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2013年05月25日

ジョウジョウ×ヲ×シャクリョウ【後編】






おはようございます。 【前編】の続きです。

この記事から初めて読まれる方は、書いてある内容が
さっぱり分からないと思いますので、先に【前編】を
読むことをオススメ致します。

(前編を読んでも、恐らく何言ってるか分からないですが・・・)

------------------------------

・・・ ・・・ ・・・。

「できる」とか「できない」とかって話じゃない。

「やらざるをえない」のだ。

そして、介護が終る時(介護から開放される時)
ってのは・・・ 

書くまでもないだろう。


そしてその時には、多くのものを失いすぎてる。

自分自身が介護してもらわなきゃいけない
状況ってこともありえる。
(してくれる人が居たらの話だが)


そんでもって介護ってのは、「する側」だけじゃなくて
「される側」もツライんだ。
(今回の記事(前編・後編共に)は基本的に「介護する側」の
 視点から書いてます)

「介護をさせてしまっている」って罪悪感にさいなまれて・・・
でも、どうすることもできなくて・・・

だから、どうすることも出来ない現状にイライラして、叫んだり
暴れたり、時には(場合によっては常に)介護者に対して暴力を
振るったり、罵声を浴びせたり・・・

(申し訳ないと思ってるならまだマシなケース。
 「お前は、私の子供なんだから、親を介護するのが当然」
 「妻(夫)なんだから介護して当然」
 などと思ってて、我がまま放題の場合は最悪)


だけど、どんなに叫んだって状況は改善しない。

身体が動くようにはならない。

痴呆が改善することもない。

どうにもならない。


・・・そして、介護者がその暴力に堪えながら献身的に
介護したところで、やはり状況は良くならない。


ホント、救われない。


また、介護をする側の心情として、苦しんでいる姿を見るのが
かわいそうでツライってのもある。

(被介護者から)「もう、迷惑をかけたくない」

「このまま生き長らえるのはツライ」


楽にしてくれ


と懇願されたら、叶えてあげたいと思うのが
自然な感情なんじゃないのか・・・?


介護ってのは「する側」にも「される側」にも、あるのは
絶望」のみだ。

「もう疲れたから」「イヤだから」「ツラいから」って
放棄することも許されない。

もし、介護をしている「自分」が倒れたら? 
介護を苦に自殺したら?
そしたら「やっと」誰かが代わりにやってくれるのか?

それとも「残された者」は助けを求めるコトもできず、
結局、衰弱死してしまうことになるのか・・・?
そして「両者とも」腐乱死体で発見されるのか?

だったら、いっそ・・・


これを地獄と言わずして何というのか?
(介護に限った話じゃないが・・・)


地獄」ってのは、死んでから行くトコじゃない。
また、悪人が行くトコでもない。

地獄ってのは、生きている間に「見る(体験する)」
ものであり、悪人にも善人にも「平等」に、「ランダム」に
訪れるモノだ。


「努力すれば報われる」?
・・・どこの平和な世界の話だ?

努力なんてもんじゃ抜け出せない「現実」ってのがある。
普段、「普通の生活」をしていたら気付かない(気付けない)
だけだ。


現実ってのは、いつだって「非情」だ。


玄関のドアを一枚開けば、その先には地獄がある。
「玄関」が「平穏な日常」と「地獄」の境界線だ。

そして一度(ひとたび)内側に入ったら・・・
平和な世界(外界)には戻れない。

蜘蛛(クモ)の糸なんて垂れてきやしないんだ。


ナゼ自分だけがこんな目に・・・


理由なんて無い。

誰が悪い訳でもない。

誰も(何も)悪くない。

もちろんアナタにも、なんの落度もない。

「ただ・・・ 運が悪かった」

「たまたま」アナタだった・・・

・・・それだけだ。


だからこそ、余計にやりきれない


そんな現実を知ってもなお、罰を与えようと思うかどうか・・・

「味わう必要も理由も無い」地獄を味わい続けてきた者に対して、

「地獄の苦しみに耐え続けてきた」者に対して、

「自らが限界を迎え、壊れるまで」献身的に努力し、
「自らを犠牲にし続けた」者に対して・・・

なおも苦しみを与え、制裁を加えることが
社会の正義」なのか?

「相手を手に掛けざるをえなかった」事に対し、後悔し、後悔し、
自分を責め続けている者に、

「これ以上何を」反省し、償えというのか。

更生の余地」なんて無いよ・・・


だって既に更生してる

(むしろ、元々更生する所が無いほど正しく、マジメだからこそ
 殺さなきゃいけなくなるまで頑張り過ぎるワケだし・・・)



「本当に困っている」者に対して、「困っている時」に
救いの手を差し伸べることをせず・・・

「コト」が起こってから、
「国が悪い」だの「制度が悪い」だの「役所が悪い」だの
「地域の繋がりが薄い」だの犯人捜しをし・・・

「こんなコトになる前に何とかできなかったんでしょうか?」と
テンプレート通りの言葉を繰り返し・・・

「どんな事情があれ、殺人は許されることではありません」と
事情なんて分かりもしないのに【以下略】


仮に、

「世界一素晴らしい制度」があって、
「世界一優秀な役所の担当者」がいて、
「世界一繋がりの強い地域のネットワーク」があったところで、

「全ての人」を救うのは不可能だ。


一番重要なのは、

「どうにもできないコト」が世の中にはある。
「自分たちの想像が及ばない現実」が世の中にはある。
「限りなく近付くコトはできても、
 理想と現実はイコールにはなりえない」

ってことを「理解して」「受け入れる」事じゃないのか?


現実から目を逸らし、「苦しみ」や「悩み」や「悲しみ」を
全て排除できるなどという「理想論」を妄信するコトじゃ
ないハズだ。


だから・・・ 

私の正義」に照らせば「無罪」だ。


・・・どうすることもできなかったんだよ。

当事者も・・・ 社会も・・・


【追伸】

人間を救う(救える)のは人間だ

神様じゃない。 国でもない。

だからこそ私は、介護に悩み、苦しみ、疲れているアナタに、
何か少しでも救いになるような言葉を伝えたかった・・・。

私にできる事は、言葉を伝えることだけだから。

・・・だけどどうだ? この記事を読んで救われるか?

「アナタ」が余計にツラくなるだけじゃないのか・・・?


私は無力だ。 本当に無力だ。

前後編の2回にわたって記事を書いたというのに・・・

介護に苦しんでいるアナタの心を、少しでも軽くできる
セリフ一つ書けやしない。

でも、何かを書かずにはいられなかった・・・

・・・本当に無力だ・・・orz


くそっ・・・! くそっ・・・!! くそっ・・・!!!

プロフィール
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ひよっこPG
今までのダメダメ人生を何とか変えようと、知識がほぼ0(マイナス?)にもかかわらずiPhoneアプリ開発に挑戦する「ドキュメンタリーっぽいブログ」を書いていましたが、「心の病」が重症化したため無期限休止。 現在は、私自身や私と同じような心の病を抱えている人達の心を癒す「ヒーリングブログ(自虐ブログ??)」を不定期に投稿しております、「自称」ひよっこプログラマーです。 どうかあたたかく見守ってやってください・・・
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