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2024年10月30日
アイルランドでの看護補助の経験
もうドイツに住んで6年になるのですが、
アイルランドのことについても時々質問いただくので、
ちょっと思い出して書いてみようと思います。
8年前のことなので、いろいろ変わってしまっていることも多いかと思うのですが
そんな時代もあったのね、くらいに読んでください(笑)
当時コークという、わりと大きい街に住んでいたのですが、
その町の大学病院で看護補助としておおよそ半年くらい働きました。
部署は療養病棟みたいな、いはゆる自宅には帰れないけど、他施設にもいけない
はざまに居る人たちの待機病棟みたいな感じのところでした。
病院に直接雇用されてるスタッフももちろんいたとは思うのですが、
その病棟の看護補助に限ってはみんな同じ派遣会社に雇われていました。
(Ireland Nursing Assistant とかでググって、
そのまま出てきた求人から探し当てたんだったと思います。)
覚えている範囲では。。。
・給料は時給制で、毎週支給(週1給料日でした)
・翌週のシフトが前の週にメールで送られてくる
・2交代制(12時間勤務)
・夜勤手当あり
・週末は手当がすごいつく(日曜日は通常の2倍だったはず)
・他職員のモチベーションはだいたい低い(これは病棟に依りそう)
こんな感じだったですかね、、、
通常アイルランドも看護補助に関しては何か資格があったかと思うのですが、
私はそこの派遣会社に登録する際に、
・日本の看護師免許
・これまでのCV
・以前の病院の就労記録
・以前の上司からの推薦状 3通
を英語訳で提出し、
その上で看護補助として働く許可をもらった形になります。
(ここでは、語学テストなどの証明は言われませんでした)
うるうる覚えですが、とにかく患者さんは1日中何か食わされてたのが印象深いです(笑)
8時 朝ごはん
10時 Tee+ちょっとしたおやつ
12時 お昼ご飯
15時 Tee+おやつ
18時 夕ご飯
20時 おやすみ前のヨーグルト
TeeはもちろんBlack Teeに砂糖とミルクを入れて、
甘いヨーグルトやクッキーを一緒に提供します。
低血糖なんて絶対起きないんだろうなと思いますよね。(笑)
ドイツでもあるあるですが、
基本朝と夜は、パンと簡単な付け合わせで、お昼に大皿料理が来ます。
栄養状態なんて関係なくて、
どれだけカロリーとってるかだけが大事なんだろうな、っていう印象の食事内容です(察してください)
こちらの病棟は看護補助に担当の部屋が割り振られていて、
日勤担当者は担当の清潔ケアとベッドや床頭台まわりの整理
食事介助、排せつや食事量の記録(紙にメモする程度)
夜勤担当者は基本的に寝ている患者さんたちを見守っている感じになります。
看護師は、ほぼ医療行為のみ(配薬、注射など)だったと思います
看護補助者でいうと、
アイリッシュはたぶん半数もいなかったと思います。
半数はアフリカ系の移民で、
東ヨーロッパ系の人も数名、
アジア人がごくまれに、
といった感じだったかと思います。
男性もいましたけど、
日本同様、女性が多い職場ではありました。
※偏見かもしれません(笑)
1日中砂糖入りのお茶を提供している、かつ半数以上の人が認知症やなにかしらの精神疾患持ちで
お茶が床にこぼれることがすごい多かったんですよね、きっと
あとは
家族の差し入れで、
ごく甘のケーキがくずくずになってベッドサイドにおいてあったり、
あいているチップスの袋が引き出しの中に押し込められていたり
とにかく日本の職場からここにきて、ものすごく衝撃をうけたのは今でも覚えています。(笑)
床掃除まですることはさすがになかったですが、
自分の勤務はじめにはまずお掃除シートを持ち歩いていましたね。(笑)
めちゃめちゃ多かったです。
自分の受け持ちに1人はいるくらいに。
たしか、語学学校と並行して土日働きだした形だったので、
B1かB2くらいのレベルから働きだしたかと思うのですが、
アイリッシュの訛りがいかんせん慣れるのが大変で、
はじめのころはコミュニケーションにめちゃめちゃ苦労したのを覚えています。
(まして、認知症だったり、入れ歯が入ってなかったりね。)
でも、働くにつれて
スピーキングとリスニングはかなり上達したのは自分でも感じられたし、
自分の生活でもアイリッシュの人たちの会話がちゃんと聞き取れるようになったのは
かなりの収穫でした!(^^)!
