何でも出来ます、という便利屋のような答えをしているうちは
自分のことがまだ見えていない、ということになってしまいます。
もちろん、あらゆる場面でユーティリティに活躍出来ることには
大きな価値をもたらしてくれることになるところですが
自分にとっての武器は何か?と聞かれたときに
きっちりと答えられる人にとっては
そこに行き着くまでの覚悟にも違いがあります。
一も長ずる所之れなきものは、決して御用ひ遊ばさる間敷く存じ奉り候
(文武稽古万世不朽の御仕法立気付書)
こちらは吉田松陰が藩主に差し出した
「文武稽古万世不朽の御仕法立気付書」の一節であるとされて
人材登用についての意見として触れられています。
重要な役職に登用するときには、ある程度の見識があって
心の定まった人物を登用する必要がある。
相対的な評価ではなく自分の評価の中で
これで生きていく、と心が定まった人物であるからこそ
相手の持つ自信の度合いを計り知ることが出来る、と
読むことが出来るのではないでしょうか。
気持ちが固めるという経験を重ねることで
困難や課題にぶち当たったときにも
乗り越えていくための自分を信じる力に繋がるもの。
そんな経験を通してこそ
良い意味での自分の人生を見据えるうえで
こだわりも生まれてくることになります。
自分にないものを探し続けるのではなく
自分が持っているものをアップデートさせていく。
強みを伸ばし続けていくなかで
逆に弱みとも向き合うことになるので
そのギャップを自分が受け入れられることが
自分の存在意義を感じさせることにもなります。
年齢を重ねていく中で
自分がどんなポジショニングを取り続けていくのか。
そうした意味での客観性を養うことが
人生の充実感を高めていくことになるでしょう!
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