本年最初の三味線の稽古はポカポカ日和でした
総武線も御茶ノ水駅も人は少なめ
ただし、山の上ホテルのコーヒーパーラーヒルトップは満席
つけそば神田勝本には行列
自粛も偏ってます
音福さん元気に営業中
赤暖簾、元気出ます!
厄除けの色!
三味線の音が賑やかに鳴り響き、稽古場フル回転でした
元気が出ます!ここだけは別世界!
<本日の稽古>
「浅草詣り」
今日はぎりぎり鏡開き前、お正月っぽい曲もまだ大丈夫〜
この曲はリズムが変化するので、テンポが難しいです
特に締めの部分は唄う人によって速度も違うし変化するテンポを上手く弾くのは難しい
一番の難関は一の糸の4と二の糸の0で終わる最後の締めの一音
真ん中の糸を触ってピキーンという音が出てしまいます
バチは力を抜いて、4は人差し指をアーチ状に曲げて少し外側で押さえる
コレ家で100回くらいやらないと出来ません・・・
この音は、簡単なくせに一番難しい音
この音がきれいに出るようになったらスゴイよというレベル
「じゃあ、頑張って弾いてみて」
前回から私が一人で弾いて、先生が唄うという稽古をしています
先生は、唄いながら自分の膝をハリセン叩くみたいにしてリズムを取ります
すごくお師匠さんぽい
とにかく、4+0はすぐには出来ないので今後の課題です
そして次の新しい曲いただきました
TV時代劇などで、長屋の衆が唄の稽古をしている場面で必ずこれをやってる
主水さんちの、りつさんとせんさんも三味線屋の勇次にこの曲を習っていた・・・
このお伊勢参りは、特に消し手と打ち指の練習用にと先生が特別に作ったもの
スタンダードな短い曲の中に、けっこう複雑に消し手・打ち指が入り込んでます
楽譜には4カ所注意書きの記載あり
※1 1拍目の4の勘所の音を弾いたら、いったんバチを挙げると同時にあらかじめ6の勘所を押さえてから、改めて6の勘所を弾く。次は1拍目の4の勘所の音を聞いたら、いったんVの指を軽く糸に触れて響きを止めてから1の勘所に指を移し1の勘所の音を弾く。
※2 和音(二つ以上の音を一緒に弾くこと)は二つの音がバラバラにならないように注意する。次の小節はフレーズが終わる和音なので,前の音よりもやや小さめに弾いてフレーズを収めるようにする。
※3 8分休符「ス」の部分で、バチを上げたまま、あらかじめ次に弾く音の勘所を押さえてから「ツ」または「ト」の音を弾く。
※4 8分休符「ス」の部分で、バチを上げたまま、あらかじめ次に弾く音の勘所を押さえてから「ツ」の音を弾き、勘所を押さえたまま次の「ツ」の音を弾く。
これだけ読んでもチンプンカンプン
指の動き、バチの動きを文章で書こうとすると大変すぎる
文章でやり方を学ぼうとしても絶対無理・・・
要予習
頑張ります
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