2017年11月29日
相撲は、日本の国技? 白鳳 日馬富士
相撲は国技ではないと言う説もあり、ちょっと不思議におもうのですが・・・・
相撲取りの世界には、知らないことがたくさんあるので調べてみました
1. 力士の10人に9人はほぼ無給
大相撲の力士は現在700人ほど存在しますが、基本的に給与が支給されるのは十両以上の関取と呼ばれる力士のみ。十両以上の力士は約70人ほどで、幕下以下の力士はほんの少し本場所手当(1場所あたり幕下で15万円、序の口では7万円)などが出る程度で基本的には無給に近い状態となるのです。
しかもその差も大きく、十両になれば月給約100万円を手にすることができますが、幕下になるとほぼ0円に。本当に厳しい世界なのですね……。
2. 部屋の移籍は認められていない
サッカーやプロ野球など、たいていのスポーツでは選手のチーム間の移籍が頻繁に行われていますよね。ところが、大相撲では自己都合による部屋の移籍は一切認められていません。部屋の吸収合併や、親方の独立など、特殊な事情があってはじめて移籍が認められるのです。
3. 幕内で使われたことのない決まり手がある
大相撲では82の決まり手が制定されていますが、そのうちの「たすき反り」「外たすき反り」「撞木反り」「掛け反り」という4つの決まり手は1957年に制定されて以降、幕内で一度も使われたことがありません。ちなみに「たすき反り」は今年の1月場所で十両の宇良関が初めて決め、「掛け反り」は2001年の3月場所で序二段の保志桜が決めています。
4. 現役力士は車を運転してはいけない
大きすぎて運転席に乗れないということではありません。運転免許の取得や免許を更新すること自体は問題なくできるのですが、相撲協会の決まりごとで、十両以上の現役力士は車の運転を自粛するように定められているのです。
5. 土俵には米や昆布、スルメなどが埋められている
大相撲で使われている土俵は土でできていますが、その中央にはさまざまな縁起物が埋められています。主に埋められているのは米、昆布、スルメ、勝栗、塩などで、土俵の神様へのお供え物といった意味合いがあるそうです。
6. 土俵は最後にビール瓶で叩いて仕上げる
土俵は普通の土で作られていて、専用の道具を使って適度な固さに整えていきます。その際に仕上げの道具として使われるのはなんとビール瓶。土俵を最後に叩いたり、土俵の上を転がしたりして固さを細かく調整するのだそうです。さらに、俵もビール瓶で叩いて固くするのだとか。
7. 横綱や大関と対戦せずに全勝優勝した力士がいる
現在は幕内下位でも優勝争いをしている力士は終盤に横綱や大関と対戦するようになりましたが、かつてはこの決まりがありませんでした。1953年の5月場所で全勝優勝を果たした時津山は小結よりも上の番付の力士と対戦する機会がなく、せっかく全勝優勝したのに問題として取り上げられてしまったのです。
8. 最軽量の力士は62キロ
これまでの力士で最軽量だったのは、2014年に新弟子検査を受験した育盛(そだちざかり)。新弟子検査の合格基準の67キロに届かず、直前でおにぎりや大量の水を飲み食いしてなんとか基準に到達した苦労人でした。
しかしその後に体調を崩してしまい、体重は58キロまで減少。さすがに危険だということで家族会議の末、記念すべき初土俵の前日に引退届を出し、通算成績は不戦敗の1敗のみの0勝1敗で力士人生の幕を閉じたのです。
9. 最重量の力士は小錦
一方、これまでの力士で最重量だったのはタレントとしても活躍している小錦(KONISHIKI)。最重量時で285キロあったというのですから驚きです。ちなみに小錦の現役時代には、小錦よりも体が小さい大錦という力士もいました。
10. 最年長力士は47歳でまだ現役!
