恵比寿。「MASA’S KITCHEN 恵比寿（マサズキッチン）」。
東口。
平日開店時間11時30分のところ12時40分ぐらいに着くとそのまま入れる。客の入りは4割ぐらい。出遅れた昼に入れそうな店というチョイス。
コンパクトな店内は小ぎれい。小人数のランチ会によさそう。
ランチはコースもあるが2,000円ぐらいでちょっと個性のあるメニューが並ぶ。「ふんわり蟹玉ご飯XO醤ソース」というのにする。
生ビール。950円。
前菜２種盛り合わせ。950円。
説明してくれたのだが聞き取れなかった。何気においしい。技術と志の高さが感じられる。やる気のある店だ。
それがない店も多い。
スープ。かなり熱い。最後に水を飲みながら飲む。
「ふんわり蟹玉ご飯XO醤ソース」。2,000円。
かなり皿が大きい。その分料理も大きい。
中身は白米。米より圧倒的に玉子が多い。さらにXO醤ソースが海のように広がる。
食べてみる。
少しピリ辛のXO醤ソースがおいしい。ネギの入ったふんわり蟹玉もいいバランス。
天津飯については日本中が思考停止になっているような中でよく考えたなと思う。
関東とか関西とか、それすらも意識されていないような日本中の天津飯について、いや、天津飯のポテンシャルはもっとあると言いたい。
ライスにオムレツをのせた料理にどういうソースをかけるか。どういうオムレツにするか。どういうライスにするか。そう考えてほしい。
昭和で止まったカレーライスと、その後進化したカレー。
昭和で止まったラーメンと、その後進化したラーメンやつけめん。
そういう革新的なポテンシャルが天津飯にはまだある。
この「ふんわり蟹玉ご飯XO醤ソース」は一つのいいアンサーだ。
惜しみない拍手を贈りたい。
小籠包が３個ついた。
いい食事だった。
この「ふんわり蟹玉ご飯XO醤ソース」は料理人や飲食店経営者などたくさんの人に食べてほしい。
XO醤やピリ辛を入れた天津飯。それをイメージして作ってもらってもいい。
天津飯のニュータイプが今後誕生してくる世界。想像しよう。Imagine。
食べログで3.71。うん。いい店だった。個人的には3.6。ごちそうさまでした。
 | 価格:8000円 |
 | 価格:6000円 |
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