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カナダで出産13 輸血その後

ようやく飲食OKが出てウォフウォフ笑顔
朝8時に出産して、夜8時にスープを飲むまで、長かったぁ・・・

とはいえ、気を失っていた時間もあったから
あまり実感はないのだけれど。

体力は相当落ちた感じ。
無痛分娩とはいえ、痛みと戦った時間が長く感じられ、
体力も相当消耗した気分。
その上、気絶・輸血騒ぎがあったので、
本当に疲れた。
輸血は問題なく行われていたが、
喉はかわくし、お腹は空くし、針を刺した箇所が痛むし・・・・

とにかく腑抜けだった。

まだ輸血が終わるまで数時間はかかりそうだ。
とにかく今晩はゆっくり寝かせてもらおう。

そう思った。

明日になれば、少し元気も出て、
娘の顔も見れるだろう・・・




甘かった。





スープを飲むや否や、

「ガラガラガラ」




あん?また検査?




いやいやいやいや。

ナーサリーのナースですよ。
娘を連れて登場ですよ。


猫「もう大丈夫でしょ。後はよろしくね。」

ブタ「・・・・・・・・・・・」




いやいやいやいや。
一晩くらいいいじゃないか。
休ませてくりーーーーーーっ困った




そもそもベッドも高いしベビー台(なんと言うの?)も高い。
点滴やらバイタルチェックやらで、色々なチューブが体から出てるし。
高いベッドから降りて、赤子を自分の胸程の高さの台から下ろし、
オムツをかえたり・・・・・・・・・

簡単そうだが難しかった。
赤子の寝かされている台は、当然落ちないようにふちが高くなっている。
だからあごくらいまで持ち上げて、下ろさなければならない。

点滴や機器はベッドの左側。
赤子は右側。
チューブはこんぐらがるし、
ひっぱられて痛いし、
一度ナーサリーのナースと一緒に抱いたり、オムツチェックしたりしたが、
もう大変すぎて懲り懲りだと思った。

ナースが行ってしまってからは、
娘も蓑虫となって眠っているし、
何も無理に起こさなくても、としばし放っておいた。

今晩は眠れるのだろうか・・・・・・



というか、もう体はぼろ雑巾状態。
眠くて眠くて仕方がなかった。


逆に、赤子が泣いても目が覚めないのではないか。

という不安がよぎる。

でもここは病院だ。
誰かが気づいてくれるだろう。

それにこの部屋にいる限り、夫にまた泊まってもらえばいい。
私はゆっくり休ませてもらおう。
そうだ、それがいい。







甘かった。







程なくして、担当ナース登場。

病院「移動するわよ」

ブタ「は?どこへ?」

病院「産後は産後用の大部屋へ移動するって言ったでしょ?
 この分娩室は数が足りないのよ。
 だから出産が終わったらすぐ移動するはずの部屋なのよ。
 あなたは具合が悪かったから、今までいられただけなの。」

困った


容赦なく移動。
でもさすがに歩けとは言われなかった。

またバッタリ行かれても病院側も困るだろう。

ベッドごと移動。

大部屋のようだが、もう夜で消灯後のためよく様子が分からない。
4人部屋くらいだろうか。
みなカーテンが引かれている。
赤ちゃんの泣く声も聞こえる。

自分のスペースはベッドとその脇少ししかない。
椅子を置いたらいっぱいのところに、ベビー台が置かれるので、
もういっぱいいっぱいだ。
おまけに点滴や機器はまだつながっている。
物だらけでベッドから下りるのも一苦労だった。

隣だろうか、向かいだろうか。
近くの部屋でも生まれたばかりであろう赤ちゃんと
お母さんの声が聞こえる。
なにやら心配性なのだろうか、ナースに色々相談している。
お互いの声は筒抜けである。
この狭い空間でいつまで過ごすのだろうか。
いえ、明日の朝まででも辛い。
背が高くて点滴がなくて元気ならいいかもしれない。

私には何一つ取っても合わなかった。
大変だった。
トイレ行くのも狭い暗闇を空間を点滴引きずって・・・

ありえないーっ
さっきまでの部屋と違いすぎーっ

いつまでここにいればいいのだろう。
輸血もまだ終わってなかったし、
身体はぼろぼろだったけど、
こんな部屋なら一刻も早く退院したいと思った。

そして・・・
夜は更けていった。


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