ドイツ語(Märchen)からきてるの知ってました?
英語で言う、Fairy tail(おとぎばなし)と、メルヘンって、
日本人からするとなんだか違う言葉な気がしますが、
どちらも児童向けの空想的な物語を指すようです。
でも、ドイツのメルヘンって聞くと、
なんだかほんわかして優しいイメージがありますが、
いやいや^^;
ヘンゼルとグレーテルとか、赤ずきんちゃんとか、
子供が食われそうになるとか
仕返しに腹切って殺したりとか
ディズニーでお馴染みの
白雪姫も毒殺未遂でしたよね?
ラプンツェルも、
目ん玉に棘がささるみたいなシーンがあったようななかったような
(昔ドイツ語で読んだものなのであまり覚えてませんが)
とにかく、日本昔話でいうところの
退治した
やっつけよう
みたいなのじゃなくて、
めちゃくちゃリアルな描写で殺されるシーンとか描かれてた気がします。
さて、話しはちょっとそれましたが。
メルヘンなお話って、多くはドイツからきています。
だから
絵本に書かれているお話の背景とか、
描かれている街の様子って、なんとなくドイツっぽいことが多いんです。
私が今いる、
ドイツのやや南部に位置するBaden-Württemberg
この辺りはいまだに古城が残る、オレンジ色の屋根の集落と、
豊かなワインヤードが広がる、まさに物語みたいなところ!
※ふもとの集落から城を拝む:Beilstein
※夏のワインヤード 丘の上にはビアガーデンもあります:Beilstein
そしてまさしく、
この街から少し30分ほど車で走ったところ、
Lutwigsburgという小さな街には、
かつての王宮に接してメルヒェンパークというめちゃめちゃでかい公園があります。
それはそれは。
昔なんとなく読んだことがあるお話が、
実際に(ちょっとチープな感じですが)再現されていて、公園内あちこちに点在しています。
※ヘンゼルとグレーテルのお話のおかしのおうち
植物園も兼ねていて、
いろんな国の庭園もみられます。
たまたまなのか?
私が先日行った時には日本風庭園と盆栽展みたいなのやってました。
私は一か月前に日本から出て来たばかりなので珍しくもなんともないのですが
(むしろ近所の友達の家の庭みたいなもんで)
つれて行ってくれたドイツ人ご夫婦がテンション高く、
私とその日本風庭園の写真をいっぱいとってくれました。w
あとでみて
これどこの写真?ってなるやつです(笑)
とにかく、ばかでかい敷地。
その公園以外にも、
Lutwigsburgには小さいながら街の中心にAltstadt(旧市街地:古い街並みとも訳す)があり、
教会・噴水広場を中心にちょっとした飲食店やお店が並びます。
※中心地
大きい街ではないですがね、
こうしてヨーロッパには、日本みたいな大きな買い物通りはないけれど、
昔ながらの文化的な雰囲気を残している街がたくさんあります。
そして、どこの国も、
少しずつ似ながら、ちょっとずつ違うんですよね。
だからヨーロッパっておもしろい。
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