3Dダンジョンロールプレイングゲーム第9回目です。
今回は、プレイヤーの向きに対応した2Dマップデータを読み込み、表示ワークを設定します。
因みに3D表示のやり方は、人によっても、機種によっても、言語によってもやり方は千差万別です。
「この人は、こんなやり方なんだ。」程度に読んで下さい。
表示ワークへは、前回作った2Dマップからデータ取得します。
![7_19_2.png](/msxtsuikaiki/file/7_19_2-thumbnail2.png)
![8_12_3.png](/msxtsuikaiki/file/8_12_3-thumbnail2.png)
プレーヤーの向きに対して、@〜Gのポジションの地形を表示ワークに設定します。
例えば、前を向いている時は、下図のようにワークを設定します。
![8_12_1.png](/msxtsuikaiki/file/8_12_1-thumbnail2.png)
ワーク | @ | A | B | C | D | E | F | G |
壁 | 壁 | 壁 | 通路 | 通路 | 壁 | 壁 | 壁 |
左を向いている時は、下図のようにワークを設定します。
![8_12_2.png](/msxtsuikaiki/file/8_12_2-thumbnail2.png)
ワーク | @ | A | B | C | D | E | F | G |
通路 | 壁 | 通路 | 通路 | 壁 | 通路 | 通路 | 通路 |
この方法ですと、どこに移動しようと、どの向きだろうとワークさえちゃんと設定できていれば3D表示可能ですので、表示ルーチンは単純なものにできます。
次回は、いよいよ今回設定した表示ワークから、3D表示ロジックを考えます。