過去に恥ずかしい思いや失敗してしまったことは思い起こすことだけで
当時と同じくらいの情動を思い起こしてしまうこともあります。
そんな情動が心のどこかで残っていることで
新しいことを始めるときに、次に本当に上手くいくのだろうか、という
気持ちにさせてしまうところもあると思います。
過去の記憶からくるものがベースにあることで
不安を覚えることから悩みをつくりだしてしまうこともあります。
思い出さない方がよいと分かっていても
自分の視点が過去に向いてしまうことで、かえって思考が強化されてしまうことにもなります。
過去に向いている視点からくるその不安や悩みが
今度はまだどうなるのか分からない未来に対しても
同じように目線を向けてしまっていることもあります。
それは過去の記憶をベースとして
その思い込みに必要なものを未来でも起こりうることとして勝手に想定しているものです。
だからこそ、今の悩みの正体には
そもそも実態のないものがその後ろ側にあるとみなす必要があります。
状況が変われば、未来もあわせて一変するものであり
あなたの未来のあり方次第によって
思い込みの力もポジティブにもネガティブにも振れていく可能性があります。
だからこそ今、このときを生きているときに
考えても意味がないことは、必要ないことだと割り切ってしまうことです。
どんなことを考えていても、明日はやって来るし、その先の未来からは時間は流れてきます。
理想の未来からみて、今のあなたがやるべきことに集中していれば
過去や未来のことを考える隙間はなくなっていきます。
そのうえで理想の未来を確信して、やるべきことをやっているから大丈夫、と
楽観的に言えるようなプラスの思考を増やしていきたいところです!
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