買い不可の上個人輸入特有の注文してから最低3週間は待つ、という事を鑑みると日本でバラで買った方が面倒が少ない感があります。
日本向けに輸入販売しているRuedaさんの価格も頑張ってくださっているんで敢えて輸入せんでもええかなぁ、という感じです。
まぁ、余裕が出来たらPuritoの48本木箱版が欲しい気もするんですが。
ちなみにPanatelaは日本でしか手に入らないご様子。
この銘柄を初めて知ったのはCRCSのEl Chiquititoサンプラーに入っていたPuritoで、Purisco Azul Senorita(4.5x32)と並んで個人的絶賛ビトラでした。
CRCSのおかげでIsthmsとTabacos de la CordilleraというVegas de Santiago以外のコスタリカの優秀なファクトリーを知れたのは個人的に大収穫だった処。
その後Isthms社の葉巻が殆んど日本で手に出来て、廃盤になったSuenos OroのPuritoまで手に入る様になったのは衝撃でした。
おかげでCRCSで買い物をする必要がほぼ無くなり、いつか箱買いしたいと考えていたPurisco Azuli SenoritaもTabacos de la Cordilleraのファクトリーダイレクトの方がCRCSより安いという現実。
クリスマスカードを送ってくださったCRCSには申し訳ない感があります|;-ω⊂)
ああ、Tabacos de la Cordilleraのオフィシャル通販ですが、なんとか開通したそうです。
最初の返信でコスタリカ政府からWeb通販の許諾が得られなかったと返信が来た時は諦めかけましたが。
Vegas de SantiagoやCRCSと違ってWeb販売経験が無く、日本への発送なんぞ当然未経験です。
取り敢えず実験オーダーで検証してみますんで、そちらはまた改めて報告します。
今回レビュー中何度か思い出したDavidoff Exquisitos。
2〜3年くらい前に短期間で10本分のレビューを、首を傾げつつ書いたんですが、繊細な美味しさを体感できる様になるまで8本くらいかかった挙句レビューを紛失(汗
いつかリトライしたい処ですが、値段的に後回しになりがちで、当面購入予定もありません(汗
特徴的な赤い缶に9本入りという珍しいタイプ。
しかも左開きの缶は初めてじゃないだろうか。
缶内部はかなりきっちり詰まっており、最初の1本を取り出すのに苦労した。
DavidoffのExquisitosの様に一本だけ葉巻の下にリボンを通して引っ張り出し易くしてもらえると助かる処。
サイズはVegas de SantiagoのChiquititosと大差無いが、小さいながらしっかりしたデザインのリングが巻かれていてヘッドにキャップが付いている。
そしてこのサイズにして完全なロングフィラーである。
さて味はどうだろうか?
着火直後からフローラルで、花の蜜の様な甘みがある。
スパイスは控えめで柔らかい味。
細いだけあって燃焼速度は早く、小さいながらフローラルな香りがしっかりしている処が素晴らしい。
中盤で味がかなり濃厚に変化し、ユリの様な香りも濃密になる。
コクが増しており、柔らかい甘みが感じられる。
香りから想像する様な酸味にあまり偏らないのが印象的だ。
そして残り4.5cm程でタンニンさを含む濃厚な味にチェンジ。
なんとも形容しがたい柔らかい旨味がある。
それが徐々にさつまいもの様な甘みとなり、花の蜜とさつまいもっぽい味が濃厚に続く。
そして残り2cmで酸味が強まり、やはり花の香である。
甘みはカラメル系に変質し、ラストスパートの良さを感じるがいかんせんここまで来ると持ちづらい。
そのまま残り1cmまで吸って終了。
その後3本程試してあまり印象がブレず、Chiquititos程重さが無い為異様に吸いやすい。
印象としては非常に素晴らしいミニチュア・プレミアムシガー。
サイズがサイズだけにちゃんとしたリングが付いている事も素晴らしく、このサイズの手巻きにしては太さに均整があり、それでいてキャップも込でとてもしっかり巻かれている。
