2021年08月21日
新型レクサスNX 推定される「メーカーオプション」を最終チェックして備えよう!
販売店もしくは販売店のモータープールで装着する「ディーラーオプション」は車両の正式発表後の10月以降でも間に合いますが、「メーカーオプション」は生産工場で装着しますので、契約時に決める必要がありますので、今一度最終チェックを兼ねてご確認いただければと思います。
・・・ということで、今回は、8月19日(木)の「先行商談」に向け、推定されるメーカーオプションについて解説させていただきたいと思います。なお、すべて当方の個人的関係に基づくものですのであくまで「ご参考程度」としていただければ幸いです。
「先行商談」の際は、ティザーサイトもしくは19日から配布予定の「プレカタログ(リーフレット)」などで詳細な機能や価格などをご確認の上、装備有無を決定いただければと思います。
https://lexus.jp/models/nx/teaser/
【新型レクサス「NX」(2022年モデル)主要メーカーオプション】
■18インチアルミホイールタイヤ(ダークグレーメタリック塗装+切削光輝タイプ)【レスオプション扱い】
"version.L"、”F SPORT”にレスオプション扱いで、20インチから18インチへホイール&タイヤが換装されるため、価格が10万円〜12万円程度安くなると想定します。メリットもあり、以下のような方に向いていると思います。
・20インチは車格的に大きすぎる
・ホイール換装を予定している
・20インチホイールはいわゆる「ランフラットタイヤ」なので、一般的なタイヤの乗り味が好み
・タイヤ交換のランニングコストが気になる(距離を乗られる方)
・燃費を少しでも上げたい
■20インチアルミホイール&タイヤ(プレミアムメタリック塗装)
"version.L"で選択できると想定されるホイール。もともと20インチを履いていますので、デザイン変更のみのため、価格は数万円程度と想定します。シルバーの輝きが美しいホイールですね。
■20インチアルミホイール&タイヤ(5本スポーク/ダークグレーメタリック塗装)
"version.L"で選択できると想定されるホイール。北米では「NX450h+」専用ホイール。こちらもデザイン変更のみのため、価格は数万円程度と想定します。ダークグレーでスポーティな5本スポークです。
■20インチアルミホイール&タイヤ(F SPORT専用 ブラック塗装)
”F SPORT”で選択できると想定されるホイール。カラー変更のみのため、差額「0円」のオプションと想定されます。グロス感のあるホイールが好きな方におすすめ。反面、光の陰影による立体感は失われます。
■オレンジ塗装 ブレーキキャリパー
レクサスSUV初のオレンジキャリパー。”F SPORT”専用オプションですが、既存のレクサス車と異なり、ブレーキキャリパの大型化は行われない可能性が高いです。(詳細は8月19日以降、プレカタログ等で確認要)
■【必須】パノラミックビューモニターや先進ADASセットオプション
いわゆる360度カメラの「パノラミックビューモニター」や、後方に位置する歩行者を検知して自動ブレーキを作動させる「パーキングサポートブレーキ[PKSB](対後方歩行者)」、高速道路等で自動レーンチェンジを行う「レーンチェンジアシスト[LCA]」、T字路などで、出会い頭の事故を未然防止する「フロントトラフィックアラート[FCTA]」、走行時に衝突の危機が高まった際、自動ブレーキとステアリング操作で衝突回避・軽減を支援する「緊急時操舵支援(アクティブ操舵回避支援)」をセットにしたもので、レクサスLSに備わる「Lexus Safety System+A」相当の機能を誇る装備。この「NX」の魅力を大きく高める装備なのでぜひ装備したいオプション。
なお、”標準”グレードでは「パノラミックビューモニター」と「パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)」のみの装備になると想定されます。
■【推奨】高度運転支援技術「アドバンストパーク」
「NX350h」および「NX450h+"version.L"」に装着可能なオプション。
前向き駐車、バック出庫、前向き出庫が可能となり、スマートフォンで社外から操作可能な第2世代のアドバンストパークで、2021年8月時点では、最も最先端なアドバンストパーク。過信は禁物ですが、駐車が苦手な方にはぜひ装着してほしい最先端の装備。
■CD/DVDメディアドライブ
14インチディスプレイオーディオに「CD・DVD再生機能」を追加するもの。
今回からSDカードや内蔵HDD/SSDに録音する「サウンドライブラリ」機能が備わっていないと考えられるため、よほど必要な方以外は不要かもしれません。(詳細な再生可能メディアや録音機能の有無は「先行商談時」にプレカタログ等で確認ください)
■ITSコネクト
クルマに搭載したセンサーでは捉えきれない見通し外のクルマや人の存在、信号情報を、道路とクルマ、あるいはクルマ同士が直接通信して取得するものですが、普及が遅々として進んでいません。大都市圏+一部地方都市以外では対応していないので、必要性を考慮して選択されるのがよろしいかと思います。
https://toyota.jp/technology/safety/itsconnect/
