今回はキットにツィンメリットコーティングを施してみたいと思います。
前回準備したモデルカステンのコーティングローラーを使用しての実践です。
コーティングローラーを使用するにあたりツィンメリットコーティングの再現はエポキシパテを使用します。
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とりあえずこのTAMIYAのエポキシ造形パテを使用してみます。
ここでちょっと今回の反省を先に述べてしまいます。
当初このTAMIYAのエポパテを使用してみたのですが、見事に失敗しました

ただ、TAMIYAさんの名誉のためにお断りしておきますが、私の腕というか工作能力の低さというか
情報収集の少なさから発生したミスです。
では失敗作業の説明です(ミスの記事ですのであまり真剣に読まないほうが良いかもしれません)。
まず、このエポパテの説明書通り、主剤と硬化剤を混ぜ合わせました。
主剤と硬化剤を(2種類のパテ)を混ぜ合わせるにあたって説明書では「水」を手につけながら作業してください。と書いてあります。

その説明書どおりにし作業をし始めました。
結果から言うと、水をつけるだけではパテの粘着力が勝ってしまい、まず手にくっつきます。
その、手にベタベタつく状態のままキットにパテを塗っていくものですから
キットの他の箇所についてしまったりします。
この状態のままコーティングを施したい箇所にパテを付け頑張って伸ばしてみました。
しかしパテがうまく伸びてくれません。手にくっついたり、ヘラにくっついてしまったり、伸びが悪かったり・・・。

なんとか車体下部にパテを付け、コーティングローラーで転がしてみた状態が上の写真です。
コーティングローラーにも同じように水をつけて転がしてみたのですが、ローラーにパテがくっつくし、ローラーの溝にパテが入り込んでしまうし、散々でした。
結論を申しますとこの方法ではコーティング再現作業は不可能です。
せっかくの秘密兵器コーティングローラーが活躍することなく終了してしまいました・・・。
と、ここで記事を終わらしてしまうとこのブログの読者様に怒られてしまいそうですので
この記事には続きがあります。
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その後、雑誌やネットで情報を収集し、エポパテには「メンソレータムを混ぜながら行うと良い。」ということが分かりました。
さっそく近くの薬局でメンソレータムを探しにいきましたが、同系品で「メンターム」というのがありましたので、こちらのほうが容量も多いし値段も安かったので購入しました。
また、ポリエステルパテについてもTAMIYAと違う物を試してみたくなり
Mr.HOBBYの「エポパPRO-L」を購入しました。
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こちらはTAMIYAのものと何が違うかといいますと、まず軽量タイプであるということと
硬化時間が1~3時間と比較的早いことが特徴です。
TAMIYAのものは20℃~25℃では約12時間の硬化時間です。あと高密度タイプと記載があります。
気を取り直し、それぞれのパテを使用してツィンメリットコーティングを再現してみようと思います。
それでは最初はMr.ホビーの「エポパPRO-L」を使用します。
①硬化剤と主剤を同量切ります。
②手にメンタームを塗りこみます。
③主剤と硬化剤を混ぜ合わせます。
パテの色がまだらにならなくなるまで混ぜ合わせれば準備完了です。
このパテをキットに付けていきます。この時点で手にパテが殆どくっつきません!
キットにパテを少量(ホントに少量が良いです)付けて伸ばしていきます。
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パテを均等に伸ばしきったらコーティングローラーを転がします。
使用したコーティングローラーのタイプは「B」です。
ローラーを転がしている際もメンタームの成分のおかげで、全くローラーにパテがくっつきません。
かなり快適です!
ただ、このローラーを転がす前段階ですが、パテは可能な限り薄く延ばしたほうがその後の見栄えが良いです。
写真はパテを盛りすぎました・・・

次に車全面部分のコーティングです。

こちらも同様にパテをコーティング箇所に盛り付けていき、ローラを転がします。
この部分は突起物が多い箇所のためローラーだけではなく、スタンプタイプの物を使用します。
スタンプタイプはコーティング箇所に押し付けていくことでパテに刻みが入ります。
これらローラーのタイプをそれぞれ使い分ける事で、かなり細かいとところまで刻みを入れることが出来ます。
今回はここまでです。
次回は他の箇所にもコーティングを施していく作業です
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