由布岳のふもとの一帯に豊富な湯量を誇る源泉があり、魅力的な旅館、日帰り温泉施設が多数、また風光明媚な景色が魅力です。
由布院駅を降りて目の前の大通り、また街を少し外れた、金鱗湖(きんりんこ)に続く「湯の坪街道」には、おしゃれなカフェや美術館が多数あります。
福岡の空港から近く、アクセスが良いので、アジア圏から気軽に訪れることができる観光地としても人気です。コロナ明けから円安も伴ったインバウンド需要で外国からの観光客もかなりの数です
通り全体をふんわり良い香りで包む、多種多様なスイーツも魅力的なのですが、私は名物の「鶏天ぷら」をいただきました。
にぎやかな街周辺を抜けると、高級旅館が増えてきます。旅館の中に、日帰り入浴可能なところがいくつかあります。
そして、湯布院のランドマーク、金鱗湖へ。豊かな緑に囲まれた小さい湖。どこから見ても美しく、どこかかわいらしい。
ぐるりと湖の周囲を歩くと、小さな鳥居を発見。ベストアングル?で写真を撮ってみました。
さて、金鱗湖のほとりには、風情あるお茶屋さんやお土産屋さんが多数ありますが、その中に生垣に囲まれた藁ぶきの小屋がたたずんでいます。
これが日帰り温泉施設「下ん湯」です。
目立つ場所にあり、その存在が気になるとは多いでしょうが、かなりハードルが高いというか。入るのに勇気がいりスルーする方がほとんどです。
それなら入ってレポートしましょう!
入浴料200円、無人の入り口で箱に投入して入場します。
まず脱衣場がありません。浴槽のわきにあるすのこの上で服を脱ぎ、棚に服をしまい入湯。
湯舟は二つあり、写真でわかるように、奥は露天になっています。この露天風呂、生け垣はありますが隙間があり、はっきり申し上げて湖の周囲の観光客の皆様からは見えてしまってます。
もちろん混浴です
というか、男でも女でも入れるもんなら入ってみろ、といった感じに近い。
貸しきりではないので、女性だけ、あるいは家族、カップルで入っても、あとから人が入ってくる可能性があります。湯舟にタオルを入れるのも禁止されていて、特に女性は実質的にかなり無理があるかもしれません。
湯加減は最高で、滑らかで優しい肌触り。あまり人が入らないということも湯の質の高さにつながっている?
もちろん、金鱗湖の周囲に有名旅館を含め、立ち寄り湯を実施している旅館が多数ありますので、下ん湯が無理でも、絶景を楽しみながら入れるよいところがたくさんあります。そこはご安心を。
そういった整った施設については、他のサイトにお任せします!
なお、湯布院の近くには、見落としてしまいがちですが、もうひとつ素晴らしい温泉地があります。
湯平温泉です
風情ある坂道を歩き、安く入れる共同浴場めぐりができます。とっても満足度高いです。
寅さん映画「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」の舞台にもなった温泉です(沢田研二さんと田中裕子さんは、この映画で出会って結婚されました)
湯布院を訪れる時はぜひ寄ってみてくださいね
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