■【推奨】3眼フルLEDヘッドランプセット
レクサスを象徴する「3眼フルLEDヘッドランプ」にLEDコーナリングランプ、ヘッドランプクリーナーなどをセットにしたオプションと想定されますが、高額と噂もあります。別記事で取り上げているのでご参照ください。
http://www.namaxchang.com/article/482911704.html
■デジタルインナーミラー
全車・全グレードに装着可能と思われるオプションで、高精細・高画質化を図った、第2世代のデジタルインナーミラー。
雨天走行時や、後席に人や荷物を乗せる機会が多い方には非常に有用です。
一方、しばらくは「慣れ」が必要ですので、新型「LS」(MC版)で、見え方を事前確認されることをおすすめします。
■後席シートヒーター&電動リクライニング(電動格納機能付)
"NX350 F SPORT”、”NX350h F SPORT”に装着可能と想定されるオプション。
後席居住性を高めるシートヒーターと電動でのリクライニング・可倒機能を備えたもの。
頻繁に後席を倒す方には便利ですので、必要性がある方のみ装備すればよいかと・・・シートヒーター単品の設定がほしいところです。
■7インチメーターディスプレイ&HUD&タッチトレーサー機能
”標準”グレード専用のオプションと想定されるセットオプション。(写真は非装備のもの)
先進感が味わえる装備であるが必須装備ではないため、吟味して装着を。
■【必須】ムーンルーフ
全グレードで装備可能な、レクサスSUVではおすすめのオプション。欠点は重心の高い位置に「約10kg」の重量物が加算されること。
リセールバリューが極めて高いオプションのため迷った場合は装着をおすすめします。
ルーフを開けなくても、室内が明るくなる効果があります(私自身、過去装着車で、開けたことはほとんどありません)
■ルーフレール
アウトドア用途の器具を装着するためのルーフレール。ファッションで装着される方もいる人気アイテム。こちらも重量物のため「約10kg」程度の重量がかさむため、スポーティな走りを期待する場合は装着しないほうが良いでしよう。ただし、後述の「パノラマガラスルーフ」を装着する場合はこの「ルーフレール」もセットで装着する必要があります。
■【推奨】パノラマルーフ
”NX450h+”以外の車種にメーカーオプションと推定される人気のオプション。
ガラスの面積が広いため「約20kg」程度の重量がかさみ、ルーフレールも同時装着が必要であるため、合計「30kg」程度の重量物がルーフに積載されるがことがネックと思います。
今回、耐熱性(IR対応)を強化し、チルト&アウタースライド方式を採用するなど、開放感ある室内空間と、外見の見栄えの良さが魅力。オプション価格が高額と予想されるため、元を取るのは難しいが、リセールにはプラス材料のオプション。
なお、当然ですが「ムーンフール」とは同時装着不可です。
■【推奨】おくだけ充電(Qi)
全車・全グレーで装着可能と想定されるオプション。
スマーフォンなど「ワイヤレス充電」を行う機器。近年、オプション価格が低下していること、スマートフォンをきれいに収納できる仕組みもあることから、できれば装着したいオプション。「Apple Car Play」などをワイヤレスで使用したい場合はぜひ装着を。
■”マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム
標準オーディオを凌駕する臨場感をもたらすプレミアム・オーディオ。入力するソースが圧縮音源中心の場合は標準オーディオに比べそれほどのアドバンテージを得ることはできないかもしれませんが、大出力のアンプ、スピーカーを備え、なにより魅力的な「専用スピーカーグリル」を前後に備えることで、所有満足度を高めることができます。長く乗るのであればおすすめのオプションですが、(高額ということもあり)リセールヴァリューにはあまり寄与しないと言われています。
■【推奨】デジタルキー
全車種・グレードにオプション装着が可能と思われる、目玉のオプション。
スマートフォンが鍵になったり、エンジンスタートなど、所定の操作が可能。物理的なスマートキーを所持しないことによる「リレーアタック」の防止や様々な付加機能が利用可能と思われます。
なお、当初3年は利用料金無料ですが、3年経過後は所定の金額がかかる見込み。「できること・3年後の更新料金」などは、先行商談時にプレカタログ等で確認が必要です。
■【推奨】寒冷地仕様
補機バッテリーの強化、ワイパーや解氷機能の強化など寒冷地の仕様に適した仕様。さらに、万一の際の「リアフォグランプ」を備えるオプション。価格も2〜3万程度と想定されますので、「AWD」を選択される方には特におすすめのオプション。
なお、リアフォグランプは車両下部のリフレクター内部にインストールされますので実にスマート。
■アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)
NX350h全車オプションと想定されます。
センターコンソール後部・ラゲージルーム内に家庭用電気製品が使用できるアクセサリーコンセント。
一軒家など、居住地近辺に駐車できる環境の方は、万一の災害時等非常に重宝するオプション