2023年10月15日
「鮭」の漢字の秘密 なぜ魚へんに圭なのか
魚へんの漢字はとにかく多い。
当然魚へんを持つ漢字は魚類を指すことが多く、おじさんがすし屋で博識を自慢するためによく使われるツールであり、小学生が意味なく丸暗記したりもするわけです。
その中で、本日取り上げたいのが
鮭
サケはなぜ鮭、魚へんに圭なのでしょうか。
もう答え言っちゃいます!
圭の字がサケみたいな形をしているからです。
まじか。
まあ、これは言い過ぎで、圭という字には、「形が良い」という意味があり、とくに先がとがった三角形の美しい形を指す言葉です。
古代中国では、身分の証として先のとがった、三角形の宝石を授ける習慣があり、その宝石のことを圭といったそうです。
なお、異字として「珪」があり、こちらは王の字がついて、さらにやんごとない宝物のイメージが高まります。
美しい宝石を思わせる字であり、漢字のつくりとして使われるときも、その形の美しさ、とりわけ三角形を持つものを指すことが多いのです。
麗しい由来を持つ字ですから、人の名前にもよく使われます
錦織圭や本田圭佑など、日本のトップアスリートにも使われていますね
スポーツ選手の鍛え上げられた美しい肉体は、圭の字にぴったりです。
アスリートはどちらかというと「逆」三角形かもしれませんね。
さて、鮭のお話に戻ります。サケのフォルムは、ほかの種にはない美しさがあります。
とくに産卵期のオスの鮭は、鼻曲がりのように、先がとがってくる
「これぞサケ」といった形になりますよね。
とがった形を表す圭の字は、とくに、この鮭の形状を連想してつけられたものだと思われます。
ちなみに、虫へんに圭はカエル(蛙)です。
美醜の価値観は様々だけれども、「カエルはあまり美しくないだろう」と思われる向きもあろうかと思います。
諸説ありますが、カエルもやはり、ひし形の顔のとがったフォルムをもっているのためと考えられます。
2023年10月06日
謎理論「回転ずしはサーモンを食べに行く所」発表
回転ずしで人気のネタと言えば「サーモン」。
サーモンのすしはバリエーションも多く、各社工夫を凝らした商品が人気を支えています。
いきなりですが私は常々思っていることがあります
それは
「回転ずしはサーモンを食べに行くところ」
だと思うのです
その理由は、回転ずしではない寿司屋でサーモン寿司は食べられず、サーモン食は回転ずしだからこそのアクティビティであるから
すしで言う「サーモン」の正体は、トラウトサーモン、つまりニジマスや、アトランティックサーモン(タイセイヨウサケ)などで、チリやノルウェーで養殖されたものが中心です
そして外国産の養殖サーモンは、圧倒的な消費地が日本であり、ほとんどが日本の回転ずしチェーンのために品種を最適に改良しているんです
まず、サケがすし屋で出ない理由としてアニサキスなど寄生虫がありますが、養殖は生食できるサーモンにするための水質管理がなされています。
そして養殖サーモンのこだわりはとくに脂身
刺身は脂が多くなくては旨みを感じず、水っぽくなります。そして脂と水が両方足りないと、ぱさぱさになります。
養殖場では、寿司と刺身大好きの日本人の舌に合うよう、エサなどを工夫し脂を多く育てているわけです。
そして、値段も回転ずし店のニーズに合うように生産しています。まぐろその他、高級店でも使うすしネタは、回転ずしで出すために相対的にかなり安いものを買わなくてはならないはず。
品質・味は落ちるのは当然。だからこそみんな、高級寿司にあこがれを抱くわけです
養殖場では、寿司と刺身大好きの日本人の舌に合うよう、エサなどを工夫し脂を多く育てているわけです。
そして、値段も回転ずし店のニーズに合うように生産しています。まぐろその他、高級店でも使うすしネタは、回転ずしで出すために相対的にかなり安いものを買わなくてはならないはず。
品質・味は落ちるのは当然。だからこそみんな、高級寿司にあこがれを抱くわけです
しかし、サーモンずしは、主戦場、本場が回転ずしチェーンです!。
つまり回転ずしに出ているものが、サーモン養殖の知見と技術を集めた最高峰です。
マヨ和えとかジャンクフード的なものを含め、サーモンを使った新製品も多いのも特徴
回転ずし店が、趣向を凝らしもっとも緊張感を持って、本気で勝負しているネタということになります
あたりまえですが、それは高級すし店では絶対に見ることはできない熾烈な競争
各社食べ比べ、そのスリリングな営みを目の当たりにしたくはないですか?
ということでみなさま、回転ずし至高の喜びであるサーモン尽くしを堪能してみてください
つまり回転ずしに出ているものが、サーモン養殖の知見と技術を集めた最高峰です。
マヨ和えとかジャンクフード的なものを含め、サーモンを使った新製品も多いのも特徴
回転ずし店が、趣向を凝らしもっとも緊張感を持って、本気で勝負しているネタということになります
あたりまえですが、それは高級すし店では絶対に見ることはできない熾烈な競争
各社食べ比べ、そのスリリングな営みを目の当たりにしたくはないですか?
ということでみなさま、回転ずし至高の喜びであるサーモン尽くしを堪能してみてください