池袋。「スパイスらぁ麺 喰JACK(くじゃく)」。
東口。サンシャイン60通りから「カレーは飲み物。(壺)」の少し先。「鬼金棒」の向かい。
「三代目ねかし」「ホルモン拉麺 炎のモツ魂」「ローストビーフ油そば ビースト」などの跡地。
今一の店の墓場。
今回は「スパイスらぁ麺 喰JACK(くじゃく)」。ちょっと前に開店した。
「釈迦」の真似だな。
インスパイアと言うのかもしれないが、「スパイスらぁめん 釈迦(しゃか)」に対して「スパイスらぁ麺 喰JACK(くじゃく)」。似せてきているとしか思えない。
ただ、独自のアレンジは少しある。「スパイス増量 2種まで無料」という事でデフォでも入っているスパイスのうち「クミン」「コリアンダー」「クローブ」「ジンジャー」「花椒」「ブラックペッパー」から2つ増やせる。クミンとブラックペッパーにした。
追加のスパイスは別皿で先に提供される。自分で擦るシステム。香りがよくてこれはいい。
なお、スパイスには「効用」と「スパイス言葉」が書いてある。
クミンの効用は「アンチエイジング」。スパイス言葉は「忠誠・欲望」。ブラックペッパーの効用は「ダイエット」。スパイス言葉は「保護・悪魔祓い」。
効用もそうだけど、スパイス言葉より、どんな香りとか、そういう説明があった方がいいとか言ったらダメなのかな。ネタのつもりか。
ちなみにブラックペッパーを選んだのはダイエットや悪魔祓いの必要があったからではなく普通に胡椒が欲しかったからだ。
「叉焼黒孔雀」。1,400円。
かなり大きな器に入って来る。カウンターの前に置かれて「重いですよ」と言われる。実際重かった。手をケガしている時とか、力が弱い人にはきつい。客に持たせる重さじゃない。客の前にちゃんと置いた方がいい。
メニューはまず「黒孔雀」と「紅孔雀」のどちらかのスープを選ぶ。
黒孔雀は醤油。紅孔雀は塩+トマト。黒孔雀にする。
初期状態はスパイスが溶けていない状態で出て来る。
辛さは普通から20辛。それ以上の天獄とか極楽浄土とかもある。5辛までが初心者向けで追加料金なし。5辛にする。
麺は細麺か太麺。さらに有料で「さつまいも春雨麺」「平打ちライスヌードル」が選べる。
太麺にする。
食べてみる。
スープはなかなかおいしい。スパイスらぁ麺と名乗る通り、スパイスが重なってなかなか深みのあるカレーの味。
麺は、普段のラーメンだと太い方が好きなのでつい太麺にしたのだが、これはトラップだった。
カレーヌードルだと、自分の味を主張する中華麺はあまり合わない。カレーを活かすように麺は脇役に回った方がいい。
春雨麺やライスヌードルだと麻辣湯的になる。中華麺より合うと思うが、ただ、できればこのスープに合うような麺を用意してほしかった。正解は店側で、少なくとも一つ用意しておいてほしかった。
ダメじゃないんだけど。
途中でクミンとブラックペッパーを入れる。元の味が濃いので、急激な味変にはならないが、少ししまる。
麺を食べている時には気にならなかったが、最後にスープだけになると、5辛でもけっこう辛い。CoCo壱で言えば3辛と4辛の間ぐらい。あぁ。スパイスの追加次第でこのあたりは変わるか。
最後はパクチーの後味になる。
基本的にはおいしかった。
釈迦ほど完成度は高くないが。
食べログではまだ店のポイントはない。口コミは2件だけ。個人的には3.4。クオリティは悪くないが模倣店というイメージは否めない。
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