2009年11月26日
ワンルームマンション事業に大手不動産会社が参戦?!
今週の週刊ダイヤモンドに小さい記事でかかれていましたので、解説してみたいと思います。
内容は以下の通りでした。
1.昨年9月に野村不動産アーバンネットがワンルームを2棟販売したところ、あっという間に完売。
2.三井不動産が港区でパークリュクス白金monoという専有面積25u中心の1Kの間取りで総戸数50戸のマンションを12月に発売予定
3.他の大手(東急不動産・大京・オリックスなど)企業も参入を検討中
4.昨年のリーマンショックで金融資産に大きな損害を被った投資家たちが、少なくとも物件は手元に残り、そこそこの利回りを確保できるワンルームマンション投資に殺到しているとのこと
5.ワンルームの専門業者のような、強引な電話営業などイメージが悪かったが、大手はブランド力もあり安心感があるとのこと
6.高値で取得した土地に、そのまま事業化しても利益が取りにくいが、ワンルーム事業で少しでも早く資金回収でき、グロスの価格が安く手離れが良いという事情があるのではないかとのこと
7.ワンルームマンションというとマイナスなイメージを消費者に与える懸念があるので、「投資用ではなくあくまでも自己居住用」ということにしている
大手不動産会社からすれば、ワンルームマンション事業などというのは企業全体の売上高の中では微々たる数字なので、都心部に取得した土地で事業化を見合わせているプロジェクトを以下に早く資金回収するか(保有資産を減らす)、またBS(貸借対照表)に関連して決算への影響も考慮している事もこのワンルームマンション事業に参入している要因としては考えられます。
尚、中堅の不動産会社では、金融機関にワンルームマンション事業を行うので融資してほしいとお願いしたところで、まず100%融資は受けられませんので、事業を行うことはほとんど難しいでしょう。
但し、儲かることなら何でもやるという姿勢については、一流・有名企業であっても?ではないでしょうか。片手間(わずかな期間)ではなく、継続してきちんと事業を行ってもらいたいですね。
以上
※現在、「マンションってどうよ?関東版」というNPOが運営するサイトにて、マンション購入の専門家(「マンション購入コンサルタント・K」という名で)として回答していますので、よろしければ是非ともご覧ください!!
内容は以下の通りでした。
1.昨年9月に野村不動産アーバンネットがワンルームを2棟販売したところ、あっという間に完売。
2.三井不動産が港区でパークリュクス白金monoという専有面積25u中心の1Kの間取りで総戸数50戸のマンションを12月に発売予定
3.他の大手(東急不動産・大京・オリックスなど)企業も参入を検討中
4.昨年のリーマンショックで金融資産に大きな損害を被った投資家たちが、少なくとも物件は手元に残り、そこそこの利回りを確保できるワンルームマンション投資に殺到しているとのこと
5.ワンルームの専門業者のような、強引な電話営業などイメージが悪かったが、大手はブランド力もあり安心感があるとのこと
6.高値で取得した土地に、そのまま事業化しても利益が取りにくいが、ワンルーム事業で少しでも早く資金回収でき、グロスの価格が安く手離れが良いという事情があるのではないかとのこと
7.ワンルームマンションというとマイナスなイメージを消費者に与える懸念があるので、「投資用ではなくあくまでも自己居住用」ということにしている
大手不動産会社からすれば、ワンルームマンション事業などというのは企業全体の売上高の中では微々たる数字なので、都心部に取得した土地で事業化を見合わせているプロジェクトを以下に早く資金回収するか(保有資産を減らす)、またBS(貸借対照表)に関連して決算への影響も考慮している事もこのワンルームマンション事業に参入している要因としては考えられます。
尚、中堅の不動産会社では、金融機関にワンルームマンション事業を行うので融資してほしいとお願いしたところで、まず100%融資は受けられませんので、事業を行うことはほとんど難しいでしょう。
但し、儲かることなら何でもやるという姿勢については、一流・有名企業であっても?ではないでしょうか。片手間(わずかな期間)ではなく、継続してきちんと事業を行ってもらいたいですね。
以上
※現在、「マンションってどうよ?関東版」というNPOが運営するサイトにて、マンション購入の専門家(「マンション購入コンサルタント・K」という名で)として回答していますので、よろしければ是非ともご覧ください!!
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