池袋。「腹八分目 池袋西口店別館」。
西口（北）。ロサのエリア。中央通り。魚金の隣。
3階の「海峡」と同じグループ。同じビルの4階。すぐ近くに「池袋西口店」もある。
最近になって「腹八食堂はじめました」とランチ営業を始めた。
店頭のランチメニューは唐揚げのバリエーションが数種類。
通り過ぎた後、何だか唐揚げの気分になって戻ってくる。
「元祖 伝説の若鶏唐揚げ定食 でんから4個」。759円。
「でんから」とは「伝説の若鶏唐揚げ」。4個と5個が税別100円の違いで選べる。4個にした。
ご飯の大盛りは無料。それほど腹も減ってなかったので今日は普通にしてもらう。
ご飯は「ひとめぼれ」。炊き方もいいし、おいしい。この「ひとめぼれ」に一つの価値がある。
みそ汁もしじみが入っていておいしい。一手間しっかりかけておいしく作ってあるみそ汁。このみそ汁もいい。
でんから4個。一つ7〜8cmぐらい。程よく大きい。
この唐揚げが「からあげグランプリ」で金賞3回。最高金賞1回受賞したものだそうだ。東日本No.1。
上手に揚げてある。中身は程よくジューシー。
食べてみる。
うまい。いや。見てわかるうまさなのだが。見た通りにうまい。
非常に模範的な唐揚げ。
衣にほんのり生姜とニンニク、その他の風味がバランスよくミックスされていて、鶏肉も程よくジューシーで実にいい。
このうまさを一番わかりやすく表現するとたぶん「うまい弁当屋の唐揚げ」。
いや。最高金賞が弁当屋の唐揚げとはどういう事かと思われるかもしれないが、すごく正統派なんだ。
多数が目指すうまさ。
そして最高金賞受賞は2013年という事なので、実際、その後に広まった節も感じられる。
この数年でクオリティの高い唐揚げがところどころに出てきたという実感はある。
それまでの手抜きのものとは一線を画す、うまい唐揚げ。
いい事だ。
その後、さらに工夫したものも出てきた。ケンタッキー的にさらにスパイスに凝ったものとか。
それらと比べると腹八分目のでんからは正統派すぎるという感想もあるかもしれない。
最高金賞受賞のわりには普通にうまい。どこかで食べた事がある味と。
ただ、正統派で正しく普通にうまく、クオリティはやはり一定以上。
これはうまい唐揚げと言っていい。
正しく、うまい唐揚げ。
ちなみに食べログで腹八分目の「池袋西口店別館」の口コミは0。「池袋西口店」と混同されているのか。
個人的には3.4。
腹八分目のでんからうまい。そしてこのランチいい。居酒屋のランチとして上の方。
帰りに次回使える「伝説の若鶏唐揚げ1台プレゼント券」というのをもらった。1台？ と思ったらどうも1皿の事のようだ。そして、この1台、280円で信じられないような量の写真が出ていた。さらに他のメニューも全品280円。
なるほど。そういう系だ。みんな大好き安い系。しかし、繰り返すが腹八分目のでんからうまい。一定以上の質。
 | 価格:3,980円 |
 | 価格:2,400円 |
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