池袋。大沪邨。だうつん。
西口。ロサ会館にくっついているビルの3階。1階のごちゃごちゃした風景は池袋を知っている人なら見覚えがあると思う。あそこの3階。
入口のランチメニューに「葱油ソバと上海大ワンタンスープ」というのを見かけて、よく知らないけど行ってみる。
3階の店の入口。
予想外の風景。入るのがためらわれる。夜なら絶対入らない。
ドアノブに手書きの中国語で営業中とある。昼だし、まぁ、いいやと入る。
店内は入口程変わっていない。
よくある中国人の中華料理屋。
テーブルにランチメニューが置いてある。
日本語も書いてあり写真も出ているのでイメージできる。大丈夫だろう。
店頭で見た「葱油ソバと上海大ワンタンスープ」を注文する。
「葱油ソバと上海大ワンタンスープ」。680円。漬物と豆がつく。
葱油ソバ。
上海大ワンタンスープ。
上海大ワンタンスープはちょっと驚くほどシンプルな塩味。
ワンタンはしっかりしている。なるほど。大ワンタンだ。大きい。
たまにジャリっとした食感のものがあるのが少し気になる。何だろう。
一方、油ソバ。
クラシックな中華麺。スーパーで売ってそうな細麺。
底の方に濃いスープがあり、よく混ぜて食べてくださいとの事。それは日本の油ソバと同じなのだが。
すごく油っぽい。
ちょっと油断した。日本の油ソバを軽くイメージしていた。
日本の油ソバは字面程油っぽいものではないじゃないですか。他の味もいろいろあるし。
これは純粋に油のソバだ。
これ、トラディショナルな中華料理なのかな。日本の油ソバを独自に解釈したんじゃないだろうか。油の麺かと。
表面の黒いものは何だろう。食事中ずっとわからなかったんだが、後からメニューに「葱」と書いてあったなと思い出す。ネギをこがしたものか。こがす理由は自分にはちょっとわからなかった。
油が強くて、味に影響はない。
ワンタンがあったので完食はした。
油ソバ、味付けも具材もシンプル過ぎるんじゃないかな。ワンタンもシンプルだったが。
帰って来てから食べログを見たら3.46。
え？
いいコメントばかりが並ぶ。
うーん。夜の居酒屋が本領なんだとは思う。ハズレのメニューだったのかな。ちょっと自分にはわからない。