2016年01月26日
【この差ってなんですか?】広島に学ぶ美味しい牡蠣の食べ方とは!?
そこそこの地域での旬の食材を使った料理はどれもおいしいですよね?
日本一の産地の人はその食材を食べている回数が多いので
その食材のもっとも美味しい食べ方を知っています。
そこで、1/17にテレビ番組「この差ってなんですか?」
で放送された美味しい牡蠣の食べ方を紹介します。
どのような牡蠣料理があるの??
まず一般的な家庭で作る牡蠣料理はどのようなものがあるのでしょうか?
番組内で東京の主婦50人に聞いたインタビューによれば、
1位:カキフライ
2位:牡蠣鍋
3位:バターソテー
2位:牡蠣鍋
3位:バターソテー
という結果になりました。
およそ7割以上の主婦がカキフライと答えたそうです。
その他にも、蒸し焼き、水炊きなどの回答もありました。
では、日本の牡蠣の生産量およそ6割を占める
日本一の産地である広島県ではどのような牡蠣料理が作られているのでしょうか?
広島の主婦50人にアンケートした結果は、
1位:カキフライ
2位:牡蠣鍋
3位:バターソテー
2位:牡蠣鍋
3位:バターソテー
という結果になりました。
なんと!広島の主婦も1位はカキフライなんです。
その他にも、蒸し焼き、グラタン、などがありました。
牡蠣の本場広島の主婦の方も同じなんですね!
一般的なカキフライの作り方と
広島のカキフライの作り方は同じなんでしょうか?
広島風!ジューシーで美味しいカキフライの作り方とは!?
先ほどで日本一の生産量を占める広島でも牡蠣料理とは「カキフライ」が1位でした。
しかし、広島のカキフライは一般的なカキフライと、
作り方に大きな差があるそうなんです。
瀬戸内海に面した牡蠣の産地。
広島県安芸(あき)郡の主婦の方たちが作るカキフライが絶品なんだそうです。
一般的なカキフライの作り方は
@牡蠣を水で洗います。
Aキッチンペーパーなどで水気を取ります。
B小麦粉、卵、パン粉にまぶし油で揚げます。
Aキッチンペーパーなどで水気を取ります。
B小麦粉、卵、パン粉にまぶし油で揚げます。
一般的なカキフライであればこれで完成ですよね?
しかし、広島の作り方はこれとは違うというのです!
◆広島風カキフライの作り方◆
@牡蠣を水で洗います。
Aキッチンペーパーなどで水気を取ります。
B牡蠣を3個一緒にまとめ、小麦粉、卵、パン粉にまぶし、油揚げます。
Aキッチンペーパーなどで水気を取ります。
B牡蠣を3個一緒にまとめ、小麦粉、卵、パン粉にまぶし、油揚げます。
牡蠣を洗い水気を取るまでは同じやり方なんですが、
広島では牡蠣を3つにまとめて揚げるそうなんです!
一体なぜなのでしょうか?
実は、牡蠣を一つずつ揚げると牡蠣全体が油に触れるため
熱がたくさん入ってしまい硬くなります。つまり、
ジューシーな部分が少なくなってしまいます。
しかし、3つまとめて揚げることで油に触れる部分が少なくなるため
ジューシーさを保つことができ、より美味しく味わうことができるというわけなんです!
でも、3つまとめて揚げるときにバラバラになりそうな気がしますが、
これも広島ならではの工夫があるのです。それは、
広島菜の葉っぱで包んでから揚げるのです!
広島菜とは広島で栽培されている白菜の一種で
この葉でまとめた牡蠣を包んで揚げるとバラバラにならないそうです。
さらに葉っぱが余分な油を止める役割りを果たすので
よりジューシーになるそうです。
でも広島菜なんて一般のスーパーでは手に入りませんよね?
安心してください。
小松菜やチンゲン菜でも代用できるそうです。
そして、もう一つカキフライに大切なものと言えばなんでしょうか?
そうです!タルタルソースです。
このタルタルソースも広島では作り方が違うというのです!
一般的なタルタルソースの作り方は
・
@ゆで卵とピクルスをみじん切りにします。
Aマヨネーズと混ぜます。
Aマヨネーズと混ぜます。
これで一般的なタルタルソースの完成です。
しかし、広島のタルタルソースの作り方はこれと違うというのです!
