アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2017年05月20日

「月が綺麗」という言葉を「I love you」だと無条件に変換する馬鹿にうんざり

なんか夏目漱石がかわいそうだなって最近思うんですね。

いつだったかな、確か大学の講義で最初に聞いた気がしますが、

夏目漱石が英語の教師をしていた時に、

「I love you」を訳すなら日本人は「愛してる」ではなく、

「月が綺麗ですね」とした方がいいみたいな事を言ったとか。



その話は表現の1つとして、とても興味深く、講義で聞いた時もなるほどと思いました。


ただ、最近その話が出回りすぎたのか「ほぼネタ」の様に使われている気がする。

そういう話を知った瞬間から使いたがる馬鹿がいても不思議ではないのだが、

世間にはこれほど馬鹿が多いのかと思うぐらいにウンザリしている。


何故今回「馬鹿」という強い言葉で批難しているのかと言うと、

いくつかある馬鹿という言葉の由来の1つに「鹿をさして馬といった」というのがある。

今回、「月が綺麗」という言葉を見れば「I love you」だ!って無条件で言ってる人は、

馬と鹿の見分けもつかないのと同じだなと思ったので、「馬鹿」という事にした。

頭が悪いとか言いたいのではなく、ニュアンスでね…馬鹿だなって。


まあ、ほとんどの人はそんな事言われなくても分かると思うんですよ。

例えば男と女が夜、ムードある状況にあって、男が「今日は月が綺麗ですね」って言ってたら、

ああ…これは口説いてるんだなって。


でも、例えば風俗でお金使ってお店を出た時に夜空を見上げると「月が綺麗だ」って思う時ってありませんか?

…あ、自分だけでしょうか。

例えば百人一首に

「月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど」

という歌がある。

もちろんこれは「秋」という季節も大事な要素ですが、

そもそも「月」というものに対して「寂しさ、虚しさ」というものも感じれるのが日本人だと思うのね。

「月が綺麗」と思う瞬間は「I love you」の1つじゃないだろ。


月の光の下、男と女が2人でムードがあるってのも凄く素敵だと思いますよ。

だから「月が綺麗ですね」っていう口説き方があっても良いのだけど、

どんな状況であっても「月が綺麗」って言ったら「はい、I love you」って変換する人は、

夏目漱石に絶対怒られてると思う…全然伝わってねーじゃんって。

「I love you」を何も考えずに「愛してる」って訳してんじゃねーよって話なのに、

なんで「月が綺麗ですね」を何も考えずに「I love you」に変換してんの。

この馬鹿どもめ!(笑)


そもそも、普通に「月が綺麗」って思う事あるでしょ。

何にも別の意味もなく…月って綺麗な時あるじゃん。


空気を読め、文脈を読めとかあるけど、その前になんとなく分かるじゃん…って思うんだよね。

夏目漱石解体全書






プロフィール
マツゥオコアトルさんの画像
マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
プロフィール
<< 2017年05月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
カテゴリアーカイブ
映画(295)
BMPCC(36)
このココ(13)
夢メモ(32)
日別アーカイブ
最新記事
検索
最新コメント
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。