最近、抗酸化作用などの健康効果が最近急速に注目度がたかまっている成分にアスタキサンチンがあります。
アスタキサンチンは、1980年代に日本の研究チームによって、エビやサケの身の色素成分として発見されました。
海老や鮭といえば、体が赤みがかっているのが特徴ですが、その赤の色素の成分です
そのほか、真正細菌、緑藻、赤藻、酵母など、多様な生物に存在する「カロテノイド(天然色素)」の一種です。
2023年04月08日
鮭はなぜ赤い? 健康・美容成分「アスタキサンチン」をサプリで
鮭のほかにも赤い魚、キンメダイなどの赤さもこの色素によるものとされます。 面白いのが、鮭は基本的に白身魚であり、肉が赤いのはエビなど食べ物による後天的なモノであるということ。そう、えびなどのアスタキサンチンが移ってあの色になっているのです
ちなみに、さけは海から川に遡上しますが、産卵期はエサを食べませんので、体はどんどん白くなりますが、鮭のかつての赤さは、「イクラ」にしっかりと伝わっていくのです サケは産卵後死んでしまうことを考えると、子に引き継がれた美しい色、なんだか感動的ですね。 さてさて、このアスタキサンチンは、人間の健康に寄与する栄養素として注目されています 成分としての魅力は「ビタミンEの1000倍」とも言われる高い抗酸化作用。活性酸素の発生を防ぐことで、シミやしわなど肌の老化の防止、美肌に効果的だと言われています。
また、抗炎症作用、免疫増強効果、代謝や脂肪燃焼を促進する効果もあるといわれています。 LDL,いわゆる悪玉コレステロールの抑制、あるいは動脈硬化や糖尿病を予防するといったことが言われることも多いようです。
とはいえ、国立健康・栄養研究所によると、これらの効果については「ヒトでの有効性について信頼できるデータが見当たらない」としています。
アスタキサンチンの体への効能についてはまだまだ研究の余地がありそうですが、いずれにしろ健康補助食品や化粧品の原料として広く利用され しかもアスタキサンチンの人体への潜在的な健康効果はまだまだ研究途上であり、様々な期待から、医療分野でも注目を集めています。
最後にアスタキサンチンのサプリを紹介します。
サプリといえば定番中の定番、DHCシリーズ。
DHCのアスタキサンチンサプリは、1粒当たり アスタキサンチンを9mg含有。商品説明では1日1粒を目安に摂取することをすすめています。
アスタキサンチンが多い種類であるベニザケでは、100グラム(一切れくらい)にだいたい3mg含有されています。一粒で3切れ分ですね。
30粒、一か月分で千円とちょっとの値段ですから、一粒35円程度というお手ごろさ。これなら、毎日の食事に無理なく取り入れられそうです。
最後に、毎日このサプリを飲んだからと言って、人間の体は赤くなりませんので安心してください。
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