◆広島風タルタルソースの作り方◆
@ゆで卵とらっきょうをみじん切りにします。
Aマヨネーズと混ぜます。
Aマヨネーズと混ぜます。
ゆで卵をみじん切りまでは同じなんですが、
なんと!ピクルスの代わりにらっきょうを加えるんです。
実は広島のお隣の鳥取県はらっきょうの産地として有名で、
広島は昔からいろんな料理にらっきょうが使われているそうです。
らっきょうをタルタルソースに使うと
口がさっぱりして油が取れる感じになり、とても相性がいいそうです。
割合は卵1つにらっきょう4個くらい使うとバランスがいいです。
このカキフライとタルタルソースでいつもと違う絶品カキフライが味わえます!
⇒プリプリ!おいしい広島の牡蠣はこちらから。
広島流!絶品牡蠣鍋の作りかた!
番組内のアンケートでは、
一般的な家庭も広島の家庭も第2位に牡蠣鍋がありました。
寒い時期の牡蠣鍋は体も温まり美味しいですよね?
この牡蠣鍋も、広島で作られているものと
一般的なものとは大きな差があるというのです。
実は、広島で作られている牡蠣鍋と言えば
「牡蠣の土手鍋」なんです!
土手鍋とは、土鍋のフチに赤みそを塗った鍋料理のことで
フチに塗った味噌を溶かしながら食べるのですが、広島では
土手を作らなくても簡単に出来る方法があるというのです。
◆広島風!牡蠣の土手鍋の作り方◆
@鍋に赤味噌、酒、みりん、砂糖を入れ温めながら3分ほど混ぜます。
※わざと焦がしながら混ぜます。
A混ぜた赤味噌をお湯に溶かせば土手鍋のスープが完成です。
B牡蠣を塩水で洗い、キッチンペーパーなどで水気を取ります。
C牡蠣に片栗粉をまぶします。
D野菜とクワイ、牡蠣を鍋に入れ約10分煮込みます。
※わざと焦がしながら混ぜます。
A混ぜた赤味噌をお湯に溶かせば土手鍋のスープが完成です。
B牡蠣を塩水で洗い、キッチンペーパーなどで水気を取ります。
C牡蠣に片栗粉をまぶします。
D野菜とクワイ、牡蠣を鍋に入れ約10分煮込みます。
これで味噌と牡蠣のうま味がギュッと詰まった、
絶品!広島風牡蠣の土手鍋が完成です。
通常の土手鍋は鍋のフチに塗った
赤みそを焦がすことで風味とうま味が出るそうなんですが、
鍋に温める時にあえて焦がしておくことで
土手を作らなくても焦がしたときの風味とうま味が出るそうです。
牡蠣を塩水で洗うことで柔らかく煮え、味も染み込みやすくなります。
これは、塩水で洗うと塩の浸透圧により牡蠣の中の水分が抜けます。
その状態の牡蠣をスープに入れると牡蠣がスープを吸い込みやすく
しっかりと味が染み込みやすいというわけなんです。
牡蠣に片栗粉をまぶすことで
牡蠣をコーティングしてうま味が逃げるのを防ぎます。
鍋に牡蠣を入れるときは土鍋に限らず、
塩水と片栗粉で下ごしらえをすると牡蠣をよりおいしく味わうことができます。
クワイとは広島県の特産品で根菜類の一種です。
甘みはないのですが、栗を口に入れた食感でサクッとした感じなんだとか。
全国のスーパーなどでも購入できるのですが、
もし無ければ里芋でも代用ができます。
⇒クワイはこちらから。
⇒プリプリ!おいしい広島の牡蠣はこちらから。
さらに!広島で食べられている牡蠣料理を紹介します
たった5分で出来る麻婆牡蠣!?
@豚ひき肉を炒めます。
A市販の麻婆豆腐の素を入れます。
B豆腐の代わりに牡蠣を入れ、水溶き片栗粉を入れひと煮立ちさせます。
これだけで牡蠣のまろやかさと麻婆の辛さが絶妙な麻婆牡蠣の完成です。
簡単!牡蠣の揚げ餃子!?
@餃子の皮にキャベツを載せます。
A牡蠣を載せ餃子と同じように包みます。
B170℃の油で約4分揚げます。
これでサクサクの衣とトロトロの牡蠣がたまらない牡蠣の揚げ餃子の完成です。
さいごに
いかがでしたか?
カキフライ一つの料理でも産地でここまで
料理方法に差があるなんて知りませんでした。
牡蠣を使った料理もカキフライか牡蠣鍋しか知らなかったので、
麻婆牡蠣や餃子などは食べてみたいものですね。
寒い時期は牡蠣の身も締りおいしい季節です。
ぜひ、広島の絶品牡蠣を味わってみませんか??
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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タグ:裏技 この差ってなんですか?
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