前回で基本となる色のダークイエローを塗り終えてますので、装備品を筆塗りしてみます。
ここでもいつもと違った手法で塗装を試みてみます。
いつもですとスコップなどの木部については単にレッドブラウン(アクリル)を塗っているのですが
今回はちょって手間をかけます。
![ワイヤー類.jpg](/neko1100/file/E383AFE382A4E383A4E383BCE9A19E-thumbnail2.jpg)
まず最初に装備品のワイヤー類やスコップ等の鉄部を塗装します。
この鉄部はTAMIYAアクリル塗料のフラットブラック、ジャーマングレー、メタリックグレーを調色したもので塗ります。
![フラットブラックなど.jpg](/neko1100/file/E38395E383A9E38383E38388E38396E383A9E38383E382AFE381AAE381A9-thumbnail2.jpg)
次に木部の塗装です。
まずレッドブラウンで下地を塗ります。その上に木工甲板色を塗ります。
![木工甲板.jpg](/neko1100/file/E69CA8E5B7A5E794B2E69DBF-thumbnail2.jpg)
もうちょっとレッドブラウンを塗りつぶしたほうが良かったかもしれません。
次はこの上にTAMIYAエナメル塗料のクリヤーオレンジとレッドブラウンを調色したものを塗っていきます。
この手順により、木部の塗装表現がより深みを増すようになります。
ここで鉄の部分と木部を塗るのはどちらを先に塗るのかという手順の問題がありますが、
私の見解ですと、黒系を先に塗っておいたほうがその後に木部の明るめの色を塗っている際に
塗料が黒系で塗った個所にはみ出してしまってもほとんど目立ちません。
これを逆にした場合明るめ目の木部に黒系の色がはみ出すと非常に目立ちます。こういった理由から黒系から先に塗り上げていったほうが綺麗に仕上がる・・というのが私の見解です。
![透過技法.jpg](/neko1100/file/E9808FE9818EE68A80E6B395-thumbnail2.jpg)
この塗装方法を透過技法と呼ぶそうです(戦車模型の作り方より)。
この時点ではエナメル塗料の塗付により木部にツヤが出ていますが、最終的につや消し処理をすることで自然な感じになると思います。
次はキャタピラの塗装です。
キャタピラには前行程でTAMIYAアクリル塗料のフラットアースを塗装してあります。
この上に同じくアクリルのフラットブラック、フラットアース、レッドブラウンを調色したものを塗りこんでいきます。
![キャタピラの色.jpg](/neko1100/file/E382ADE383A3E382BFE38394E383A9E381AEE889B2-thumbnail2.jpg)
写真くらいの色まで調色します。
この色を車体の履帯と砲塔の予備履帯にも筆塗りしていきます。
![キャタピラの塗装.jpg](/neko1100/file/E382ADE383A3E382BFE38394E383A9E381AEE5A197E8A385-3d24d-thumbnail2.jpg)
※写真はまだ半乾き状態です
![たらーっ(汗)](/_images_e/163.gif)
ここまでがキットに施す基本的な塗装となります。
![半完成.jpg](/neko1100/file/E58D8AE5AE8CE68890-thumbnail2.jpg)
次の工程からは戦車模型の醍醐味「汚し」の表現となります。私はこの汚し(ウェザリング)表現が一番の楽しみですが
この工程如何で完成品がガラッと変わってくるので非常に重要です。気を抜けません。
次回はこの汚し表現作業となります。
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この記事で参考にしている「戦車模型の作り方」はこちらです。
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