今回はキットの組立となります。
このキットは基本的に前回組み立てたタイガーT中期型と同等品です。
そのため、細かな組立の説明については省略します。
※製作工程を確認されたい方はこちらをご覧ください。前回製作したタイガーT中期型の記事です。→https://fanblogs.jp/neko1100/archive/85/0#BlogEntryExtend
まずは説明書どおり車体下部にサスペンションやホールを取り付けていきます。
カリウス少尉がこの時期に搭乗していたタイガーTは、ドライブスプロケットすぐ隣の第一転輪は外していたそうです。
一輪少ない状態でも走行に問題はなかったようで、整備のしやすさからそのような状態のタイガーTは多かったようです。
また、隙間に石や泥が詰まりサスペンションを破損するとの理由もあったようです。ホールの取り付けは数が多いので大変ですが、次の工程にもまた厄介な工程が待っていますのでここは修行と思い根気強く組み立てていきます(笑)
次の工程はキャタピラの組立です。
このキャタピラはプラスチック製のものでキャタピラ1枚1枚を接着剤を付けて接着していくというこれまた根気が要る作業となります。
キャタピラは左右100コマづつの取り付けになります。
キャタピラをホイールになじませ自然な弛みができるように調整しながら組み立てます。
キットに付属するカリウス少尉戦場秘話によれば「キャタピラは1枚が50kgあり、スペアキャタピラの取り付けは人力で行う以外なかったと」語っておられます。
砲塔に取り付けるスペアキャタピラなどはさぞや難儀したであろうことと思われます。
次は車体後部です。マフラーやジャッキ、フェンダーの取り付けです。
先にツィンメリットコーティングの工程でキットにパテが付いていますので、部品の取り付けは瞬間接着剤を主に使用していきます。
次は車体の装備品の取り付けです。
細かな部品が多いので折損したり無くしたりしないよう注意して組み立てます。
今回は、車体後部エンジン排気口等にTAMIYAから発売されているエッチンググリルセット
を使用してみました。
パーツを全て取り付けてからこのエッチングパーツを取り付けましたが、実はこの商品に説明書があり、ワイヤー等の部品を取り付ける前に組み立てるのが正解でした
写真の印をつけた箇所は先にパーツを取り付けてしまうとエッチングパーツが収まりません。
ですので今回は問題箇所にうまく取り付けられるようエッチングパーツを切断してから取り付けました。
パーツに隠れてしまうところですので、目を凝らさない限りは分かりません
このエッチンググリルセット、定価900円となりそこそこの値段はしますが、出来上がりにリアリティーが生まれ効果的かと思われます。
次に砲塔の組立をします。
砲塔は組立に特段の注意を払う必要はありませんが、砲塔にとりつけるスペアキャタピラについては、押し出しピン跡が残ってしまっているため、パテ埋めしてた後、整形する必要があります。
※砲塔の製作は途中経過の写真を撮影しておりませんでした。申し訳ございません。
出来上がった砲塔を車体に載せ、とりあえず組立の完了です。
今回はここまでです。次回は塗装編の予定です
この記事で紹介しているドイツ軍重戦車タイガーT型 オットー・カリウス搭乗車はTAMIYAから販売された限定品となっております。現在はAmazon等で購入できます。
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