冬に逆戻りのような冷たい風の吹く日
まだ2月だから仕方ないか・・・
本日の稽古
広島県民謡「敦盛さん」
平家を讃える、偲ぶ歌
口説き、といって歌い手が順に入れ替わって流していくスタイル
三味線というより、聞いていると琴の演奏のような雰囲気の曲
楽譜のイタズラを見て「いつもよく見つけてくるねー」と先生
「画像探すときは5千件くらい見ます」
「どれも同じに見えてきて分からなくなっちゃうんだよ」
「ピンとくるものは瞬間的に見つけます」
先生も画像を探すときがあるのだろうか・・・?
この「敦盛さん」、本手はそれほど込み入った手は無い
どちらかというと、短調で面白くない曲といってよい
最初に先生と一緒に本手の手合わせ、
次に先生が替手を弾いての手合わせ
この、敦盛さんは替手が曲者過ぎる
替手が変化しながら合間合間に複雑に入り込んできます
この替え手が出来るようになったら、祇園小唄の替え手もすんなり出来るに違いない・・・
替手の超難関は、
カエシ
バチを裏返して弾くやり方
琵琶のような、琴のような効果のある感じ
このカエシは簡単にできるものではない・・・
時間をかけてやるしかない
本手は、とりあえず手は間違えないが、
今はただ音を追いかけて弾いているだけなので、強弱をつけられるように
普段はあんまりやらない曲だけど、弾き語りをする時は感情をもろにぶつけるのだそう
もっと感情というか、抑揚をつけて弾けるように要練習です
平家がらみの物語ついでに
先生が佐渡の「相川音頭」を弾いてくれました
平家の物語は歌や芝居の題材になりやすい
戦いに負けた方が悲劇の主人公として成立するスタイル
ところで次は何やりたい?と聞かれたので
懸案になっている「潮来出島」「えんかいな」をリクエスト
この難しい敦盛さん二重奏は、祇園小唄と並んで時間をかけてやるシリーズ入り決定
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紙が要りようになり、帰りに久しぶりにゆしまの小林(折り紙会館)へ
医科歯科大が工事中で中を通り抜けられなくなっていてショック
帰りがてら、ここまで来たら久しぶりに乙コーヒーへ
ここのチーズケーキは絶品なのです
店の雰囲気も、出入りする客の雰囲気も気に入っている
静かな大人のカフェ
ここまで来たら秋葉も近い
初めて秋葉原まで歩いてみましたが、近いので、このパターン増えそう
ネコミミを付けたメイドさんの客引き見ました
まだいるんだなぁ・・・マスクしてるからみんな可愛く見える
ゆしまの小林で典具帖(極薄の土佐和紙)機械漉きだけど手に入りました
ここではまだ貴重な須崎半紙も手に入ります
折り紙なども買って満足満足
三味線の練習頑張ります
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