ミニチュアサイズのプレミアムシガーとしては本当に完成度が高くて驚く。
なにより、Davidoff Exquisitosより味がしっかりしていて物足りなさも無い。
ごくごく短時間で喫煙可能なプレミアムシガーとしては最上級の出来じゃないだろうか。
Flor RealはPurito(140mmx11.51mm)のコスパが極めて高いが、Panatelaにはちょっと他にはない良さがある様だ。
──以上
個人的に非常に当たりな1本でした。
ハバノスのクラブサイズに毛が生えた程度の大きさで、よくもまぁここまでしっかりとしたプレミアム感を出したなぁ、とそんな塩梅です。
持ち運びに便利な缶はVegas de SantiagoのChiquititosも収納出来ますが、比較してみると太さの均整に結構な差があります。
Chiquititosも嘗てはロングフィラーだったそうですが、今はショートで作られています。
やはりこのサイズでロングフィラーとなると、職人側にも相当なスキルが求められるのでしょう。
ごっついサイズがメインになりがちなVdSにそこまで求めるのは酷なのかもしれません。
現在Isthms社の葉巻はRuedaのみが日本で取り扱っており、最近はRuedaからの取り寄せではまきやさんでも対応してくれております。
今回のこれもはまきやさん経由で購入してみました。
やはり送料がメール便160円は安いですね。楽天銀行での決済なら振込手数料もありません。
しかも、今回レビューしたFlor Real Panatelaはバラ買いも可能です。まぁ、個人的には缶での購入をおすすめしますが。
Flor RealはCRCSからの個人輸入も可能ですが、バラ買い不可の上個人輸入特有の注文してから最低3週間は待つ、という事を鑑みると日本でバラで買った方が面倒が少ない感があります。
日本向けに輸入販売しているRuedaさんの価格も頑張ってくださっているんで敢えて輸入せんでもええかなぁ、という感じです。
まぁ、余裕が出来たらPuritoの48本木箱版が欲しい気もするんですが。
ちなみにPanatelaは日本でしか手に入らないご様子。
この銘柄を初めて知ったのはCRCSのEl Chiquititoサンプラーに入っていたPuritoで、Purisco Azul Senorita(4.5x32)と並んで個人的絶賛ビトラでした。
CRCSのおかげでIsthmsとTabacos de la CordilleraというVegas de Santiago以外のコスタリカの優秀なファクトリーを知れたのは個人的に大収穫だった処。
その後Isthms社の葉巻が殆んど日本で手に出来て、廃盤になったSuenos OroのPuritoまで手に入る様になったのは衝撃でした。
おかげでCRCSで買い物をする必要がほぼ無くなり、いつか箱買いしたいと考えていたPurisco Azuli SenoritaもTabacos de la Cordilleraのファクトリーダイレクトの方がCRCSより安いという現実。
クリスマスカードを送ってくださったCRCSには申し訳ない感があります|;-ω⊂)
ああ、Tabacos de la Cordilleraのオフィシャル通販ですが、なんとか開通したそうです。
最初の返信でコスタリカ政府からWeb通販の許諾が得られなかったと返信が来た時は諦めかけましたが。
Vegas de SantiagoやCRCSと違ってWeb販売経験が無く、日本への発送なんぞ当然未経験です。
取り敢えず実験オーダーで検証してみますんで、そちらはまた改めて報告します。
ダビドフ エクスクイジトス [10本入り] [缶入り] [ドミニカ産] |
今回レビュー中何度か思い出したDavidoff Exquisitos。
2〜3年くらい前に短期間で10本分のレビューを、首を傾げつつ書いたんですが、繊細な美味しさを体感できる様になるまで8本くらいかかった挙句レビューを紛失(汗
いつかリトライしたい処ですが、値段的に後回しになりがちで、当面購入予定もありません(汗
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