2017年11月11日
やさしさ
慌ただしい日常の中で、
自分の胸の内を吐き出せる唯一の場所はここくらいで。
思ったままに吐き出すしかないなあとか、
結局私は、ここで一方的に吐き出してすっきりしたり、頭の中を整理したり、心を落ち着かせたりの場所なんだけど。
これまでの人生の中で、
「これってすごく深いやさしさなのかなあ」と思った人がぼちぼちいる。
前提として、私は目の前の出来事を一般的に受け取ることが難しい。
おそらく持って生まれた性質が故なのか、
子供のころの環境のせいなのか、
なんとなく周りと自分の間に、消えそうで消えないモヤがかかっている。
じゃあ、一般的ってなんなの?と問われる時があるけれど、
そう問えるひとは、一般的なんだと思う。
一部の人にしかわからないんだろうなあ、この感覚は。
んで、前提を踏まえて。
その、「これがやさしい、ってことなんだろうなあ」と、
ときには人一倍鈍感で無感動な私の心が揺さぶられた人がいる。
それはどうってことのない一場面だが、
独身時代、職場で私は中堅どころ。
新人の子が仕事におわれ、「ぼくってこんなに仕事やらされてるんです!!大変なことなんです!!」
みたいに憤慨しているのをみて、
私やほかの同僚たちは
「おいおい、それくらいでそんなこと言っちゃってー」みたいな対応をした。
でもそれは突き放すというよりは、
「大丈夫、それは大変じゃない、がんばれよ」
という意味合いでもあったのだが、その子にはそんな意図などその場では伝わらない。
そこでK先輩が
「そうだな、大変だな」とねぎらうようにぼそっといった。
ほかのみんなは「それくらい大変じゃないっすよー」と笑い飛ばしたのだけれど、
私の中ではそのK先輩の言葉が、当時衝撃的だった。
というのもK先輩のほうが、その新人君の何十倍も何百倍も大変だったから。
あ、その「大変」という定義というのは、、、ああもういいや、わかる人にはわかるだろう。
当時私が衝撃をうけたのは、
新人君は甘っちょろいことを言っているんだ。
それを私を含めて周囲はもっと仕事で色々とやっているから
わっはっはー、と笑い飛ばした。
新人君の言葉を笑いで跳ね飛ばしたんだが、それは励ますつもりでね。
それがもっと、ものすごく大変な思いをしているK先輩が逆に、
新人君に同意する言葉を言ったのだ。
当時の私はいろいろな感覚に疎いから、
K先輩のその一言がとても衝撃的で、今でもときどき思い出す。
あの場面であの言葉をいったK先輩。。。
私は性分で、自分の感覚にないものを持った人を見ると、
それがとても興味深く感じて、その感覚ってなんだろうと無性に知りたくなる。
それでときどきK先輩を思い出す。
なんか、、、私の中では「やさしさ」が、、、
すごく繊細で、もろいかんじもあって、、
だからこそのほかの人にはない何かをかんじさせるやさしさ、、、
それって何かの背景があるのあろうか、本人はもっと人知れない何かを感じているのだろうか。。。
他の人ルートで、たまにK先輩の話を聞いていはいたが、
10年前あたりから情報が途絶える。
他の人も心配していた。
そう、心配させる何かを感じさせてたから。
それがつい最近、ふとしたことで、別のルートからK先輩の話を聞くことになる。
それは起きては欲しくない展開だった。
それでいて、あまりにも繊細過ぎるK先輩がゆえに、
なんとなくありえなくもない展開。
なので、その話は、意外と衝撃は受けずに、
「ああ・・・」という感じで聞き入れた。
ただただ、私やいろんな人の心の中で、K先輩の存在は残っていくのだろう。
K先輩の笑顔にどんなに癒されたことか。
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自分の胸の内を吐き出せる唯一の場所はここくらいで。
思ったままに吐き出すしかないなあとか、
結局私は、ここで一方的に吐き出してすっきりしたり、頭の中を整理したり、心を落ち着かせたりの場所なんだけど。
これまでの人生の中で、
「これってすごく深いやさしさなのかなあ」と思った人がぼちぼちいる。
前提として、私は目の前の出来事を一般的に受け取ることが難しい。
おそらく持って生まれた性質が故なのか、
子供のころの環境のせいなのか、
なんとなく周りと自分の間に、消えそうで消えないモヤがかかっている。
じゃあ、一般的ってなんなの?と問われる時があるけれど、
そう問えるひとは、一般的なんだと思う。
一部の人にしかわからないんだろうなあ、この感覚は。
んで、前提を踏まえて。
その、「これがやさしい、ってことなんだろうなあ」と、
ときには人一倍鈍感で無感動な私の心が揺さぶられた人がいる。
それはどうってことのない一場面だが、
独身時代、職場で私は中堅どころ。
新人の子が仕事におわれ、「ぼくってこんなに仕事やらされてるんです!!大変なことなんです!!」
みたいに憤慨しているのをみて、
私やほかの同僚たちは
「おいおい、それくらいでそんなこと言っちゃってー」みたいな対応をした。
でもそれは突き放すというよりは、
「大丈夫、それは大変じゃない、がんばれよ」
という意味合いでもあったのだが、その子にはそんな意図などその場では伝わらない。
そこでK先輩が
「そうだな、大変だな」とねぎらうようにぼそっといった。
ほかのみんなは「それくらい大変じゃないっすよー」と笑い飛ばしたのだけれど、
私の中ではそのK先輩の言葉が、当時衝撃的だった。
というのもK先輩のほうが、その新人君の何十倍も何百倍も大変だったから。
あ、その「大変」という定義というのは、、、ああもういいや、わかる人にはわかるだろう。
当時私が衝撃をうけたのは、
新人君は甘っちょろいことを言っているんだ。
それを私を含めて周囲はもっと仕事で色々とやっているから
わっはっはー、と笑い飛ばした。
新人君の言葉を笑いで跳ね飛ばしたんだが、それは励ますつもりでね。
それがもっと、ものすごく大変な思いをしているK先輩が逆に、
新人君に同意する言葉を言ったのだ。
当時の私はいろいろな感覚に疎いから、
K先輩のその一言がとても衝撃的で、今でもときどき思い出す。
あの場面であの言葉をいったK先輩。。。
私は性分で、自分の感覚にないものを持った人を見ると、
それがとても興味深く感じて、その感覚ってなんだろうと無性に知りたくなる。
それでときどきK先輩を思い出す。
なんか、、、私の中では「やさしさ」が、、、
すごく繊細で、もろいかんじもあって、、
だからこそのほかの人にはない何かをかんじさせるやさしさ、、、
それって何かの背景があるのあろうか、本人はもっと人知れない何かを感じているのだろうか。。。
他の人ルートで、たまにK先輩の話を聞いていはいたが、
10年前あたりから情報が途絶える。
他の人も心配していた。
そう、心配させる何かを感じさせてたから。
それがつい最近、ふとしたことで、別のルートからK先輩の話を聞くことになる。
それは起きては欲しくない展開だった。
それでいて、あまりにも繊細過ぎるK先輩がゆえに、
なんとなくありえなくもない展開。
なので、その話は、意外と衝撃は受けずに、
「ああ・・・」という感じで聞き入れた。
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