日中はかなりジリジリ暑い日も出て来たドイツです(^O^)ほわ
5月12日からはじまった老人ホームでのお仕事も、
3週間が経とうとしています!
※※※
現在ドイツで日本の看護師免許の書き換え作業中なのですが、
いかんせんコロナの影響かお役所からのお返事が一向に届きません!
ですので、
今は無資格状態で看護補助という立場で働いて居ます。
ここで、
ドイツの老人ホームのお仕事について
ちょっとメモがてら残しておこうとおもいます!
ドイツでのワーホリや、
日本の看護師のキャリアをドイツでも活かしたいとお考えの方
是非参考までに^^
※※看護補助のお仕事をメインに書いてかいています
BW州のBesigheim
私のお仕事先の老人ホームですが
ハイルブロン内の、エヴァンゲリッシュ系(キリスト教の宗派の1つです)の有料老人ホームです。
実は去年のワーホリの時からここで半年間だけミニジョブ契約でも
お世話になっていました。
ドイツのミニジョブとは?
月額給料が450ユーロ以下(54000円程度)の雇用条件のお仕事のことを言います
通常ドイツでは、年金や健康保険など様々な税金が給料から天引きされますが、
ミニジョブではお給料がそっくりもらえます。
でも、ドイツは国民皆保険ですので、
健康保険は別途自分で何かの保険に加入しないといけません。
雇用主側は通常は労働者の年金を半分負担しなければならないため、
ミニジョブでは雇用主もお得に雇用できるというメリットがあるみたいです。
ドイツ1年目のワーホリでは、
仕事はミニジョブに限定されてしまったので、
比較的に時給高めの老人ホームでは月に4回程度しか働けなかったのですが、、、
それでも、
少ないながらとっても有意義にバイトできたので、
今回就労ビザのもらい先を探すにあたって、
またこちらにお願いしたというわけです!
ドイツで働く時間数
ドイツでは、多くの会社で
自分の働く頻度を雇用主と相談することができるようです。
たとえば:
週40時間のフルタイム労働を 100% とカウントし、
週30時間(週3〜4日)の労働を 75%
週20時間(週2〜3日)の労働を 50%
のように、
自分の働きたい頻度をパーセンテージとして希望できます。
(すべての会社ではないかもしれませんが、こういうところ多いです)
今の私の雇用条件は、50パーセントにしてもらったので、
1日7.5時間のシフトで週3〜4回こなし
月の労働時間が80時間前後になるように調整されるようになっています。
老人ホームの1日
日本でのたまに単発で老健のバイトしてたので、
なんとなくそれにかなり近しいです。
朝(早番)のはじまりは6時過ぎから
みんな時間ぎりぎりにやってきて、
コーヒーを飲みながらのんびり15分くらいのÜbergabe(申し送り)を聞きます。
老健なので、
だいたいあの人が全然寝なかった、こっちは大暴れだった、
見回ってたら大失禁してた
とか、いつもそんな感じです。
そんな力入れて話すことかね^^;?
