2015年09月08日
片側3車線以上の道路で信号待ちの先頭になった時の注意点
まあ、タイトルには「3車線」以上と書きましたが、
2車線でも十分起こりうるコトですので注意が必要です。
片側が3車線、4車線の道路って当然道幅が広いです。
道幅が広いということは、その道を横断する歩行者が、横断する
のに時間がかかるってコトなんです。
では、ちょっと想像してみてください。
アナタは3車線のうち、真ん中の車線(第2走行車線?)の
先頭で信号待ちをしています。
左右を見ると、両隣ともトラックが信号待ちをしています。
なので、右も左もほとんど見えず、横断歩道も、ほぼ、自分の
正面しか確認できません。
信号が青に変わりました。
右隣のトラックはまだ動き出しませんが、アナタは勢いよく
発進します。
なぜならアナタは早めに加速して、右隣のトラックの前に
車線変更したいと思っているからです。
しかも右隣のトラックがもたついてて「ラッキー!」
次の瞬間、何が起こると思いますか?
そうです、皆さんの想像通りです。
いきなり右隣のトラックの前から歩行者が走って飛び出して
くるんです。
「え?!」っと思いますが、別に不思議なコトじゃありません。
歩行者はいつだって急いでます。
とくに、6車線も8車線もある道路を渡ろうとする時・・・
歩行者信号が点滅していたらどうしますか?
次に歩行者信号が青になるまで待ちますか?
そんな広い道路ですから、何分待たされるか分かったもんじゃ
ありません。
電車に乗り遅れそう、約束の時間に遅れそう・・・
ってなったら、きっとこう思います。
走れば渡りきれる!
それ以外でも、例えば歩行速度がゆっくりな高齢者など、
ゆっくり渡っている途中で信号が変わってしまうことは
よくあるコトです。
そう、右隣のトラックは、もたついていた訳ではなく、
残存歩行者がいたため、待っていたんです。
・・・そんなこと言ったって、トラックで見えなきゃ
防ぎようがないじゃん!
って思うかもしれませんが、諦めるのは早いです(笑)
今回のケースで最善の事故防止策は、
「両隣のトラックが動き出してから自分も発進する」
ことです。
そうすれば、かなりリスクを減らせます。
信号待ちの先頭は、色々な危険が潜んでいるので
注意が必要です。
【追伸】
それにしても、この交通事故防止カテゴリは
久々の更新になりましたね。
クルマを運転する時は、いかに想像するか。
これが大事なんじゃないかと思います。