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2015年08月27日

神経症をコーチング理論でひも解くA

神経症に陥った原因があるはずだ。何か理由があるハズだと考えに考えた。



当時読んでいた「サイコドクター楷恭介」というマンガで知識をつけ、僕は過去に何かトラウマがあるに違いないと考えた。抑圧された記憶、そこにヒントがあると考えた。また、フロイトやユングの本、森田療法、内観療法に関する本を読みふけったがイマイチピンとこなかった。



そんな折、苫米地博士の『洗脳原論』という物々しいタイトルの本を見つけた。当時の自分には外国語で書かれているのではないかと思えるくらい難しい本だったが、ココに答えがありそうだと直感で感じた。今思うに超情報場から落ちてきたのである。必要性があるものはやってくる。



本の中で、アンカーとトリガーという言葉が目に留まった。アンカーとは簡単に言えば、「ある心理状態もしくは体感状態」を意味する。それの心理状態を呼び起こす「引き金」となるのがトリガーだ。



神経症者の心はわずかではあるが調子の良い時もある。しかし、圧倒的に良くないときの方が長い。そこで、不安な状態、抑うつ状態がアンカーとして埋め込まれている。何かがトリガーとなり、症状を引き起こすと考えた。


原因は幼少期に他人の家に預けられたことかもしれない、小学生の頃いじめられたことかもしれない。どちらにも言えることは、安心、リラックス出来なかったということだ。緊張状態を強いられていた。この緊張状態がストレスとなり不安定な心を生み出している。さらに悪いことに、この状態がコンフォートゾーンになっていると気づいた。


また、一般的に良いことだと思われる事態が生じても、無意識では居心地が悪いと感じていたに違いない。無意識では、心が不安定で悩みに支配されている自分がデフォルトで、そうでない自分は自分らしくないとイメージしていたと思う。



物事の悪い部分にばかりロックオンをして、そこに臨場感を感じる現実もその通りになってしまう。それで、自分は呪われているとドツボに陥ってしまった。我ながら変なループをつくってしまったものである。

しかし、ここであえて白状すると、結局は悩みたいから悩んでいたのかもしれない。



ある時スコトマ(盲点)が外れ、神経症を治すのではなく、神経症という状態のコンフォートゾーンをズラせばいい、また不安や抑うつ状態というアンカーを除去、脱洗脳すればいいという考えにも至った。

こう考えるに至ってから、まさに山あり谷ありだったが良くなる方向へ進んでいったのは事実だ。


今思えば、この経験がなければコーチングに興味を持つことはなかったかもしれない。ましてや、コーチになることはなかっただろう。そう考えると、ゴールから見るとすべては必然だったのだ。


あの経験も意味があったのね。今この記事を書きながら納得している自分がいる。




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