現在序二段の力士・華吹(はなかぜ)はなんと今年で47歳になった現役最年長力士。昭和時代に初土俵を踏んだ最後の力士でもあるそうです。すでに30年以上現役生活を続けているのですから驚きですね。
11. 珍名力士もたくさん存在した
長い大相撲の歴史の中では当然たくさんの力士が活躍していたわけですが、その中には普通には読めない「珍名」の四股名を持った力士もいました。
その中でも特に「九」と書いて「いちじく」、「子」と書いて「えとがしら」、「一」と書いて「かずはじめ」、「い」と書いて「かながしら」などと言った一文字四股名のインパクトは強烈。まず読むことができないのではないでしょうか。
12. 力士は「ハゲたら引退」はウソ
十両以上の力士は頭に大銀杏を結わなければなりませんが、頭がハゲてしまって結えなくなったら引退をしなければならないという噂を聞いたことはないでしょうか。実はこれは間違いで、髪の毛が1本もなくなっても丸坊主で現役を続けることは可能です。また、頭頂部の毛が抜け落ちてしまっても、側頭部や後頭部に髪の毛が残っていれば大銀杏を結うことはできるのだとか。
(抜粋)
相撲取りの世界には、知らないことがたくさんあるので調べてみました
1. 力士の10人に9人はほぼ無給
大相撲の力士は現在700人ほど存在しますが、基本的に給与が支給されるのは十両以上の関取と呼ばれる力士のみ。十両以上の力士は約70人ほどで、幕下以下の力士はほんの少し本場所手当(1場所あたり幕下で15万円、序の口では7万円)などが出る程度で基本的には無給に近い状態となるのです。
しかもその差も大きく、十両になれば月給約100万円を手にすることができますが、幕下になるとほぼ0円に。本当に厳しい世界なのですね……。
2. 部屋の移籍は認められていない
サッカーやプロ野球など、たいていのスポーツでは選手のチーム間の移籍が頻繁に行われていますよね。ところが、大相撲では自己都合による部屋の移籍は一切認められていません。部屋の吸収合併や、親方の独立など、特殊な事情があってはじめて移籍が認められるのです。
3. 幕内で使われたことのない決まり手がある
大相撲では82の決まり手が制定されていますが、そのうちの「たすき反り」「外たすき反り」「撞木反り」「掛け反り」という4つの決まり手は1957年に制定されて以降、幕内で一度も使われたことがありません。ちなみに「たすき反り」は今年の1月場所で十両の宇良関が初めて決め、「掛け反り」は2001年の3月場所で序二段の保志桜が決めています。
4. 現役力士は車を運転してはいけない
大きすぎて運転席に乗れないということではありません。運転免許の取得や免許を更新すること自体は問題なくできるのですが、相撲協会の決まりごとで、十両以上の現役力士は車の運転を自粛するように定められているのです。
5. 土俵には米や昆布、スルメなどが埋められている
大相撲で使われている土俵は土でできていますが、その中央にはさまざまな縁起物が埋められています。主に埋められているのは米、昆布、スルメ、勝栗、塩などで、土俵の神様へのお供え物といった意味合いがあるそうです。
6. 土俵は最後にビール瓶で叩いて仕上げる
土俵は普通の土で作られていて、専用の道具を使って適度な固さに整えていきます。その際に仕上げの道具として使われるのはなんとビール瓶。土俵を最後に叩いたり、土俵の上を転がしたりして固さを細かく調整するのだそうです。さらに、俵もビール瓶で叩いて固くするのだとか。
7. 横綱や大関と対戦せずに全勝優勝した力士がいる
現在は幕内下位でも優勝争いをしている力士は終盤に横綱や大関と対戦するようになりましたが、かつてはこの決まりがありませんでした。1953年の5月場所で全勝優勝を果たした時津山は小結よりも上の番付の力士と対戦する機会がなく、せっかく全勝優勝したのに問題として取り上げられてしまったのです。
8. 最軽量の力士は62キロ
これまでの力士で最軽量だったのは、2014年に新弟子検査を受験した育盛(そだちざかり)。新弟子検査の合格基準の67キロに届かず、直前でおにぎりや大量の水を飲み食いしてなんとか基準に到達した苦労人でした。
しかしその後に体調を崩してしまい、体重は58キロまで減少。さすがに危険だということで家族会議の末、記念すべき初土俵の前日に引退届を出し、通算成績は不戦敗の1敗のみの0勝1敗で力士人生の幕を閉じたのです。
9. 最重量の力士は小錦
一方、これまでの力士で最重量だったのはタレントとしても活躍している小錦(KONISHIKI)。最重量時で285キロあったというのですから驚きです。ちなみに小錦の現役時代には、小錦よりも体が小さい大錦という力士もいました。
10. 最年長力士は47歳でまだ現役!
現在序二段の力士・華吹(はなかぜ)はなんと今年で47歳になった現役最年長力士。昭和時代に初土俵を踏んだ最後の力士でもあるそうです。すでに30年以上現役生活を続けているのですから驚きですね。
11. 珍名力士もたくさん存在した
長い大相撲の歴史の中では当然たくさんの力士が活躍していたわけですが、その中には普通には読めない「珍名」の四股名を持った力士もいました。
その中でも特に「九」と書いて「いちじく」、「子」と書いて「えとがしら」、「一」と書いて「かずはじめ」、「い」と書いて「かながしら」などと言った一文字四股名のインパクトは強烈。まず読むことができないのではないでしょうか。
12. 力士は「ハゲたら引退」はウソ
十両以上の力士は頭に大銀杏を結わなければなりませんが、頭がハゲてしまって結えなくなったら引退をしなければならないという噂を聞いたことはないでしょうか。実はこれは間違いで、髪の毛が1本もなくなっても丸坊主で現役を続けることは可能です。また、頭頂部の毛が抜け落ちてしまっても、側頭部や後頭部に髪の毛が残っていれば大銀杏を結うことはできるのだとか。
(抜粋)
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