2016年11月02日
壊れた脳 生存する知 を読んだ
ネットしているとたまに画面に現れる広告。
あるとき
漫画の電子書籍の広告が出ていて、
目に入ってきた。
大人たちから責められている母親。
「3分前の記憶さえも消えてしまう」とキャッチコピー
そこに漫画のタイトルが出ているから、
Yahoo!電子書籍で検索し、「立ち読み」を読んでみた。
高次脳機能障害の話なのだが、、
以前、たまに脳が思うように動かない感覚があって、
そのときの感じにとても似ている。
あるモードに入ると、
階段の降り方忘れちゃう。
何気なくする動作が、ふと「あれ。。。これってこうだったっけ?」と立ち止まる。
といって、私が「高次脳機能障害」だと言及できないが。
特に子供のころは
ある方向には脳は働くのだが、
違う方向にはあんまり脳が働かない。
それに気づいたのは小学校入学したとき。
他の子たちを見て、感じた違和感。
そのとき、子どもながらに感じたのは、
どうも私の脳が働かない箇所があって、
周りの子たちはその箇所を使って日常を過ごすことができる。
という感じで。
記憶も、あるパターンになると、ごっそり抜けるし
とはいえ、別のパターンだと丸ごとそのまんま鮮明に記憶していたり。
「脳の使える部分を代わりに使おう。コツをつかめばなんとかなるはず」
となぜか、子どもなりに考えて、
そのようにしてみたら、少しずつだけど成果が分かったので、
その路線で生きることを選択して、、もう約40年じゃないか。
私自身の感覚でいうならば、
脳の動かない部分があっても、自分を観察し、少しずつリハビリすれば
脳の回路も成長する、という感じ。
誰かに教えられたわけじゃなく、40年間たって、自分の中で確信していること。
脳に関して、病院で検査していないからなんともだが、
検査というよりはWaisやった程度。こちらは点数の高い部分と低い部分の差が「かなり」大きく、
一般的だと、その差が少ないらしいのだが、
まあ、日常でその辺りで困るかもしれないねーという話。
さて、漫画の話。
主人公は「高次脳機能障害」で記憶障害や
言語障害、少々まひなどさまざまな状態を抱えつつも、
「工夫」をしながら、日常生活、、、家事や育児、仕事までも進めていく。
障害ならでの失敗もあるのだが、
この失敗が、私の中の「ああ、のう回路が働かない時、こうなる、あるあるー」なのだ。
なのでこの漫画を読んだとき、鳥肌が立った。
漫画の、、絵を使った表現が、
まさに自分の感覚と当てはまって。
途中、機能している脳の部分、前頭葉が、擬人化して現れて、
主人公に語り掛けてアドバイスをしてくれる。
これまた、鳥肌ーーーーー。
私もまさにそのような存在がいて、話し合いながら進めていたよ。以前のことだが。
主人公ほどの重い状態ではないが、、、
皆が無意識にできる日常生活が、
私は意識しないと送れない部分がいくつかある。
ようやく意識することになれたけど、
その分、脳は疲れるから、意識して「オフ」するタイミングも作る。
うっかりオフしすぎると、オンするコツをど忘れするときもあるけれど。
まあ、、こういう私なので、一般的なママ社会に足を突っ込んで
一般的なママ関係をはぐくめない。。。仕方ないことなのかもしれないが。
無理に周囲についていくよりは、
自分の脳のペースに合った生活を。。。
オフの時間に読んで、
自分の状態を客観的につかんでみるのに良い本だなあ、と思った。
この漫画は三度の脳出血により高次脳機能障害者となった女性医師・山田 規畝子 さんの
実際の手記を元にしています。
↓こっちが手記
山田 規畝子 さんは、他にも出版されているので、
読んでみたいものだ。
覚え書き。(と記録しないと、忘れちゃうんだよー、私)
ブログ村参加中。ぽちっと押していただけると大変励みになります
あるとき
漫画の電子書籍の広告が出ていて、
目に入ってきた。
大人たちから責められている母親。
「3分前の記憶さえも消えてしまう」とキャッチコピー
そこに漫画のタイトルが出ているから、
Yahoo!電子書籍で検索し、「立ち読み」を読んでみた。
高次脳機能障害の話なのだが、、
以前、たまに脳が思うように動かない感覚があって、
そのときの感じにとても似ている。
あるモードに入ると、
階段の降り方忘れちゃう。
何気なくする動作が、ふと「あれ。。。これってこうだったっけ?」と立ち止まる。
といって、私が「高次脳機能障害」だと言及できないが。
特に子供のころは
ある方向には脳は働くのだが、
違う方向にはあんまり脳が働かない。
それに気づいたのは小学校入学したとき。
他の子たちを見て、感じた違和感。
そのとき、子どもながらに感じたのは、
どうも私の脳が働かない箇所があって、
周りの子たちはその箇所を使って日常を過ごすことができる。
という感じで。
記憶も、あるパターンになると、ごっそり抜けるし
とはいえ、別のパターンだと丸ごとそのまんま鮮明に記憶していたり。
「脳の使える部分を代わりに使おう。コツをつかめばなんとかなるはず」
となぜか、子どもなりに考えて、
そのようにしてみたら、少しずつだけど成果が分かったので、
その路線で生きることを選択して、、もう約40年じゃないか。
私自身の感覚でいうならば、
脳の動かない部分があっても、自分を観察し、少しずつリハビリすれば
脳の回路も成長する、という感じ。
誰かに教えられたわけじゃなく、40年間たって、自分の中で確信していること。
脳に関して、病院で検査していないからなんともだが、
検査というよりはWaisやった程度。こちらは点数の高い部分と低い部分の差が「かなり」大きく、
一般的だと、その差が少ないらしいのだが、
まあ、日常でその辺りで困るかもしれないねーという話。
さて、漫画の話。
主人公は「高次脳機能障害」で記憶障害や
言語障害、少々まひなどさまざまな状態を抱えつつも、
「工夫」をしながら、日常生活、、、家事や育児、仕事までも進めていく。
障害ならでの失敗もあるのだが、
この失敗が、私の中の「ああ、のう回路が働かない時、こうなる、あるあるー」なのだ。
なのでこの漫画を読んだとき、鳥肌が立った。
漫画の、、絵を使った表現が、
まさに自分の感覚と当てはまって。
途中、機能している脳の部分、前頭葉が、擬人化して現れて、
主人公に語り掛けてアドバイスをしてくれる。
これまた、鳥肌ーーーーー。
私もまさにそのような存在がいて、話し合いながら進めていたよ。以前のことだが。
主人公ほどの重い状態ではないが、、、
皆が無意識にできる日常生活が、
私は意識しないと送れない部分がいくつかある。
ようやく意識することになれたけど、
その分、脳は疲れるから、意識して「オフ」するタイミングも作る。
うっかりオフしすぎると、オンするコツをど忘れするときもあるけれど。
まあ、、こういう私なので、一般的なママ社会に足を突っ込んで
一般的なママ関係をはぐくめない。。。仕方ないことなのかもしれないが。
無理に周囲についていくよりは、
自分の脳のペースに合った生活を。。。
オフの時間に読んで、
自分の状態を客観的につかんでみるのに良い本だなあ、と思った。
この漫画は三度の脳出血により高次脳機能障害者となった女性医師・山田 規畝子 さんの
実際の手記を元にしています。
↓こっちが手記
山田 規畝子 さんは、他にも出版されているので、
読んでみたいものだ。
覚え書き。(と記録しないと、忘れちゃうんだよー、私)
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