池袋。「ブリサ （BAR BURISA）」。
東口。サインシャイン60通りの入口の脇。グリーン大通りに面した側。
「ミルキーウェイ」や「宮城野」の建物の1階。「SPAZIO」の跡地。
ちょっと前にできた印象だったが2019年8月8日の開店。そろそろ1年になる。
店頭にランチメニューが控えめに出ている。
「南欧風マグロ丼」「ハンバーグステーキ」「チキンミルフィーユ」。週替わりランチは「アンチョビとトマトのバジルリゾット」「タコスミートサラダ」。
選択肢が少ない。大体スルーする。たぶん他の人もそうだと思うが、ここはサンシャイン60通りの入口の脇なので、ここで足を止めずにもうちょっと歩いてみるかという気になる。
少し前にもスルーして、それから数日、頭の中のほんの少しの部分で、チキンミルフィーユか南欧風マグロ丼の二択で考え、かつ、南欧風マグロ丼って何となくイメージできるが、実際のところどういうものなのだろうと思い、今日は中に入ってみる。
店の人に「マグロ丼って何がかかっていますか？」と聞くと「カルパッチョ風でオイル」というような答。おかしなものでもなさそうなので、それにする。
アイスコーヒー。ドリンク付き。
サラダとスープ。スープはミネストローネ。ミネストローネは手抜きじゃないスープというイメージで好印象。
「南欧風マグロ丼」。880円。
カルパッチョ風。
ちなみにカルパッチョは元々、牛肉の料理で魚のカルパッチョを始めたのは「ラベットラ ダ オチアイ」の落合シェフ。
十穀米にキャベツとピクルスとカイワレとマグロが乗る。
なかなかおいしい。漬け丼とはちょっと違う南欧風マグロ丼。どのあたりが南欧風なのかは、何となくのイメージでいいと思う。
十穀米とマグロが合う。
たまにいいかなという料理。
人が少なく、とてもゆったりできる。
今の時期、これは価値が高い。
東口五差路交差点が見えるここはちょっとしたエアポケット。
食べログでは3.01。口コミは1件しかない。個人的には3.3。数字以上に居心地はいい。
BARと書いてあるがスペイン料理・イタリアン・ダイニングバーというジャンルだそうだ。
「BURISA」はどういう意味かと思って調べてみたが、そのものの言葉は見当たらなかった。スペイン語の「brisa」だと「風」。これかなと見当をつける。店名がどこかの言葉そのものでないといけないという事はもちろんまったくない。
池袋の駅に近くて、小ぎれいで、ゆったりしたランチを安くとるのにいい店。
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