ってトピックが95%ですね(笑)
本格的に仕事開始が6時半くらい、
そこから2−3時間かけて、自分の受け持ちの利用者さんの朝のケアをします。
私のところは、
だいたい、6−7人くらい、自分の受け持ちがいます。
清拭、着替え、洗面、歯磨き、髪の毛をセットして、
ちゃんと香水やデオドランドもつけます(笑)
1人1人きっちりめかしこんで、大体30分くらいかかりますかね。
モーニングケアが終わった人から、食事へ徐々に誘導していきます。
食事は、1日3食+15時頃にケーキが出ます。
(糖尿病の人もいますが、普通にケーキと甘いコーヒーが提供されます)
全員認知症ですが、
自分で食べられる人が半数以上
食べられない数名を、スタッフで食事介助します。
(※この施設にはPEGは居ません。
適応施設じゃないから、という理由かと思いますが、
ドイツではそもそも 延命治療に対して慎重であり、
PEG患者自体も少ないという話もあります)
食べている時間以外の時間は、トイレ誘導したり、
敷地内の庭を大勢で散歩したり、
新聞読んだりレクリエーションしたり。
基本自由です。
就寝は18時半から20時にかけて、
夕食が終わり、イブニングケアが終わった人から順次ベッドへ誘導していきます。
早番は6:15〜13:45 7.5時間(休憩30分)
遅番は13:30〜21:00 7.5時間(休憩30分)
昼の申し送りも、朝の送りと同じ様に、
みんなわりとぎりぎりにきて、
コーヒーをのみながらのんびり話し合います。
そんなとこでしょうか^^
その他の雑務
あいている時間帯には、
利用者さんのお部屋のベッドメイクや
収納棚の中などを簡単に整理するくらいはします。
フロアの掃除は別に掃除担当のスタッフがやってくれますし、
食事はキッチン担当が毎食作ってくれます。
利用者さんの衣類も、洗濯業者がアイロンまでかけて持ってきてくれるので、
それを収納するくらいのもんでしょうか^^
あとは、仕事の終わりに
自分の受け持ちの記録もします^^
便があったーとか、
今日ちょっと興奮してたーとか。
おしりあかくなってたーとか。
もちろんドイツ語で書きますし、
その日の看護師にも大事なことは報告しなきゃいけないので、
とてもドイツ語の勉強になるところです^^;
シフト終わり、
看護師は少し残って残業して雑務をしているみたいですが、
看護補助の立場ではむしろ毎回10分ほど早く仕事を切り上げて
帰ることができます^^
インターナショナルな現場
ドイツでは、看護や介護の現場があまりドイツ人には人気が無いらしく、
移民の人がかなり多いです。
あと驚くのは、
ドイツの看護の職業訓練(Ausbildung)中の学生には実習がなく、
こういった施設や病院で給料をもらって働きながらたまに学校の座学を聞いて
3年のカリキュラムを終了するらしいので、
普通に学生さんがフルタイムでがっつり働いて居ます。
学生といっても本当に若いドイツ人もいれば、
トルコ系移民で子持ちのママだったり
イタリア人の中年のおばさんだったり
本当にいろんな人がいます。
日本も、
いつか介護の現場からこうなってくんでしょうか^^;
さて、そんな感じで
おおよそ、仕事がシンプルなので、
オンオフきっちりわけて自分の生活もとても大切にできてます。
看護師の書き換えのために、
ドイツ語試験の勉強もすすめていかなきゃですし、
まだまだ自分のキャリアでやってくことはいっぱいです。。
(というか、コロナで試験が4カ月延長しましたが;)
免許の書き換えが、
はやくうまくいきますように^^;
それでは〜
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
コメントありがとうございます^^
あの1年に1回しかやってこない緊張感の塊みたいなのがない分、確かに気は楽ですね(笑)
アセスメントは確かに少ないながら、うちの病院はありますね🤔日本みたいにあんなにきっちり書かないですけれども、、
薬剤管理もあるので、日本の看護助手とは言い難いところですが、、
日本で看護師経験した人なら全く問題なく働けるレベルかと思います^^
なるほど、日本とドイツの業務と給料の違いについて、次のブログのテーマにします(笑)
以前に違う方のブログで、仕事内容は日本でいう看護助手のようなものにあたると聞いたのですが、本当ですか?アセスメンを必要としないと。でもお給料は日本と同等で、でもドイツの方が税金が高いので手取りは少なくなるとか。。
国が変わればいろいろ変わりますね。
言葉が違う苦労だけでない苦労もあると思いますが、頑張ってください!!
コメントありがとうございます^^ 同じ分野なんですね!
私はコロナで書類仕事や試験がいろいろうまくいかないことが多いのですが、、、はるかさんの街ではどうでしょうか^^;
いや、めげずに、一緒に頑張りましょうね(笑)