2012年11月01日
ポケットの中の戦争
こんばんは、前回の続きです。
ピッ、ピッ、ピッ、ポーーーン
(日本標準時 00:00:00)
「ヤシマ作戦、スタート!!」
「LANケーブルを抜いた状態での、iMacへの通電開始!」
「対サージ機能搭載型タップのスイッチ切り替え完了!」
「続いてiMacの主電源ON!」
「iMac運転開始!」
「強制冷却装置(CPU冷却ファン)作動!」
「OS(オペレーティングシステム)の読み込み問題なし!」
「ログインパネル、正常に表示されました!」
「手動にてパスワードを入力!」
「ロックの解除を確認!管理者権限でのログイン成功!」
「OSの起動、問題ありません!」
「iMacの運転状況、全て正常です!」
「(心の)最終安全装置解除!」
「撃鉄起こせ!」
「地球自転誤差修正プラス0.0009」
「Ethernetポートへの照準合いました!」
「LANケーブル接続まであと10秒!」「9」「8」・・・・
「接続完了!!」
「ネットワーク状況確認急げ!」
「IPアドレス、正常に割り当てられています!」
「通信速度、自動設定にて100baseTXへ固定完了!」
「その他、各種設定項目も正常値!(たぶん)」
「作戦は成功です!!(たぶん)」
「状況終了!パイロットの保護を急いで!」
・・・ ・・・ ・・・
「綾波っ!大丈夫か?!」
「ひよっこPG・・・また泣いてる・・・何がそんなに悲しいの?」
「バカ・・・違うよ・・・ネットが繋がったから・・・嬉しくて
泣いてるんじゃないか」
「・・・うれしくて?」「うれしいときも涙が出るのね」
「ごめんなさい、私はこんな時・・・どんな顔をしたらいいのか
わからない」「ほんとはうれしいはずなのにね・・・」
「笑えば・・・いいと思うよ」
【追伸】
作戦の成功により、根本的な解決には至っていないものの、
OSを立ち上げてからLANケーブルを繋げば、正常にネットに
繋げることが確認できたので、iMacはとりあえずこの方法で毎回
ネットへ接続しています。
(ネットワークに関してもど素人なので、設定を手動でいろいろ
イジるのが怖く、これで繋がるんなら「まっいっかー」って感じ
です(笑))
読者様の中に、同じようにMacPCが有線で繋がらず、他の様々な
方法を試しても、どうしても繋がらない方がおられましたら、
最終手段としてこの方法を試してみてください。
(毎回のケーブルの抜き挿しが面倒ですが、特に難しい設定は
必要ありません)
今回のトラブルは作戦名(もちろん名称はパクリですけど)まで
付けて、大袈裟に5回に渡って書いてきましたが、大多数の人に
とってみれば、取るに足らない小事かもしれません。
特に、コンピュータに関する知識やスキルが豊富な方にとっては
ほんの十数分で、しかも、もっと完璧な形で解決できてしまう
ような問題だと思います。
では何故、その気になれば2話ぐらいで収められた出来事を
長々と書いてきたのか?
それは、もちろんネタ不足だから・・・
それは、こんな小さな事件でも、素人にとっては行く手に鋼鉄の
分厚い壁が現れるほどのプレッシャーがかかり、突破するには
何時間もの時間を必要とし、体力・精神力とも極限まで消耗して
戦う、まさに「総力戦」であるということを伝えたかったからです。
(いや、ホントですって・・・)
私が伝えたかった大変さを、分かりやすく説明すると・・・
新米のMS(モビルスーツ)パイロットが、初陣で被弾して故障
した「ザクU改」をジャンクパーツで何とか応急修理したあと、
実戦2回目にして、まともな装備もないその機体に乗って
ニュータイプ専用に設計された新型ガンダムに単独で戦いを
挑むってぐらい大変な事なのです。
(もっと分かりやすく説明すると、ブロンズクロスのセイントが、
ゴールドセイントに戦いを【以下略】)
・・・というわけで、ちょっとしたアクシデントでも素人にとっては
命がけ(の2歩手前ぐらい?)の戦いになるわけなのです。
本文の中で、ネットに接続できただけで涙を流すシンジ君
ひよっこPGの喜びが分かっていただけましたでしょうか?