おつまみが晩ごはん!
という本。
本書のコンセプトは、その名の通り、晩ごはんとして成立してしまうおつまみ。たしかに、夜遅く帰ってきたり、夕方に軽く食べてたりすると、作るのも食べるのも、それほどしたくない時ってあります。
そんなとき、チャチャっと作って、晩酌しながら食べ、適度におなかももつ。といったものができれば、便利だし、また愉しいものです
よく「ちょっとした材料でおいしいおつまみを作る」なんて、料理上手のたとえで使われるけど、確かにおつまみってセンスがでますよね。
素材を活かしながら、しっかりインパクトのある味をつけ、しかも変化のバリエーションが付けられるというか。そういうことができる人は尊敬しちゃいます
あと、おつまみと軽いお酒で夕食を済ませると、実はダイエットになるんですよね。もちろん、栄養バランスは考えなくてはならないけれど、炭水化物の食べ過ぎなんかも防げる。
本書は、そんなおつまみ上手になるためのレシピを多数紹介しています
ほとんどがめちゃめちゃ簡単な調理で、実用的。レンジだけで作れちゃうものも多い。レシピはここでは詳しく紹介できないものの、レンジだけで作る「レンチンマーボ豆腐」には思わずニヤリとしました。
とくに、学んだのはお魚とか野菜とかを、ちょっとしたタレであえるみたいな料理。こういうのですよ、うまい作り方を知りたいのは!
本書の優れているところは、紹介している料理をまんままねするのはもちろん、たれを作るときのオリーブオイル、ごま油などの使い方とか、おつまみ上手になる考え方、アイデアの「種」が詰まっている感じ。
アンチョビとニンニクを混ぜるとイタリア感がでる、みたいな
応用が利きそうなものが多いんです
まだ、数品しか試していないけど、何度も読み返してアイデアが生まれそうな本です。是非一読を
【このカテゴリーの最新記事】