老人ホームでの看護助手としての仕事がはじまりました!
ビザの関係でドイツのミニジョブ条件でしか働けないのですが
※ハイルブロンではワーキングホリデールールが厳しめですが、自治体によります
12月は研修も兼ねているので、
今月は8日間
1月からは、4日/月くらいなもんに減ります。
昨日・おとついは、
午前中ドイツ語の学校と、午後から夜まで仕事でちょっと大変でしたが
今日からドイツ語の学校は冬休みに入ったので、
これからはしばらく
習ったドイツ語の復習と、仕事覚えるのに
ゆっくり時間を使えます^^
ローテンブルクの街並み
ドイツの看護教育は日本と全然違う
いまだによくわかっていないところなんですが、
ドイツの看護教育って、
おそらく3年制の専門学校しかないみたいなんですよね。
学生たちは、
入学してすぐ給料もらいながら、
施設や学校で実習しながら実践的なことを学んでいきます。
座学もあるかとは思いますが・・・(学生にきいてみたけど、はっきり教えてくれなかった)
それで、無事学校が終わるころには、
その施設や病院で即戦力になるわけですね。
あとは、
老人ホームで働く看護師の資格Altenpflegerlin と、
病院で働く看護師の資格Krankenpflegerlin も
現在のところ区別されているみたいです。
(2020年にこれが統合されるという話ですが)
看護学校が学問的ではないらしいのは確か
その施設の仕組みとか、
受け持ち患者への責任感とかは立派だなと思うんですけど
(学生でありながら受け持ち6~7人とかやりますからね)
なんか業務的で、疾患とか看護的なのかどうなのかっていう目線は
なんとも言えないのが実際のところです。
病院は違うと思うんですが、
私がいる施設だと、
時々見る学生さんの受け持ち利用者さん、
臀部、膝、大腿転子部、踵、
体位変換されずめちゃくちゃ発赤できちゃってましたから;;
指導は基本的に施設に一任されているみたいで、
もちろん臨床では学校の先生もいないので、
どこでこういうこと習うんだろう^^;
うっすらききとれるドイツ語で
Herz Infarktion (心筋梗塞のことだと思うんですけど?)の既往があるって聞いていたし、
心不全っぽい感じなのはなんとなくみてわかるんですけど、
そういう対象者も
学生さんにポーンと丸投げされちゃってたのには
正直驚きました^^;
学生も責任重大なんですね。
感心することもいっぱい。
日本の学位が有効だとは言え、
看護師の登録にはドイツ語B2レベルが必要です。
あと1年かかるかな^^;
ということで、
看護助手として働き出す私は
看護助手さんにまずはつきながら仕事をしているわけですが、
その人は、看護助手歴20年
こんなにrespectableな助手さんははじめてみました。
とても頼もしい。
なにより主体的で
利用者さんに対する責任感もしっかりあるし、
利用者さんに対してもとってもフレンドリー!
アイルランドでもそうだったですけどね、
補助者さんが主体性をもって働いているのは感心しました。
本当に利用者さんのことをよくわかっているし、
悲しそうな顔してる利用者さんには頬ずりしてハグしたり、
楽しそうに歌っている利用者さんには手をとって一緒に踊ったり
日本じゃ考えられない看護を、
ここ1年本当によく目にしてきた気がします。
これはこっちの良さなんだろうなと思います^^
施設での助手と看護師の違いは、薬の管理をするかしないかくらい
ぶっちゃけ、ユニフォームも共通なので、
いまだに違いが私にもよくわかりません。
薬を持ってくる人が看護師かなとわかるくらい。
看護師がステートをもっていなければ、
助手さんが血圧測定もします。
本当に見分けつかない。
どっちも対等に利用者さんのことを話しあいます。
日本も、
看護補助さんの専門性をこんな風にもっと上げて
数増やしていけばいいのに。
これは、ここのシステムいいなぁと思いました。
あれかな。
施設だからなのかな。
ドイツ語がもうちょっと伸びたら、
近所の総合病院の見学一度お願いして来ようと思っています^^
なにはともあれ
新しいことはいつも楽しいです^^
学校無い間は時間もゆっくりあるし、
また何か新しいことわかったら書きます。
では。
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