やっかいな問題ことでも、必ずそのツボやポイントがあるように、重心をおさえることが出来るのか、によって結果も大きく変わってきます。
自分の中で大きな問題だと思えていることでも、どこから手をつけていくのか、も重要なポイントになります。
自分の中で問題の棚卸をしてみたときにも、それらがバラバラのように感じられるものであったとしても、その本質は抽象度を高めたところから見ることでシンプルに見えてくることもあります。
全体を俯瞰してみることによって、部分的な問題に振り回されないことが大事、とも言えますね。
細部にこだわる姿勢が必ずしも悪いものではありません。
例えば、ダムが決壊するときにも、最初に１カ所のほころびが生まれることから、一気に水が溢れて出ていくところがあります。
問題解決の視点から見ても、取るに足らない細部がきっかけとなって突破口になり得るところもあったりします。
「蛇のように賢く、鳩のように素直に」という言葉にもあるように、１点集中の際にも、その着眼点が重要だということになります。
そんな１点集中をする際にも、重心を取り違えないように、普段の”問い”も見つめ直していきたいところですね。
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