2023年04月09日
海の幸の宝庫淡路の新名物「淡路島サクラマス」
魚介類の名産が多い兵庫の淡路島・福良。昔から「とらふぐ」や夏に出荷される鱧(はも)などで有名な港町ですがが、新たな名産が誕生したことをご存知でしょうか。
それが「淡路島サクラマス」
まず、サクラマスは
サクラマスとは「ヤマメ」が海にわたったもの。サケの種類の魚は、同じ種類でも海に渡り、川に帰ってくる個体とずっと川や湖など淡水で過ごす個体があり、ヤマメが海に渡ったものがサクラマスとなります
厳しい環境で生き抜くことで、海で育ったマスは体が大きくなり、脂がのります。サクラマスも味が良いことで知られ、高級魚として流通しています。
とはいえ、サクラマスの天然物は希少。また養殖も技術的に難しいのが現実です。
理由として、海にわたる魚なので海水で育てなくてはならず、海にいけすを作る必要があるのですが、マスの海での生活には謎の部分が多く、潮の流れなど自然に近い条件が作り出すのが難しいのです。
そんななか、サクラマスの養殖に乗り出したのが淡路島なのです
地元の知恵が生んだブランド
淡路島は鳴門海峡の近くにあり、潮流が非常に速いことで知られます。常にきれいな水が供給され、同島にある福良湾は、トラフグやはもなど、難易度の高い養殖事業を手掛けてきました
その地元養殖業者の知恵を集め、上質なサクラマスの養殖に挑戦し、見事成功 2017年春にはじめて本格販売が開始しました。
この淡路島サクラマス、冬のトラフグと夏の鱧の中間に提供されることもポイント。島にとって海の幸は大きな産業ですから、町おこしにもってこいなのです。
淡路島サクラマスを楽しむには
さてサクラマスの旬は3月〜5月で、淡路島サクラマスはこの時期だけに限って出荷。 あわじ市では「淡路島サクラマスプロジェクト」を実施し、街を挙げて新名物を推しています。 旅行者らが、丼や鍋を中心に、朝にしめたサクラマスを使った、淡路島でしか食べられないメニューを様々な店舗で愉しめるようホテルや料亭、レストランの料理人とコラボしながら、料理を考案しています。
現在、サクラマス料理が食べられるお店等は、以下のサイトで紹介されています。
2023年は淡路島内の33店舗が参加、56メニューが楽しめます
http://www.awajikoku.com/sakuramasu/<外部リンク>
淡路島を訪れた際はぜひお楽しみください。 また、全国どこからでも通販で淡路島サクラマスを購入できます 切り身のほか漬け丼、アヒージョなど魅力的な製品となって販売されています。 自宅にいながら、ブランドサクラマスを堪能してみてはいかがでしょうか
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