8年も前のことなので、かなりあいまいになってはいるのですが、
とにかくお給料がよくて、
ここで働きだしてからはいろんなところへヨーロッパ旅行へ行けたし、
日本に帰国して再就職する時の準備資金にも充てられたのはすごい大きかったです。
ただ、やはり環境的にはずっとここでは働くのは難しいなとも感じるところだったので、
ワーホリでそういうことを経験できたのは本当に良かったです(^^;)
もちろん公共病院・私立病院、
病棟などによっても大きく違ってくるかと思うので、
もし働くことになるときには、可能なら病棟見学などさせてもらったほうがよさそうです(笑)
是非、参考にしてみてください
アイルランドのことについても時々質問いただくので、
ちょっと思い出して書いてみようと思います。
8年前のことなので、いろいろ変わってしまっていることも多いかと思うのですが
そんな時代もあったのね、くらいに読んでください(笑)
大学病院の一角で働いていました、と言うと聞こえはいいですが。。。
当時コークという、わりと大きい街に住んでいたのですが、
その町の大学病院で看護補助としておおよそ半年くらい働きました。
部署は療養病棟みたいな、いはゆる自宅には帰れないけど、他施設にもいけない
はざまに居る人たちの待機病棟みたいな感じのところでした。
派遣社員的な感じでした
病院に直接雇用されてるスタッフももちろんいたとは思うのですが、
その病棟の看護補助に限ってはみんな同じ派遣会社に雇われていました。
(Ireland Nursing Assistant とかでググって、
そのまま出てきた求人から探し当てたんだったと思います。)
覚えている範囲では。。。
・給料は時給制で、毎週支給(週1給料日でした)
・翌週のシフトが前の週にメールで送られてくる
・2交代制(12時間勤務)
・夜勤手当あり
・週末は手当がすごいつく(日曜日は通常の2倍だったはず)
・他職員のモチベーションはだいたい低い(これは病棟に依りそう)
こんな感じだったですかね、、、
通常アイルランドも看護補助に関しては何か資格があったかと思うのですが、
私はそこの派遣会社に登録する際に、
・日本の看護師免許
・これまでのCV
・以前の病院の就労記録
・以前の上司からの推薦状 3通
を英語訳で提出し、
その上で看護補助として働く許可をもらった形になります。
(ここでは、語学テストなどの証明は言われませんでした)
病棟勤務の1日のながれ
うるうる覚えですが、とにかく患者さんは1日中何か食わされてたのが印象深いです(笑)
8時 朝ごはん
10時 Tee+ちょっとしたおやつ
12時 お昼ご飯
15時 Tee+おやつ
18時 夕ご飯
20時 おやすみ前のヨーグルト
TeeはもちろんBlack Teeに砂糖とミルクを入れて、
甘いヨーグルトやクッキーを一緒に提供します。
低血糖なんて絶対起きないんだろうなと思いますよね。(笑)
ドイツでもあるあるですが、
基本朝と夜は、パンと簡単な付け合わせで、お昼に大皿料理が来ます。
栄養状態なんて関係なくて、
どれだけカロリーとってるかだけが大事なんだろうな、っていう印象の食事内容です(察してください)
こちらの病棟は看護補助に担当の部屋が割り振られていて、
日勤担当者は担当の清潔ケアとベッドや床頭台まわりの整理
食事介助、排せつや食事量の記録(紙にメモする程度)
夜勤担当者は基本的に寝ている患者さんたちを見守っている感じになります。
看護師は、ほぼ医療行為のみ(配薬、注射など)だったと思います
同僚はかなりインターナショナル
看護補助者でいうと、
アイリッシュはたぶん半数もいなかったと思います。
半数はアフリカ系の移民で、
東ヨーロッパ系の人も数名、
アジア人がごくまれに、
といった感じだったかと思います。
男性もいましたけど、
日本同様、女性が多い職場ではありました。
常にべとべとしている床
※偏見かもしれません(笑)
1日中砂糖入りのお茶を提供している、かつ半数以上の人が認知症やなにかしらの精神疾患持ちで
お茶が床にこぼれることがすごい多かったんですよね、きっと
あとは
家族の差し入れで、
ごく甘のケーキがくずくずになってベッドサイドにおいてあったり、
あいているチップスの袋が引き出しの中に押し込められていたり
とにかく日本の職場からここにきて、ものすごく衝撃をうけたのは今でも覚えています。(笑)
床掃除まですることはさすがになかったですが、
自分の勤務はじめにはまずお掃除シートを持ち歩いていましたね。(笑)
パトリックがめちゃめちゃ多い
めちゃめちゃ多かったです。
自分の受け持ちに1人はいるくらいに。
自分の英語の成長がすごかった
たしか、語学学校と並行して土日働きだした形だったので、
B1かB2くらいのレベルから働きだしたかと思うのですが、
アイリッシュの訛りがいかんせん慣れるのが大変で、
はじめのころはコミュニケーションにめちゃめちゃ苦労したのを覚えています。
(まして、認知症だったり、入れ歯が入ってなかったりね。)
でも、働くにつれて
スピーキングとリスニングはかなり上達したのは自分でも感じられたし、
自分の生活でもアイリッシュの人たちの会話がちゃんと聞き取れるようになったのは
かなりの収穫でした!(^^)!
思い出せるのはこれくらいでしょうか、、、
8年も前のことなので、かなりあいまいになってはいるのですが、
とにかくお給料がよくて、
ここで働きだしてからはいろんなところへヨーロッパ旅行へ行けたし、
日本に帰国して再就職する時の準備資金にも充てられたのはすごい大きかったです。
ただ、やはり環境的にはずっとここでは働くのは難しいなとも感じるところだったので、
ワーホリでそういうことを経験できたのは本当に良かったです(^^;)
もちろん公共病院・私立病院、
病棟などによっても大きく違ってくるかと思うので、
もし働くことになるときには、可能なら病棟見学などさせてもらったほうがよさそうです(笑)
是非、参考にしてみてください